齋藤孝のレビュー一覧

  • 頭が良くなる議論の技術

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    ネタバレ

    日本人に馴染みやすい議論のやり方を記載している。空気を読みつつ使っていかなくてはいけない、割と高等テクニックなので、実践は難しそうだけど。

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    2021年11月06日
  • 友だちってなんだろう?:ひとりになる勇気、人とつながる力

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    教育者でもある齋藤氏は、小・中学生向け
    にも知識を積み重ねる楽しさを教えるべく
    本を出しています。

    特に最近は中学生くらいに対して、どうし
    て本を読むべきなのか、どんな本を読んだ
    らいいのか、など人生論に近い内容に重き
    を置いています。

    この本もそうです。

    友だちって何?という問いに答えられる大
    人はいるのでしょうか。

    大人の入り口に立っている中学生に向けて
    哲学的な問答をやさしく解説する、大人も
    読むべき一冊です。

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    2021年11月03日
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」

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    この人の書く本好きなんですよね。
    で、一万円札になった渋沢先生のことを知らない私にはちょうど良い入門書でした。

    ちなみに、渋沢先生を知ったのは、一万円と桃鉄のおかげです。
    一万円と桃鉄と、渋沢先生と、齋藤先生に感謝。

    話が面白かったので、論語の入門書も買ってしまいました。

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    2021年10月30日
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」

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    2024年からの新1万円札の顔となる渋沢栄一。
    私も大河ドラマに合わせていくつか本を読んでみているところだが、実にドラマチックで、大胆で、有能で、大変な強運を持っているとびっくりするばかり。庶民⇒幕臣⇒政府官僚⇒民間人へと渡り歩き日本経済の基盤を作り、明治維新の元勲たちや新選組や徳川慶喜と親交があり、ノーベル平和賞候補になり、本人は長生きしたって、まさに時代の生き証人ではないか。

    こちらの本は、「論語で商売をやってみせる」という渋沢栄一の人生や考え方と、論語の活用法で読み解き、そして現代にも通じる道着や道徳、働く心構えを示しているもの。
    現代のビジネスや対人関係での考え方にも役立ちます。

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    2021年10月27日
  • 齋藤孝式“学ぶ”ための教科書~必要な「思考力」「判断力」「表現力」が身につく!~

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    すでに何冊も同様な本を出していますが、
    常に言い続けることこそが齋藤氏の使命
    であると考えているのでしょう。

    そのくらい学ぼうとしない人、学びたい
    けれど、どうしたら良いのか分からない
    人が増えているのでしょうか。

    「どうしで人は学ばないといけないのか」
    という素朴な疑問に答える「なぜ勉強す
    るのか」「なぜ人は学ぶのか」から始ま
    り、「学んだ先には何があるのか」「学
    びが身についたというのは、どういう状
    態を言うのか」など、改めて聞かれると
    答えに困ってしまうような疑問に答えて
    いきます。

    やっぱり人は生きている限りは学び続け
    ることが「生きる」と言うことなのだな
    と思い知らされる一冊で

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    2021年10月24日
  • 友だちってなんだろう?:ひとりになる勇気、人とつながる力

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    児童向けですが、コミュ症なので手に取りました。
    こういう本に子どもの頃に出会いたかった。

    以下参考にしたいこと
    ・大事なのは「合わない人ともうまく付き合う力」
    ・自分に自信をつけたかったら「好き」を深める
    ・ひとりになる勇気を持ち、ひとりで過ごす時間を充実させる
    ・グループ分けのときに「自分がぬける」選択ができる
    ・友達だからと本音を言っていいわけではない
    ・怒らせてしまったあと、素直にあやまれる
    ・言葉選びは慎重に

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    2021年10月24日
  • すぐ使える!四字熟語

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    知らない四字熟語ばかりでしたが、どのように出来上がった言葉なのか、どういう時に使えば良いのか、わかりやすく説明されていました。日本人としての教養が少し身についた気がします!

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    2021年10月21日
  • 何のために本を読むのか

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    コロナ禍の真っ只中に書かれたであろう一冊
    です。

    たとえこんな先の見えない状態であっても教
    養を深めなさい、と齋藤氏は言います。

    先人たちも同様に時代の波にもがき苦しんで
    いたのです。その中から人間らしく生きる道
    を探ってきたのです。

    自分一人で闘うのはツライです。しかし偉大
    な先人もみんな闘っているのだということを
    読書を通じて学ぶことができます。一人では
    ないと実感できます。すると力が出てきます。
    推進力を得ることができます。知的刺激を推
    進力にして生きてくと、見える景色が変わっ
    てきます。

    冒頭にガンジーの言葉が引用されています。
    「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きる
    ように

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    2021年10月18日
  • 思考を鍛えるメモ力

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    良書。エビングハウスの忘却曲線で、1日たてば、記憶の7割が失われることが述べられていて、メモを取ろうというメッセージが冒頭にかかれています。

    本書の特徴

    1.図表、文書の添削、写真が各所に配置されていて、一目でわかる。
    2.2色刷りで、作者の大事なメッセージが、赤く表示されている。
    3.「鬼のメモ力」ポイント が、枠で強調されて表示されている。

    結論 「メモとは、本質をつかまえる力を磨くためのもの」で、「手で書いて、メモに残すもの」。これが本質に近づく唯一の手段である。

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    2021年10月16日
  • 数学的思考ができる人に世界はこう見えている――ガチ文系のための「読む数学」

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    文系、数学どちらも嫌いじゃない。
    文章を読むのは好きだし、学びがある。

    数学は説明が苦手な学生時代だったな。

    生活の中に数学を用いる事は多少あった。仕事、料理。

    投資は株とかした事ないけど、波のあるレートを観ると、それをどう活用したら、投資が上手くなるのかは理解してなかった。

    上がり調子の時、この先も上手くいくと過信して猪突猛進すると
    いきなり急降下する未来が待ち受けていた時に対処しきれない

    今、スピードはどうなのか、上がっている時、下がっている時、それぞれを直線でなく、点で見た時、

    上がっている場合のスピードが早ければ、自覚して
    調子に乗らずにいる事で、何があっても策を練る事がで

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    2021年10月15日
  • 大人の読解力を鍛える

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    私は他人の気持ちや言葉の背景を汲み取れずに、勝手に怒ったりすることがあります。
    それがいわゆる「読解力」がないということなのでしょう。
    そんな他人とのコミュニケーションをもっと良くしたいという期待を込めて読みました。

    この本は、書籍の読解もそうですが、上記でのべた他人の言葉の意図を汲み取るための「読解力」を鍛えるトレーニングをたくさん紹介しています。

    その中でもヒット曲の歌詞を自分なりに解釈するトレーニングは、すぐに実践できました。「答え合わせ」として、歌詞の解説はネットでいくらでも出てくるのが良いです。いろんな人の解釈や、本人の歌詞に込めた思いと自分の解釈を比べるのが楽しいです。

    歌詞

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    2021年10月14日
  • 未来の自分に出会える古書店

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    齋藤孝氏にとって初の?小説です。

    古書店主人であるサイトウさん(!!)が、近所
    の高校生と中学生の兄弟に本を薦めます。

    時には進路について、時には社会の貧困につ
    いて、そして時には「生きることはどういう
    ことか」についてを、本を通して二人の兄弟
    を導きます。

    大人だって迷ってしまい、答えに窮する悩み
    に対して道を説くサイトウさんは素晴らしい
    です。

    大人はやっぱりこうでなくちゃ。

    もっと本を読まなくては、中高生にさえ道
    を説く事が出来ない大人になってしまうぞ
    と、思わせる一冊。

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    2021年10月04日
  • アウトプットする力―――「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法

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    王道としてアウトプットを意識しながら
    インプットする、というのがあります。

    この本ではもう少し細かい内容に踏み込
    んでいます。

    特に後半では、具体的にSNSなどでは
    どのように発信するべきなのであるか、
    など実践論が語られています。

    あえてテーマを絞って発信するなどです。
    例えばラーメンのブログでも「京都ラー
    メン」や「トマト系ラーメン」に絞れば
    興味を持ってくれる人はいるはずです。

    アウトプットとは質より量より「勇気」
    なのです。

    実際のアウトプットとはどういうものな
    のかが場面別に理解できる一冊です。

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    2021年09月23日
  • 未来の自分に出会える古書店

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    兄弟がそれぞれ、近所の古書店の店主に身近なことを相談していくうちに、たくさんのヒントをもらい、物事の受け止め方、対応のしかたについて学んでいくストーリー。
    ヒントとなる本を紹介し、今向き合っている課題についてどのように動きだすか考えてもらう。店主は毎回、「本を読んでどう感じたか、聞かせて欲しい」と対談していく。

    中高生が大人になっていく過程で向き合うさまざまな課題が挙げられ、学生を終えたわたしも過去にどのように考えてどんな対応をしてきたか、思い出す場面があった。
    何度も読み返し、学び直したい作品である。

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    2021年09月23日
  • 座右の世阿弥~不安の時代を生き切る29の教え~

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    齋藤氏の「座右」シリーズ第四弾は、世阿弥
    です。

    室町時代に能を日本の演芸の一つに昇華させ
    た功績を持つ、今なら一流プロデューサー兼
    役者と言ったところです。

    当時は様々な演芸が将軍家から援助を受けよ
    うと芸を競い合っていました。

    それゆえ次の世代に対して「秘伝」を残した
    とされるのが「風姿花伝」「花鏡」などの書
    です。

    現代では誰もが読むことができますが、本来
    は門外不出であり、明治の後半までその存在
    も定かではなかったそうです。

    そんな一子相伝とも言える世阿弥の言葉は、
    現代の我々にも刺さります。

    佐渡へ島流しの憂き目にあうなど、決して順
    風満帆ではなかった世阿弥のメンタルの強

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    2021年09月19日
  • 鈍感になる練習

    購入済み

    良かった!

    頭がスッキリする感覚になれた。

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    2021年09月17日
  • 友だちってなんだろう?:ひとりになる勇気、人とつながる力

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    『友だちって なんだろう?』
    お勧め本として紹介されていたので、考え直してみたいテーマだと思い、手に取りました。
    まだ、読み始めたばかりです…。

    中高生向けのアドバイス本ですが、大人だって人間関係に悩みます。人生を通して課題となるテーマです。
    わたし自身、「合わない人ともうまくつきあう」力が欠けているのでは?と考えながら読みました。
    人生は、学校・職場・コミュニティ・プライベートのすべてのステージが人間関係を形成する訓練の場だと感じます!

    決して自分の責任を感じることなく、これからの振る舞いを考えていくというポジティブ思考で、勇気が湧いて来ます!
    悩んだ時に、いつでも手元に置いて読み直した

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    2021年09月10日
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」

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    2024年の新一万円札の肖像となる渋沢栄一氏。
    先日そのデザインが発表されましたね。

    「日本の資本主義の父」と称されるほど、現在
    まで続く多くの企業を設立し、日本の近代化を
    支えました。

    その精神は「論語と算盤」という著書からも分
    かるように論語を基礎としています。

    特に比較して面白いのは、当時渋沢氏と同様に
    多くの事業を興した三菱や三井の財閥系です。

    第二次世界大戦後は財閥は解体されましたが、
    それまででも渋沢財閥というのは存在しませ
    んでした。それゆえ現在にまで続いているの
    です。

    なぜか。

    多くの民間企業を起業して、拡大させていた
    のは財閥系と共通しています。この違いは何

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    2021年09月03日
  • 極上の死生観 60歳からの「生きるヒント」

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    本来「死」は日本人にとっては身近な概念
    でした。

    祖父や祖母を家族で看取り、お盆には先祖
    の霊が家に帰ってくると教えられました。

    なのに、いつからこんなに「死」から目を
    背けてしまったのか。

    「ウンコの処理が分からない社会は危険」
    と言われます。同様に人にとって最も恐れ
    るべき「死」を遠ざけてしまっては、人生
    の本質からも遠ざかってしまうと思います。

    「キレイはキタナい」のです。

    「死」を意識してこそ「生」があります。
    まさに極上の死生観を学べるのに最適な一
    冊です。

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    2021年09月01日
  • 齋藤孝のざっくり!西洋哲学――ソクラテスからマルクス、ニーチェまでひとつかみ

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    私は世の中何か一つの真理があると思っていた。それをずっと探究(そんなたいそうなものではないが…)するかよようにあれこれと経験したり、本を読んでいたつもりだった。
    それはプラトンの言う「イデア」物事の本質を常に探そうとする西洋思想が、いつのまにか自分に刷り込まれていたものだったと、この本を読んで気付いた。

    西洋哲学はその後も発展して、カントの言うように、イデアを全て現実世界の経験的認識に当てはめない方がいいと言う考えや、フッサールの言うように現実は微妙にあいまいで概念上存在する100%完璧な存在ではないという考えに至ってきている。

    そして、さらにはマルクスやフロイトなどどんどん思想が変化して

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    2021年09月01日