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Posted by ブクログ
本当の絵姿は誰にもわからないが、AIが導入
されることによって我々の生活は間違いなく
変わります。
便利になる部分もあると思いますが、本当に
AIに取って代わる仕事も出てくるでしょう。
そんな時代に生きる我々はどうするべきか。
著者は「複合力」を備えるべきと主張します。
「複合力」と早い話が「ながら」を苦もなく
する力のことです。
例えば他人の話を聞きながらその要点をメモ
するという行為は重要ですが、意外とできな
い人は多いのです。
テレビを観ながらご飯を食べる人は多いと思
いますが、これも複合力のなせる技の一つで
す。小さい子供はテレビを観ると手が止まっ
てしまいます。
つまり同時並行して行える事柄を増やして
効率化を図ることができる人こそ、多方面か
ら求められ決してAIに代替されない人なので
しょう。
そんな複合の技を学ぶ一冊です。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた斎藤先生の本。東大王にもよく出ていて、知識の広さはもちろん、なぜか先生の声にとても惹かれるのです。会ってみたいなー話してみたいなーと思いながら、本屋さんで気になったので手に取りました。
・大きなテーマは複合力
AIに負けない力を身につけるために、一つのことをしながら他のことも出来る力を日常的に身につけておく重要性が説かれています。
速音読をして日本語を自由に操れるようワザ化する。この場所に行ったらこの仕事、のように行動を自動化する。そうすることで脳に空きスペースが出来て、いつもの行動にプラスアルファで出来ることがどんどん増えてく。
・メンタルやられる時は脳の整理が出来てない
これは覚えておきたい考え方。メンタルをやられている時、悩んでいる時は、すべきことや自分の思考の整理が出来てない時。誰かと一緒にでも客観的に分析すれば解決出来る。
・最後に質問するとしたら、を考えながらインプット
アウトプットが苦手な人は、最後に質問するとしたら何かを考えながらインプットする。読書する時に頭に置いておきたい考え方。
知的で文化的な生活は退屈しない。その簡単な入り口が読書。読書で頭のいい状態が保たれる→いつでも試合に出れる状態。
・斎藤先生の知識の枝の広がり方がすごい
参考文献がたくさん出てくるんですが、ジャンルが多岐に渡っていてすごい!紹介されている本全部読みたくなるw
先生の自伝が出たらいいなーと密かに思っています。
Posted by ブクログ
【この本のお気に入り】
◎インプット×アウトプットのサイクルをどう回すかが勝負!
◎習慣化の仕組みを作ってあなたの「脳を開放」せよ
【はじめに】
◎「私達はどう生きるか」の中に「AIとどう共存していくか」が入ってくる
◎柔軟な状況判断能力が必要
↳眼の前の現実を確認、分析しつつ、ここからどうするか「ちょっと先の未来」を考えるこの方向の頭の使い方
↳つまり、「複合力」が必要
【1章】なぜ今「複合力」が必要なのか?
◎個人の能力が問われる時代にこそ必要な力
↳「大人の知性」とは「複数のことに同時に対応できる柔軟な心身を持ち、その心身を駆使して常に考え続け、オリジナリティ溢れる行動をする」ことに発揮される→これを「複合力」と呼ぶ
◎「より〜」という“思考のクセ”を身につける
→今できることにプラスする方法
【2章】「複合力」を手にするための5つのポイント
◎一つのことを「自動化」できれば消費エネルギーは変わらない
↳労力を2倍にすることでなく、頭の使い方をうまくしてパフォーマンスを2倍にする
◎メタ認知を持つ
↳物事を「客観的に見られる自分」を作る→瞑想すること
→全ての行動を「瞑想的」に!
◎「考える」の密度を濃くするメモの力
↳メモをするというのは、編みで魚をすくうこと。思ったことは何でもメモしよう
◎脳の動きにメリハリをつける方法
↳仮眠をとる
【3章】複合習慣の基本パターンを身につける
◎アウトプットを意識したインプットをする
◎読書で頭が良くなる理由
↳大脳の前頭前野を鍛えるから
↳2人に1人の大学生が1日の読書時間ゼロ
【4章】私が日々実践している複合習慣
◎旅をする×読書
↳旅と本を合わせることで、思い出に奥行きが出る
◎エアロバイク×読書
↳あらゆる場面で本を読む方法を考えるという視点が今のひとには必要
◎落語を聞く×歩く
↳自分の中に自然と見についてエピソードを話す時に間のとり方が上手くなる
◎暗唱する×歩く
↳歩きながら暗証した文章は、脳と口と体が覚えていて忘れにくい
Posted by ブクログ
時代は進化していく。外の世界から複雑な刺激を受けて混乱してしまうのではなく、自分や状況を客観的に捉えて自分の考えで判断できる力が大切になる。その力が複合力。行動しながらより深めたりレベルアップできるプラスの行動・思考を組み合わせていく。それにより脳の許容量が増え、先を見通して効率的に行動することや、自分だけじゃない他人のケアまでする余裕もできる。複合力を鍛えるためには、常に何の目的でしているのか、自分が何を得ているのか(向上感)を意識すると良い。