齋藤孝のレビュー一覧
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考え方の教室
著:齋藤 孝
岩波新書 新赤版1571
柔軟で強靭な思考力を身につけるための16のレッスンとあります
考えるとはどういうことかを、具体的に説明するのが本書の目的です
気になったのは、以下です
【第1回】
・ゼロから考えるのではなく、すでにあるものの「組み合わせを考える」ことから、何か新しいものを考えてみるとしたらどうでしょう
・組み合わせを変えていく
・問題と気分を切り離してみる
・問題をできるだけ小さく切り分けてみる
・多様な考え方を身につけることによって、心理的な安心が生まれ、問題解決に取り組みやすくなる
【第2回】
・自分の好きなテーマで、自分だけのベスト10をつくっ -
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■ワードセンスを磨くと6つのメリットが生まれる。
①単純に人生が楽しくなる
②自分のコミュニケーション能力も磨かれる
③面白いことが言えるので場が盛り上がる
④みんなの共感が得られる
⑤言葉の選択を間違えないので、パワハラ、セクハラに巻き込まれないですむ
⑥言葉を選ぶ作業を通じて本質を掴む力が磨かれる
■ワードセンスを磨く5つの心構え
①ワードセンスという概念を確立する
②ワードセンスに気づくようにする
③気づいたら自分でも使ってみる
④更に伝えたいという強い意志を持って発信する
⑤並行して日常的に優れたワードセンスに触れ、センスを磨く
■わーそセンスを磨く練習法
①身の回りのものにキャッチコ -
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ネタバレ第1章では、人をひきつける話す力とは何かについて。
第2章では、頭のいい人の話す力の3つの要素について。
第3章では、より深い話ができるようになるトレーニング法について。
という構成。
人をひきつける話す力
・15秒の話にどれだけ意味のある話を入れ込めて話せるか?
・今/この場で/なぜこの話をしなければならないのか
必然性を込められているか?
・自分の経験に関係があって共感作用が起こった時は本気で話を聞く
私自身は、必然性を込めて、共感作用を起こせるような聞き手に発見がある話し方ができていないと感じました。
『単なるお喋りな人は、話す力がない』と記載があり、
自分自身も含め、周りでもそうい -
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なんとしても、引用したい文を見つけようと思って読むと読む際の積極性が格段に高まる
論理と言うより感覚で選ぶ方が、自分自身にとっても気づきのある感想文となりやすい。なぜこのバラバラに見える。3つの文を自分は選んだのだろうかと自分の内側を探っていくと感想は深まる。
引用なくして読書なし 引用力なくして、古典力なし
古典は孤立した峰ではない影響力があるからこそ、古典とされる。古典は川の源泉だ。支流から遡れば、古典に行き着く、古典に行き着くルートはあちらこちらにある。
神は細部に宿る
まずは断片断片を身につまされる形で知るそこから始めるべきであります
自分で考えて行くために本を読むと言う場合、少なく -
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明治大学生徒への講義形式の文章となっており読みやすかった。
アナウンサーと語学教授という異なる立場の2人が、話す力・伝える力・コミュニケーション力について触れており学びになる内容が多かった。
特に印象的だったのは以下3点。
①会話の手法を知ること。
・例え話:具体的に例示して情景を浮かびやすく。
→ビールではなくアサヒスーパードライ
・無駄な言葉・表現を使わない。
→思う、えーーのような連投は不信感を抱く
・ワイドナロー、抽象と具体を意識する。
・相手との会話を一筋で通すのではなく色々な球種を投げて判断する意識を持つこと。(ボール球も大事)
②話すためのアウトプットにはインプットが大事。 -
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ネタバレどこで発見したかは不明、けどタイトル通りの事を思って手に取った『頭のよさとは「説明力」だ』(齋藤孝)。
私は説明が苦手です。
【言いたい事を絞る】という事は特に仕事において不可欠ですし
少しずつ慣れてきたけれど、
説明に必要な情報量が私の頭にはなく、
「ホラ、アレだよアレ」という感じになり、
ウンウン言う始末。
その情報量補填をはてどうするか、という所で最近ずっと悩んでました。
そして本書を手に取り読んでみて、以下3点の課題を得る事ができました。
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❶本の要約
❷ 「ルネサンス」、「本能寺の変」などといった歴史用語の要約
❸「米中