齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1ページが厚いので結構サク読みできた。
本を読むことの良い面を、主に思考力、認識力の観点から書かれている。
すでに本を読む人はモチベーションが上がったり、読書の幅を広げることができると思うし、読書する人になりたい、、と言う人は夢を見れる、そんな内容だった。
個人的には手を出したことのなかった古い作品が、著者のおすすめ理由とあらすじを添えてたくさん出てきて、早速いくつかメモとっといた。
楽しむための読書と仕事のための読書、今までは主にその2つだったけど、この本をきっかけに教養のための読書もいいなあと。
特に共感したのが以下の文
「この世を過ごす上で、深くてすごいものに出合うだけでも、もう時 -
Posted by ブクログ
印象に残ったのは、「やる気」は気持ちの問題ではなく、ある程度は技術としてつくることができる、という考え方である。
私はこれまで、「やる気があるから行動できる」と考えることが多かった。しかし本書では、むしろ逆の考え方が示されている。脳のメカニズムとしては、やる気があるからできるのではなく、まず刺激を与え、行動を始めることで、やる気のスイッチが入るという。最初は面倒だったことでも、手をつけているうちに作業興奮の状態に入り、次第にスラスラ進むようになる。そう考えると、やる気が出るのを待つ必要はない。まず始めてみること自体が、やる気を生み出す方法になる。
単に「とにかく動け」と言っているわけではな -
Posted by ブクログ
「こんなことを言うと、相手にどう受け取られる
だろうか」「こんな質問をしたら、
引かれるかも」というためらいが、会話の盛り上
がりに水を差すことがあります。
「どうせ自分は話すのが苦手だから」と引っ込み
思案になったり、「あの時ああ言えばよかった」と
悔やむこともあるかと思います。
しかしそれらは全て「思い込み」なのです。
「何を話そう」と考えるばかりに意識がいって
しまい、後手後手に回ってしまう。
大切なのは「この場をどうしようか」と言う意識
なのです。その意識を持つだけで、
出てくる言葉は変わってきます。
つまり「中身」よりも「その場の流れをキープする」
のです。例えば相手の話を -
Posted by ブクログ
2016年に書かれた本で、2020年から導入されようとしていた「アクティブ・ラーニング」に対する懸念を交えながら、次世代の教育がどうあるべきかを説く。
古今東西の教育者、哲学者、歴史上の出来事、それに自らの教育プログラムなど幅広く事例を挙げて、安易に外国の教育方法を取り入れることに警鐘を鳴らしている。また、日本がこれまで行なってきた「暗記重視の教育」を全否定することにも異を唱えている。
繰り返し語られるのが「型を学ぶ大切さ」「基礎がまずあっての、新しい発想」ということだ。過去のやり方が全て正しいとは言えないまでも、まず基礎となる力が身についていない状態での発想は「ただの思いつき」であり、自 -
Posted by ブクログ
読書好きには、とてもためになる良い本。
以下は心に残った内容。
・思考を深めるには、読んだ本を人に語るのが1番。語る人がいなければ、レビューを読み、頭の中で同意したり反論したりするだけでも思考は深まる。
・理系の本や古文などとっつきにくい本も、飛ばしながらでも読めばだんだん読めるようになり、知識や教養が身につく。知識や教養がある人こそ、心の底から驚くことができる。
・ある分野に詳しくなりたければ、新書を5冊読目ば詳しい人に、20冊読めば、一般人と比べれば専門家になれる。
・ベストセラーは、その時代の空気にマッチしている、流行っているうちに読んでしまう。周囲の反応もあり、理解もしやすい。 -
Posted by ブクログ
本との向き合い方が大きく変わった。
本書を読んだ後に読書をしたら、一文一文をより大切に読むことを無意識的にしていた。
「自分の中に著者の思考を装備することができる」
「著者のメッセージは、その時代、そこに生きた著者からの、読者に向けたプレゼントです」
といった遅読のメリットが多く書かれており、これまで私は、理解に時間を要するものは理解しようと努めていなかったことに気がついた。何故なら、「速読」が良いこと、「より多くの本に触れること」が良いことだと誤認していたからだ。
しかし、「遅読」という方法を知り、難読なものほど時間をかけて読みたい、味わいたいと思うようになった。
要所要所で筆者が -
Posted by ブクログ
序章と1章に読書の意義がかかれていて、私が普段から思っていることが書かれていました。読むたびに「そう!その通りなのよ!!」と共感できました。ほかにも、紹介されているテクニックの中には私が普段から行っているものが書いてあり、私もいっぱしの読書家なんだと自信になりました。また、私の知らなかったテクニックもありました。とくに、考えることと知を深めることが大好きな私にとって、「同じ系統の本を20冊読んだらSランク」と「名著の登場人物を自分の周りの人に例えると誰かを考える」というテクニックは心に刺さりました。そして、今まで遠ざけていた難しい本、本物にも触れて、読書家の境地にたどり着きたいと思いました。