齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「こんなことを言うと、相手にどう受け取られる
だろうか」「こんな質問をしたら、
引かれるかも」というためらいが、会話の盛り上
がりに水を差すことがあります。
「どうせ自分は話すのが苦手だから」と引っ込み
思案になったり、「あの時ああ言えばよかった」と
悔やむこともあるかと思います。
しかしそれらは全て「思い込み」なのです。
「何を話そう」と考えるばかりに意識がいって
しまい、後手後手に回ってしまう。
大切なのは「この場をどうしようか」と言う意識
なのです。その意識を持つだけで、
出てくる言葉は変わってきます。
つまり「中身」よりも「その場の流れをキープする」
のです。例えば相手の話を -
Posted by ブクログ
2016年に書かれた本で、2020年から導入されようとしていた「アクティブ・ラーニング」に対する懸念を交えながら、次世代の教育がどうあるべきかを説く。
古今東西の教育者、哲学者、歴史上の出来事、それに自らの教育プログラムなど幅広く事例を挙げて、安易に外国の教育方法を取り入れることに警鐘を鳴らしている。また、日本がこれまで行なってきた「暗記重視の教育」を全否定することにも異を唱えている。
繰り返し語られるのが「型を学ぶ大切さ」「基礎がまずあっての、新しい発想」ということだ。過去のやり方が全て正しいとは言えないまでも、まず基礎となる力が身についていない状態での発想は「ただの思いつき」であり、自 -
Posted by ブクログ
読書好きには、とてもためになる良い本。
以下は心に残った内容。
・思考を深めるには、読んだ本を人に語るのが1番。語る人がいなければ、レビューを読み、頭の中で同意したり反論したりするだけでも思考は深まる。
・理系の本や古文などとっつきにくい本も、飛ばしながらでも読めばだんだん読めるようになり、知識や教養が身につく。知識や教養がある人こそ、心の底から驚くことができる。
・ある分野に詳しくなりたければ、新書を5冊読目ば詳しい人に、20冊読めば、一般人と比べれば専門家になれる。
・ベストセラーは、その時代の空気にマッチしている、流行っているうちに読んでしまう。周囲の反応もあり、理解もしやすい。 -
Posted by ブクログ
本との向き合い方が大きく変わった。
本書を読んだ後に読書をしたら、一文一文をより大切に読むことを無意識的にしていた。
「自分の中に著者の思考を装備することができる」
「著者のメッセージは、その時代、そこに生きた著者からの、読者に向けたプレゼントです」
といった遅読のメリットが多く書かれており、これまで私は、理解に時間を要するものは理解しようと努めていなかったことに気がついた。何故なら、「速読」が良いこと、「より多くの本に触れること」が良いことだと誤認していたからだ。
しかし、「遅読」という方法を知り、難読なものほど時間をかけて読みたい、味わいたいと思うようになった。
要所要所で筆者が -
-
Posted by ブクログ
序章と1章に読書の意義がかかれていて、私が普段から思っていることが書かれていました。読むたびに「そう!その通りなのよ!!」と共感できました。ほかにも、紹介されているテクニックの中には私が普段から行っているものが書いてあり、私もいっぱしの読書家なんだと自信になりました。また、私の知らなかったテクニックもありました。とくに、考えることと知を深めることが大好きな私にとって、「同じ系統の本を20冊読んだらSランク」と「名著の登場人物を自分の周りの人に例えると誰かを考える」というテクニックは心に刺さりました。そして、今まで遠ざけていた難しい本、本物にも触れて、読書家の境地にたどり着きたいと思いました。
-
-
Posted by ブクログ
一番印象に残ったのは、「努力は、やらなければならないからするものではなく、自分が磨かれていくことを楽しむためにするもの」という考え方でした。
これまでの私は、努力を義務のように捉えていました。しかし、この考え方を知ってからは、「自分が成長していく過程を楽しめばいいんだ」と思えるようになり、努力に対する見方が大きく変わりました。
もう一つ印象に残ったのは、「勉強は伝言ゲームの発展形」という言葉です。
私はインプットに偏りがちですが、本当に理解している人は、人に分かりやすく伝えられます。だから今後は、「この内容を誰かに説明するとしたら、どう伝えるか」という視点を持ちながら学んでいきたいと思い