齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
家の本棚にあったのですが、内容をほとんど忘れていたので再読しました。
はじめに
〇真の知性とは「生きる力」そのもの。
「知性」は必ずしも「知識」とは一致しない。
〇知性は訓練によって高めることができる能力。
訓練の第一歩は「理解すること」から。
〇知性を身に付けるうえでベストなのは、実在した人物たちの生き方、彼らの思考、思想をケースワーク的に学ぶこと。
第1章悩みぬくことで鍛えられる知性
約100年前、悩み抜いた第一級の知識人文豪・夏目漱石。
漱石は<自己本位>の境地に目覚める。
書物を一冊でも数多く、自分自身が考え自分の作品を書くための糧にする。
小説は作品として優れているほど問題や答え -
Posted by ブクログ
ネタバレmusamikaさんの本棚で見つけました。
不機嫌になりやすくて、他人の不機嫌にも敏感でどうしたものかと思っていました。
上機嫌なからだを身につけて周りにも良い影響が与えられるようになりたい。リラックスできる究極の方法、呼吸法と関連した様々な方法を紹介している。
不機嫌をなおす7つの習慣のうち、上機嫌の時は踊るような気分、切り替えスイッチ、古典に触れることは取り入れたいと思った。
覚書
正義感を抱いているとき攻撃性のリミッターを外してしまう
即レス文化が不機嫌の温床、インターネットが人々の不機嫌を増幅し、見ず知らずの人にまで広げてしまう
傷ついた心を復讐心に変えてしまうことを「ルサンチマン」 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ賢い政府は賢い国民を作り、良い社会を作る。
そのためには一人一人が独立する気概を持つ。
それには皆が学ぶことが必要。という軸の元
学問の大切さ、それをどう生かすか、どう生きるかが
イラストを交えながら分かりやすく書かれています。
本などで学び、それを深め深化させ(考え・議論し更に学ぶ)、実際に活用する。
学ぶだけではなく、人と交流し社会的に活きる。
自分のために学ぶだけでなく、社会の為、後世に残すために学ぶ。
学問をするのは良い社会をつくるため。
13歳のうちにこうした視点を持つと持たないでは
その後の人生に大きな差が出ると思います。
大人にも気づきを得られる1冊です。
イラストもあり分か -
Posted by ブクログ
さっそくアウトプットしたくてたまらない気持ちになった。
当事者意識を持って、アウトプットすることを前提としてインプットする。そしてインプットしたら時間と範囲を決めて、すぐにアウトプットしてみる。
さっそく3色ボールペンで線を引きながら本を読み進めると、ぼんやりした読み方ではなく能動的に読むようになった。やはり本には身銭を切らないといけない。
失敗することに臆病になったり人からの評価を気にするあまり、アウトプットすること自体を諦めてしまっていたが、もったいない限りだ。
これからは、少しの隙間時間でも「書く」「話す」「発信する」よう貪欲になっていきたい。 -
Posted by ブクログ
福沢諭吉の「勉強する意味」とは「自分の頭で考え、物事を判断する力を得ること」。
信じる、疑うというときには、取捨選択のための判断力が必要になる。学問というのは、この判断力を確立するためにあるのだはないだろうか、と説く。
また「学問こそ周囲に流されないための術」。
勉学に限らず、仕事や人生において、どの分岐点にいる人にも刺さる言葉が沢山あり、これぞ指南書と呼べるものだと感じている。
〜特に印象的な言葉〜
・天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
=not人間の平等を説いたbut「人間の競争原理」
人間は学問をするかしないかで大きく差がつく。人の地位や財産は、その人の働き次第で決まるという競 -
Posted by ブクログ
歴史も何も興味がなく、私の推しが出ている大河ドラマ「青天を衝け」を見始めて興味を持った。
とりあえず主役である渋沢栄一について知りたくなった。
渋沢栄一といえば新紙幣になる人くらいの知識しかなく、私のようなアホでもなんとか理解が出来そうな本ということで、こちらを手に取った。
イラストがなくても分かりやすかったけど、初心者にはやはりイラストがあるのが導入として良いようで。
あと青天を衝けのシーンなども想像しながら読んだのもあり、スルスルと入ってきました。
いつか渋沢栄一著「論語と算盤」も読めるようになるといいですが。。
※ちなみに私の推しは、徳川慶喜役ですw -
Posted by ブクログ
読書記録をつけようと改めて決意するに至った1冊。
5日間で一通りの思考力を身につけるための方法がわかりやすく書いてある。
特に、思考力を身につけるための
何かと比較する(特には対立構造を作りながら考える)は当たり前のようだが改めて書かれると実践しなくてはという気持ちになる。
また一流人の格言を引用するというのはあまり気にかけたことが無かったので以降実践に取り入れる。
古典文学については齋藤孝さんが解説した本がたくさんあることを知ったのでそちらを活用して読み込んでいきたいと思った。
0から自分の意見を構築するのではなく、なにかを活用しそこに考えやエピソードを乗せていく、というのが大きな学び -
Posted by ブクログ
文庫で読むのは難しそうだったので、まずは漫画から入ってみた。文章の解説が一区切りごとに入っていて非常に分かりやすかった。学問のすすめの内容はこの解説を読めば理解でき分かりやすくまとめられたいい本だと思った。漫画でハードルを下げてくれているので、とっつきやすくもあった。参考になったのは以下。
⒈ 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」の意味を間違えていた。人は誰でも平等ということではなく学び賢くなることが大切で、学んだ人が地位や財産を手に入れるという内容だと分かった。
⒉自分の考えを相手に押し付けない。返信はすぐするものなどと自分は思っても相手は別の考え方をしているかもしれない。どちらかが -
Posted by ブクログ
「自己中心的な人」、いわゆる自己チューな人
は確かに一定数存在します。そんな人とどうや
って付き合っていくか。
また自分自身の中にも「自己チュー」な部分が
あるはずです。ある提案に対して、総論は賛成
だけれど各論には、あの部分だけは譲れない、
などです。
さらに国家にも「自己チュー」的な考えがあり
ます。それを「エゴ」と言い換えて考えてみる
とわかりやすいと思います。
このように「自己中心的」という一つのテーマ
から、多くの考察を巡らすことでき、その対処
方法を示したのが本書の主旨です。
己の自己中心的考えを知り、相手の自己中を知
り、さらに国などの自分を取り巻く環境の自己
中的考えを