あらすじ
一行「でも」わかるのではない。一行「だから」わかるのだ。『百年の孤独』『悲しき熱帯』『カラマーゾフの兄弟』『老子』──どんな大作も、神が宿る核心的な「一行」をおさえればぐっと理解は楽になる。魂への響き方が違ってくる。究極の読書案内&知的鍛錬術。
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Posted by ブクログ
著者の齋藤孝氏はこう言います。
「読書するときに知性を得るコツは、引用
する部分を探しながら読むこと」。
「この素晴らしい一行を誰かに教えてあげ
られる人物になりたい」と意識しながら読
むこと。
名著と言われる書には、本当にそう思わず
にはいられない背筋がピンと伸びるような
一行が必ず書かれています。
それを齋藤氏が「なぜ、この作品からこの
一行を選んだのか」という解説を交えて指
摘してくれます。
これ以上ない程の贅沢な一冊です。
引用される本は全て文学書と言われる作品
ばかりです。
ドフトエスキー、モーム、トルストイ、
新渡戸稲造、など「読まなきゃ」と思って
も、なかなか手が出ない作品ばかりです。
この「一行でわかる名著」を読んで、名著
にトライしてみませんか。
Posted by ブクログ
かなり良い。ギュッと詰まっていて、さまざまな分野を紹介しているため、消化し切れていないし、興味を持てそうにない名著もある。
でも、読んでみたいと思わせる素晴らしい紹介文で、名著を手にとりたくなる気持ちでいっぱいになる。
Posted by ブクログ
ふらっと立ち寄った本屋で、何気なく手にとった本。
齋藤孝さんの本は、これまでにも何冊か読んではいるが、これはその中でもおすすめ。
得てしてこうした本のエッセンスだけを紹介した本というのは、結局消化不良に終わってしまうことが多いものだが、これは違う。まさに”一行”の中に、そのエッセンスというか”核心”がつまっていると思う。筆者の章立てと解説も効果的だ。
中でも印象的だったのは、『ドン・キホーテ』。力強い自己肯定力が、まるで小説から伝わってくるような迫力さえ感じた。
折に触れ読み返してみたいと思う。
Posted by ブクログ
敷居が高い文学作品に対しても興味が全くない
わけではない。何かのきっかけになればと
願いつつ、手に取ってみた。
本書は、いわゆる古典に掲載されている一行を
齋藤氏が丁寧に解説している。それぞれの表現を
異なる視点にて紹介していて、その選別における
意図も汲み取れる。
個人的には、繰り返して読めるように
いつまでも手元に置いておきたい一冊。
洞察力をきたえる読書の章にて紹介されている
フレーズが、特に響いている。