齋藤孝のレビュー一覧

  • 知性の磨き方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふと、本棚にあるのを見て、読みたくなって読む。

    今回の納得ポイント♪
    P96
    知性の力を身に付けた人間は、最終的にメンタルの問題から解放される
    ・・・・・
    人間関係の悩みが絶えない人、あるいは何度転職してもうまくいかないなど挫折しがちな人に案外多いのが、身の回りで起きたことをすぐに自分のメンタルに引きうつしてしまう
    ・・・・・
    「あの子は私が嫌いだから、あんなことをいったんだ」-
    ・・・・・
    他人の言動を一つひとつ自分への評価と結びつけ、思い煩っていれば、心が痛んできます。
    ・・・・・
    他人から何をいわれようと意に介さない感覚を体得してしまえば、心が傷つくことは確かにありません。


    そのと

    0
    2017年10月31日
  • 勉強なんてカンタンだ!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会では、自分がどれだけ好奇心のある人間であるかというのが、他人から試される。どんなことでも、自分からどんどん「知りたい知りたい」という風に、壁を突き破っていかなければならない。言われたことしかできない人、新しいことをどんどん覚えていったり、いろんなことにチャレンジしていったりすることに興味を示せない人は、たとえいい大学を卒業したとしても、通用しない。
    小学生のときに読んだ本を、大人になってあらためて読んだが、非常に勉強になった。

    0
    2017年01月07日
  • この三つの言葉で、勉強好きな子どもが育つ

    Posted by ブクログ

    ■日常会話の中で子供の学習意欲が高まるような言葉
    ①「いま言ってみて」(即行アウトプットのクセをつける言葉)
    ②「すごい,努力する才能がある」(もっとやりたくなるほめ言葉)
    ③「まず何からやる?」(思考の整理習慣をつける言葉)
    ■孟母三遷
    ・教育には環境からの感化が大きいという教え
    ■孟母断機のおしえ
    ・継続の大切さを説く
    ■習慣が身につくというのは面倒くさいという思いに打ち克って毎日やり続けることが苦にならなくなること。
    ■脳は入ってきた情報を「記憶すべきかどうか」を出力の頻度で判断する。
    ・耳を使った記憶は強固(話すことのメリット)
    ■人は覚えたことを24時間後には7割忘れる(エビングハウ

    0
    2016年12月23日
  • 古典力

    Posted by ブクログ

    素晴らしき古典への誘い。
    読みたくなった。読まずにはいられなくなった。読んでいない今の状況を恥じる一方、これから魅力ある読書体験が待っているかと思うと、心からワクワクするのである。

    だって考えてみてほしい。
    これからの読書体験が間違いなく、価値観と視野を広げ、人生が変わるのだ。
    ワクワクせずにいられない。

    0
    2016年12月04日
  • 若いうちに読みたい太宰治

    Posted by ブクログ

    齋藤孝さんの優しい語口調につい、うんうんと頷きながら読んでしまう。
    「若いうち」ということで、対象年齢は10代〜20代を想定されているのでなおさらそう感じるのかもしれない。

    有名な太宰治。
    けれど、小学校や中学校の教科書に出てくる作品くらいしかあまり知らず、その後読んだものはあまり多くない。
    齋藤氏も言うように、どこかナルシストっぽく、自己顕示欲と、自己否定にまみれていて読んでいると暗い気持ちになりそうなイメージは私にもあったように思う。
    でも、本書の解説を一つずつ読むに従って、また違った1面が見えてきたような気がする。

    文章を書く人、芸術家という、自身の奥深く深くまで潜った人たちはきっと

    0
    2016年12月03日
  • まんがでわかる 福沢諭吉『学問のすすめ』 (Business ComicSeries)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルと冒頭は有名だが、読んだことがない本。
    人として国としての自立のために実学を学ぶこと、学んだことを役立てることの重要性を説く。
    諭吉の先見性、人柄、思想の魅力が伝わってくる。マンガのストーリーも、自分の夢に向かって足元のことをきちんとこなしていく内容で、やる気をもらった。
    16-212

    0
    2016年11月26日
  • 読書のチカラ

    Posted by ブクログ

    大学教授の著者は、教え子が本を読まずに大学に入ってくると嘆く。
    そして、本を徹底して読ませる教育をするのだと。

    人類の発展の歴史は、本によって築かれ、刻まれ、受け継がれてきた。その精神の巨大な英知に触れることなく生きていくことの危うさを語る。
    そして、読書こそ現代を生き抜くための人間力を鍛える格好の武器であると。

    思考が浅くなれば心が浅くなる。そして精神的にもろくなる。しかし、学生たちが読書すると変化が現れる。深さが出てくるのだそうだ。

    著者に直接教えを請いたいと思わせるぐらい英知に溢れた本。
    読みやすい本だけでなく、難しい本にチャレンジしてみようという気にさせる、生命力に満ちた本。

    0
    2016年11月18日
  • 教養力

    Posted by ブクログ

    学力でもなければ雑学でもない、教養力。
    魅力的だなと思う人がもっているのはこれだったと初めて気づいた。
    「教養力とは心を支え人間を豊かにしてくれるもの」なるほど。

    旧制高校の「カラマーゾフの兄弟の中で誰が好きか」というエピソードはすごい。そんな所に身を置くのは相当大変だと思うが、若いうちにそんな経験ができるのは幸せなことだ。

    本著では読みたいと思う本が何冊も紹介されていた。

    0
    2016年11月08日
  • 考え方の教室

    Posted by ブクログ

    日ごろ自分が考えることを後回しにしていること、それによって瞬発的に考えることができなくなっていると気づいた。考える力は練習して強化することができる。「がんばる」ではなく具体的な「工夫」をする。極端な2通りの意見を考える。考えるための基礎知識、いろんな人の考え方を学ぶために本を読む。

    0
    2016年10月08日
  • 15分あれば喫茶店に入りなさい。

    購入済み

    気楽で面白い

    喫茶店の飽和化の中、どのように時間を過ごすかはその人のライフスタイルによると思うが、必需品など参考になりました。期待しないで読んだから余計になるほどが多かった内容でしたf^_^;

    0
    2016年08月12日
  • 日本人は何を考えてきたのか――日本の思想1300年を読みなおす

    Posted by ブクログ

    帯で示されている通り、日本思想のポイントがざっくりわかる。後半、読みながら、人生の価値について思いを巡らしました。

    0
    2016年06月28日
  • 「何から読めばいいか」がわかる全方位読書案内

    Posted by ブクログ

    同著者の他の読書指南書同様、一人の人がこれほどたくさんの分野に精通することができるのかと脱帽。歴史・哲学・科学・経済をはじめ、様々な分野のたくさんの書籍が紹介され、走馬灯のように各分野の概要が提示されていく。読書の楽しみを著者と共有できワクワクする気分になるとともに、自分は今までどうしてたくさんの本を読んでこなかったのだろう、なんて無知なんだろうと愕然とする。これからどれだけの本を読めるのだろう。気が急くが、一歩一歩進んでいきたい。

    0
    2016年06月24日
  • 頭がよくなる 必殺! 読書術

    Posted by ブクログ

    本著はこども向けに書かれているが、大人も何故自分は本を読むのか、本を読むとどんなご利益があるかに改めて気づくことが出来る本。
    こどもに本を読ませたい大人こそ必見!

    0
    2016年06月21日
  • 古典力

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    P16 さかのぼり読み

    ・村上春樹の1Q84⇒ジョージオーウェル 1984
    ・1Q84で引用されるチェーホフ読んだり、ヤナーチェクを聴く⇒古典は底流でどうつながっているのかを読み解くと深まる
    ・村上春樹が好きな人が、彼が「この世にはカラーマゾフの兄弟を読む人と読まない人の二手に分かれる」とまで言われるとカラマーゾフの兄弟を読みたくなる。
    ・赤毛のアンには古代ローマまでさかのぼる英米文学の数千年もの厚みが集約されている。
    ・そうしたダイナミズムをもった伝統の厚みが古典の魅力である。
    ・先に現代語訳や簡単なところから入り、その後原文に触れると、落ち着いて原文の良さを理解できる。その後繰り返し原文

    0
    2016年05月06日
  • 「何から読めばいいか」がわかる全方位読書案内

    Posted by ブクログ

    この本は
    『読書力』を読んで大好きになった齋藤孝さんのブックガイド。読書力は単なるブックガイドを超えて「本とはなにか」「なんのために読むのか」「どう接するべきなのか」という概念から覆される内容でしたが、今作もまたそうでした。

    人生に教養は欠かせないものである
    教養とはなにかが「はじめに」の部分に書かれています。それは単なる雑学や豆知識とは違う〇〇観という物の見方のことで、雑に散らかった知識ではなく自分が持った世界観を持って世の中を見ることができる、その力を教養と呼ぶのです。そして豊かな人生とは教養と常に友にしている人生のことです。教養のある人ほど新しいことを知り驚くことができるのです。「読書

    0
    2016年04月08日
  • 雑談力が上がる大事典

    Posted by ブクログ

    場が持たない・・こんなとき何を言えば?
    口下手なあなたにも、具体的な例と解決策を提示してくれる。

    基本的に見開きでまとめられているので、わかりやすい。
    コミュニケーションに苦手意識があっても、挑戦出来そうな気持ちになる。

    0
    2016年04月01日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    賢人と愚人の違いには学んでいるか、いないかで決まる。
    はっきりとかかれているが、読んでいくとふと腑に落ちる。
    とても原文でもわかるところはわかるし、注釈もあるのでとてもわかりやすかった。

    0
    2016年03月20日
  • 余計な一言

    Posted by ブクログ

    私もかつては言いたがりな人間でしたが、いつの頃からか、基本的に嘘は言わないが本当のことも言わない、に方針転換しました。
    他人の悪口を言ったり、悪意をぶつけて敵対する気なんて全くない。だけど、嫌なものは嫌で、嫌いな人は嫌い。口に出して言わなくてもいい、腹の底で何をどう考えるかは本人の自由。だったらノーコメントというのもありだろうと。
    本当のことも言わないというのは誠実ではないんじゃないかと最初は思いましたが、本音が本当に必要とされる場面はそんなに多くないというのはこの本に書かれている通りだし、相手を不快にさせるつもりはなかったのに、そのひと言は失敗だった、という事態に陥ることもなくなりました。余

    0
    2016年02月28日
  • 遊ぶ力は生きる力~齋藤式「感育」おもちゃカタログ~

    Posted by ブクログ

    さすがよくまとめられていますね!

    おもちゃコンサルタントとは一味違うボキャブラリーで、落とし所はやはり共通。

    読みやすく実践的な育児書として何かにつけて勧めていきたいと思いました♪

    後半のおもちゃリストについては、言いたいことたくさん浮かぶけれど(笑)

    0
    2016年01月09日
  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

    Posted by ブクログ

     この著者の読書の本はどれもいい。内容の重複はあっても「ああ、そうだった」と復習になるし、よくまあこれだけ色々なジャンルの本に精通しているなと舌を巻き「よし、自分も」と奮い立たされる。
     本を隅から隅まで読むことにこだわらず、嫌ならやめればいい、2割理解すればいい、その代わりにたくさんの本と出会いましょう、というのが今回のテーマ。
     特に役立つのが自分の苦手なジャンル。そうか、こういう目線で読むと面白いのか。こういう本なら読みやすいのかと、非常に参考になる。
     読むゾ!

    0
    2015年12月23日