あらすじ
「行動の組み合わせ」で生産性は無限に高まる!
単純作業すら「知的な瞬間」に変える驚きの思考
【読書】【説明】【雑談】【勉強】【創作】etc…
なぜ1度に1つのことしかやらないの!?
無駄にしていい時間なんて1秒もない
人生100年時代は、「複合的な習慣」を身に付けることこそが正解!
新時代を乗り切る「万能人」をつくる、驚きのインプット&アウトプット24の方法!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本当の絵姿は誰にもわからないが、AIが導入
されることによって我々の生活は間違いなく
変わります。
便利になる部分もあると思いますが、本当に
AIに取って代わる仕事も出てくるでしょう。
そんな時代に生きる我々はどうするべきか。
著者は「複合力」を備えるべきと主張します。
「複合力」と早い話が「ながら」を苦もなく
する力のことです。
例えば他人の話を聞きながらその要点をメモ
するという行為は重要ですが、意外とできな
い人は多いのです。
テレビを観ながらご飯を食べる人は多いと思
いますが、これも複合力のなせる技の一つで
す。小さい子供はテレビを観ると手が止まっ
てしまいます。
つまり同時並行して行える事柄を増やして
効率化を図ることができる人こそ、多方面か
ら求められ決してAIに代替されない人なので
しょう。
そんな複合の技を学ぶ一冊です。
Posted by ブクログ
ずっと気になっていた斎藤先生の本。東大王にもよく出ていて、知識の広さはもちろん、なぜか先生の声にとても惹かれるのです。会ってみたいなー話してみたいなーと思いながら、本屋さんで気になったので手に取りました。
・大きなテーマは複合力
AIに負けない力を身につけるために、一つのことをしながら他のことも出来る力を日常的に身につけておく重要性が説かれています。
速音読をして日本語を自由に操れるようワザ化する。この場所に行ったらこの仕事、のように行動を自動化する。そうすることで脳に空きスペースが出来て、いつもの行動にプラスアルファで出来ることがどんどん増えてく。
・メンタルやられる時は脳の整理が出来てない
これは覚えておきたい考え方。メンタルをやられている時、悩んでいる時は、すべきことや自分の思考の整理が出来てない時。誰かと一緒にでも客観的に分析すれば解決出来る。
・最後に質問するとしたら、を考えながらインプット
アウトプットが苦手な人は、最後に質問するとしたら何かを考えながらインプットする。読書する時に頭に置いておきたい考え方。
知的で文化的な生活は退屈しない。その簡単な入り口が読書。読書で頭のいい状態が保たれる→いつでも試合に出れる状態。
・斎藤先生の知識の枝の広がり方がすごい
参考文献がたくさん出てくるんですが、ジャンルが多岐に渡っていてすごい!紹介されている本全部読みたくなるw
先生の自伝が出たらいいなーと密かに思っています。
Posted by ブクログ
時代は進化していく。外の世界から複雑な刺激を受けて混乱してしまうのではなく、自分や状況を客観的に捉えて自分の考えで判断できる力が大切になる。その力が複合力。行動しながらより深めたりレベルアップできるプラスの行動・思考を組み合わせていく。それにより脳の許容量が増え、先を見通して効率的に行動することや、自分だけじゃない他人のケアまでする余裕もできる。複合力を鍛えるためには、常に何の目的でしているのか、自分が何を得ているのか(向上感)を意識すると良い。
Posted by ブクログ
瞑想的に動く、つまりメタ意識(客観的)で
自分を見ると 行動に集中できる。
『行為を味わえる』が響いた。
最近、ながら食べをやめたら確かに食材の
味、食感、余韻を深く味わえるようになった。
一方で、日々の家事では雑な動作も多く
よく物を落としたり、美しくない所作が多い。
メタ意識を持って、感覚を研ぎ澄まし
今を味わってみたい。
他にも、旅×読書やウォーキング×落語など
複合のアイディアは参考にしていく。
Posted by ブクログ
AIあまり関係なくて驚きましたが、筆者さんの考える勉強法についての本と受け取りました。
並列可能な作業を並列する、競合しない作業を考えるというのは個人的にはやってて良い方法と実感があります。
Posted by ブクログ
なかなか面白かったです。僕はマルチタスクが苦手なので、複合力や複合行動というと少し抵抗がありました。しかし、途中から「工夫する力(工夫力)」と置き換えて読み進めていくと、とてもスムーズに頭に入ってきました。
今後参考にしていきたい考えは三つあります。
一つは、「より~」という思考のクセを身につけることです。どんなことを取り組むにしてもより良くできないか?という思考は重要かと思います。
二つ目は、「今、なんのためにそれをやっているのか?今、何を工夫してやっているか?」を意識することです。これに答えられるようにすると、今取り組んでいる物事に対しての意識がはっきりする。マインドフルネスにつながるなと思い、印象に残った言葉です。
最後に、やることと場所を限定することです。本文中では、「通学時間にドストエフスキーの本を読む」という例があげられていました。この時間にこれをする!と決めておけば、迷う必要がなく意志力を使わないので、効率的な行動につながると思いました。
気づけたことを参考にしつつ、頭の活性化を図りたいと思います。