齋藤孝のレビュー一覧
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「なんで勉強するんだろう?」「10歳のミッション」、そして今回「10歳の選択」を読んでみた。
悩み多き年頃になった小5の息子に読んでもらうために買ったが、自分が読んでから子供に勧めたいため一気読みした。
大人でも役に立つことが書かれているし、忘れていたことを思い出せて良いきっかけになった。
子供にも理解しやすい言葉で書いてあるので息子もこの本を読むだけでよく理解できると思う。
「優先順位をつける」話は、私もやってみたい!
一日の過ごし方を例にすると、まず、優先順位を1位〜3位まで紙に書き出す。そして、1位(一番大切なこと)からやる。それが終わったら、2位に取り掛かるのではなく、もう一度1 -
Posted by ブクログ
さすが齋藤先生!
小4くらいからであれば、子供が一人で読んでも理解できる内容。
前半は、学ぶ意味について科目別(国語、算数、図工、など)に書かれている。後半はテストの点数で表せないけど大切にしたいこと(心の強さを育てること)について書かれている。
元々は小5の息子が「学校つまらない」「授業がつまらない」と言うことが多く、なぜ小学校に行く必要があるのか?について、私なりにもう少し深く考えて、自分の考えをまとめてから息子に話をしたいと思ってこの本を手に取った。
この本は子供目線で書かれているので自分も子供の頃の気持ちを思い出しながら読んだが、間違いなくこの本は子供の心に寄り添ってくれる。
一度 -
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なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書)
by 齋藤孝
では、なぜ学ばなくなったのか。それに対する私の端的な回答は、「リスペクト」という心の習慣を失ったからだ、ということです。
繰り返しますが、仏教を敬っていた奈良・平安時代から、日本はずっと「リスペクト社会」を貫いてきました。学びや教養を一段高いものと見なす風潮が、社会に充満していたのです。 ところが、ある時期を境にして、日本には「バカでもいいじゃないか」という空気が漂いはじめました。ある種の「開き直り社会」ないしは「バカ肯定社会」へと、世の中が一気に変質してしまったのです。
しかし今は、自分という核を持たないま -
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思春期にかかった子どもに、何かよい一言をかけることができるかと思って、読んでみる。
友だちづきあいを無敵にする3つの力として、
1) 「気の合う友だちをつくる」力
2) 「気の合わない相手ともうまくつきあう」 カ
3) 「ひとりを楽しめる」カ
を提示し、それぞれ力をつけるための方法を具体的に説明してくれる。
自分も友だちを作ることはあまり得意ではなかったし、今でもそんなに得意ではありません。
ただ、そんな自分にダメだと閉じ籠もることなく、前向きにどうしていこうかと考えるようになれるきっかけとなる一冊だと思います。
折を見て、子どもにも薦めてあげたいと思いますが、読んでくれるかな(笑)。 -
Posted by ブクログ
圧倒的にわかりやすい
わかりやすく説明するための技術
筆者自身、この本のことを「説明力トレーニング教室」と話している通り、わかりやすく説明するためのコツや、身につけるための方法がぎゅっと詰まった一冊。
特に意識したいと思ったポイントは3つ。
・ポイントを3つに絞る。
・具体例や例えで端的に表現する。
・時間感覚を身につける。
上手な説明にこれらが必要な理由と、鍛え方も説かれている。
引用
・説明力というものを大まかに分解していくと、そこに求められているのは、前述した「時間感覚」と、内容の本質をつかむ「要約力」になります。そしてもう一つ、具体例を挙げる「例示力」も必要な要素といえます。
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Posted by ブクログ
こども調べ方教室の参考文献に記載されていたため読みました。
印象的だったのは「アウトプットを前提に調べる」。
つまりアウトプットを目的において調べると、意識せずともとにかくアウトプットに必要な場所だけを見たり調べたりするようになるよね、ということです。
これは実感していて、たとえばトラブルシューティング時知りたいのは「つまり、何をどうすれば良いのか」です。
どんな仕組みかとか、どんな経緯でそれが作られているかは知らなくても良いのです。
すると自然ととにかくどうやれば解決できるのか、がより具体的に書かれている情報だけを見ようとします。
おかげで調査にかける時間も、解決までの時間も減らす -
Posted by ブクログ
子供たちがコミュニケーションにおいて大人との、またその過程において必要な言葉を学ぶための本です。
この本は、子供たちが普段使う言葉だけでなく、少し難しい言葉や専門的な言葉も取り上げています。また、言葉の意味だけでなく、実際の使い方や例文もわかりやすく解説されています。
読んでみると、実際に自分が使っている言葉に限定されていることに気づきます。改めて言葉の幅が狭いことに反省もす?る。誰かと話す時に、もっと自分の意思や感情を上手に伝えるためには、もっと言葉を増やさなければいけないなと思います。
特に印象に残ったのは、日常会話ではあまり使われないけれど、たまに耳にする言葉がいくつかありました。 -
Posted by ブクログ
2010年の本です。でも古くない。今でも通じる考え
です。
ここで言う喫茶店とはカフェを指します。
今ではカフェで仕事や勉強をしている人がいるのは
当たり前の風景です。
そういう環境に自分を置けば、自ずとオンのスイッ
チが入ります。それを使わない手はないです。
スイッチが入るということは効率も上がるというこ
とです。ならばさらに効率を高め、集中できる心構
えもあらかじめ作っておく。
そんな心構えと準備を説いた一冊です。
人の目がある限られた時間と空間。そしてコーヒー
という頭が冴える(と思える)飲み物もあります。
カフェこそクリエイティブな考え方を生み出すこと
ができる最高の場所 -
Posted by ブクログ
ネタバレメンタルを保つための方法がたくさん書かれていてかなりタメになった。
・自分のコントロール外の事は気にしない
・怒りは6秒間耐える
・自分のミスを笑い飛ばす余裕を持つ
・時々の初心を忘れない
・聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
・60点主義。60点で合格とする
・性格を変えたいときは行動を変える
・好きなものをシェルターに(偏愛)
・評価とモチベーションは結びつけない
・気が乗らなくてもとりあえずやってみる
・「嫌い」をやめ「好き」と「普通」に分ける
・ネガティブな感情は細分化する
人は3つ嫌な事があると全てが嫌になる
細分化して1つ1つ解決していく