齋藤孝のレビュー一覧
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大人のための全技術シリーズ第3段にして完結編。
「本質を理解して過不足のない文章を書く力。それこそが『書く力』だと考えています」(『はじめに』より)
「『文章で人を動かす力』を自分のものにすること」が社会人にとって最も必要だと、著者は力説する。
優れた文章にはその人の人格や温かみまでが表れるのだ。
当事者意識を持ち、巨視的な視点と個としての視点を併せ持つこと。
文章構成のプロセスの要点。
①テーマを見つける。
②3つのいいたいことを見つける。
③それを結びつけて文章にする。
パソコンとインターネットこそ文章力向上のためのツール。
人の話を聞いてメモをとりそれをつなげて文章にする訓 -
Posted by ブクログ
齋藤孝・鳥飼玖美子氏の対談本である。
英語に関連する本は、数多く出ているが、どうしても
①英語教育・政策批判
②英語指導の具体
どちらかに偏りが多かった気がする。
この本は、①②のバランスが実に良い。
鳥飼氏が否定的な意見を述べようとすると、齋藤氏が違う角度から提案をし、逆に齋藤が奇抜過ぎるアイデアを出すと「お願い、それはやめて」(p.94)と
遠慮なく制する。
鳥飼氏と齋藤氏。専門領域は異なるが、二人の関係性が非常に良い。
対談本としての長所が随所に表れている。
とりわけ「三章 小学校編」は必読だ。
小学校で重視すべきことは「ペラペラ感」だと指摘する。
では中学校は。同じでよいわけがな -
Posted by ブクログ
「世界史的に見ても非常に研究価値のある希有な物語、それが日本の近現代史です」
著者は冒頭から力強く語る。
だが、意外とわかってるようでわかっていないのも事実。
歴史の授業は、明治維新が終わる頃に3学期を迎えてしまう。
先生が駆け足で流すようにしか教えてくれなかったことも、その理由の一つだろう。
400年近くもの間、15代の将軍に渡って続いた江戸時代が終わったのは、わずか150年前。
ちょんまげから文明開化。
戦争の時代から経済の時代へ。
勤勉。
真面目。
自己犠牲。
そして一致団結。
藩がすべてだった人たちが「日本国民」となり、その特性を活かして生き抜いてきた近現代。
波瀾万丈