齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読者初心者にとって非常に簡単な読書術が書かれた本。
①短編を1話読んで「1冊読み切った」と言って構わない
②まずは文庫・新書・平積みから(ハズレの確率が低くなる)
③「はじめに」でわかったような気になれる本は「買い」
④3つのベストを探す
⑤ポジティブな感想を投稿する
→「批判したい」という目的ありきで、独りよがりの思い込みが強くなるから
→本を批判すると著者だけでなく、本を愛している読者までも敵に回すことになるから
特に⑤は耳が痛い話だった。
確かに今までの自分は著者の批判が目的になっていて、素直に良い部分を探すことを疎かにしていた。
今までの自分のレビューは、
戒めとして消さない。
これ -
Posted by ブクログ
読書習慣のない人向けの読書勧誘書。初心者が押さえておくべき基本的な心構えと具体的な方法論が載っている。
読むべき本として推奨しているのが、「精神の緊張を伴う読書」である。というのも筆者は「思考力を鍛える」ことを読書の目的として考えているからである。
そんな多少重みのある本を読み進めれば当然だが、わからない箇所に出会うことになる。そこで、筆者は“わからない”を“わかった”にするために「ためる読書」が必要だと説いている。
わからない文章に出くわしても、わからないなりに格闘し、無理そうなら、いったん次の文章へ進みまた読み返してみる。その反復運動を継続して、いつしかわからなさを克服したとき(わかった -
Posted by ブクログ
名著。驚くほど発見がある。これが1800年代に書かれたとはとても信じられない。
この本で指摘されているような課題感は現代日本にそのまま当てはまる。
彼の思考が本質的だったと言うことと、日本人が本質的にはほぼ進歩していないと言うこと両方の意味がある。
この本を読みながら驚いたのは、現代でも議論されそうな論点について簡潔に合理的に答えを出していること。
・論破しようとする議論は不毛で、合意を目指す以外の目的の議論は意味がない
・文明の段階を野蛮、半開、文明に分け、半開(日本)の定義は「文化はあるが改善を知らない。真似は得意だが工夫を知らない。合理性がない」
・徳と智恵のちがい
など、
その先進 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人前に出るとあがってしまってうまく喋れなかったり、楽器の演奏が練習の半分くらいしか発揮できないので、自然体でふるまうにはどうしたら良いのか知りたくて読みました。
前半は自然体とはどういうものか説明し、その自然体の作り方や鍛え方のトレーニングを紹介しています。
後半は、「レスポンスする身体」をキーワードに、欧米のコミュニケーション技術の例を交えながら実践的な話をしています。
前半の自然体を作る基礎となるトレーニングを紹介していますが、どうやら学校などで訓練するのを想定しているのか、2人ペアでやるような運動を紹介していてなんせ1人くらしの私にはハードルが高いです。
あと説明が難しくて、ユーチ -
Posted by ブクログ
ネタバレゲーム、YouTube、SNS、就活期であるにも関わらずダラダラと無駄な時間を過ごしてる自分がいやで、せめて、その時間を読書しようと思い、たくさんの本を買い、その最初に読んだこの本。
読書の概念が大きく変わった。
読書は最初っから全部の文字を読まなくてもいい、自分の心が踊った部分を読めばいい、3色ボールペンで主観と客観の切り替える力、3分が想像以上に長いこと。(実際に測ってみました。ほんとに意外と長かった。笑)他にも色々。
実際に読み始める前は1文字ずつ読んで、100ページいかないところで、少し飽きていました。笑
しかし、読んでいくうちに、書いてある事を早速取り組んでいったら、楽しく読み終え -
Posted by ブクログ
一気に読んだ。読書がいかに大切か、著者の熱い思いがひしひしと伝わってきた。この本に学生時代に出会っていたら、私の人生はもっと豊かだったに違いない。と後悔さえ感じるほどだ。読書で心が豊かになるというのは、知識を得ることだけで無く、追体験や著者と対話できる面白さを感じられることだ。
著者は、しきりに「心が浅い」と述べている。私は子どもに関わる仕事をしている。昨今の子供たちは、本当にわかりやすく面白いものにしか興味を持たないように思う。だから、難しいめんどくさいものには挑もうとしない傾向がある。このまま大人になったら、生きていけるのか?とさえ思う。本当に読書のよさを推し進めたい。
1番印象に残った部 -
Posted by ブクログ
60歳向けの本では有りません。何歳であろ
うとも「その時をおろそかに生きない」人
に向けたエールを送る本です。
著者の齋藤氏も60歳を迎えました。一昔前
なら隠居生活に入るところではありますが、
人生100年時代と言われる現代では全く違
います。
むしろ自分自身にミッションを与えて、今
まで気になっていたことに挑む良い機会で
あると捉えています。
それこそが前に向かって進む原動力となり
ます。
ただ毎日テレビなどを観てのんびりと過ご
すのではなく「これが私のミッション」と
思い、成し遂げようとする人生こそ、素晴
らく充実感にあふれたものであることを知
らされる一冊です。