ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
齋藤流「古典の新しい読み方」の誕生。ヤマ場を先に読む「クライマックス読み」やリメイクドラマなどから源流を辿る「さかのぼり読み」、そしてご存じ「音読」など、これまでにない、古典への近道を伝授。いわゆる古典のほか思想・哲学、現代の名作までおススメ50点も詳しく紹介。こんな時代だからこそ、「古典力」を味方につけるべし。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
なんとしても、引用したい文を見つけようと思って読むと読む際の積極性が格段に高まる 論理と言うより感覚で選ぶ方が、自分自身にとっても気づきのある感想文となりやすい。なぜこのバラバラに見える。3つの文を自分は選んだのだろうかと自分の内側を探っていくと感想は深まる。 引用なくして読書なし 引用力なくして、...続きを読む古典力なし 古典は孤立した峰ではない影響力があるからこそ、古典とされる。古典は川の源泉だ。支流から遡れば、古典に行き着く、古典に行き着くルートはあちらこちらにある。 神は細部に宿る まずは断片断片を身につまされる形で知るそこから始めるべきであります 自分で考えて行くために本を読むと言う場合、少なくともさしあたって断片が直接自分にどう突き刺さってくるかが問題であります 全体の筋に気を取られるよりもその中のどれか一句でもいいからとにかく自分と出会うというか自分に突き刺さってくる章句をまずは自分で発見すること。これが一番肝要です。つまり個々の断片を全体につなぐ前に、むしろ全体からある断片を取り出して、その断片を自分につなぐ。 気づきは、なんとなく生まれるものではなく、惹きつける課題意識が反復によって心の習慣となり生まれるものだ。まずはとにかく1つでも自分の経験と結びつけると言う強い思いを持って古典を開く。 古典の文脈を客観的に把握しつつ、自分の経験や主観を絡める、このバランス感覚が古典の読みでは必要であり、また、古典によってこのバランス感覚が鍛えられる 近代的なロマンティックなものは、主観的方法によって作られ、古代的なクラシックなものは、客観的手法によって作られると言う考え方がゲーテにはある 形だけの謙虚さは自己保身であることが多い。本当に偉大な物を知るものこそ、本当の意味での謙虚さを身に付けることができる。表面上、謙虚なものの、言い方をするかどうかは問題ではない。古典力は、神の謙虚さを教え、その分同時代人に対する恐れや引け目を減らし、意欲の持続を助ける、また、自らの独創的才能の涸渇に怯えることもなくなる。 古典の良さは、偉大な精神の空気をそこから吸い込むことにある。その新たな息吹きでなす事は、古典の模倣とは限らない。自己を限定する技術は、懐の深い古典との出会いを通して磨かれる古典を鏡として自分には何ができるのだろうかと自問することで、自分の道が見えてくる。 自己発見のプロセスが、古典力の醍醐味である。
古典力とは、名著を自分の古典として日々の生活や思考に生かす力のことである。人生のある時期に集中的に古典に触れておくことは、生涯にわたる財産となる。
「古典力」は「教養がある」と比例関係にあると思う。 そういう意味でも、たくさん読みたいのだがなかなか続かない。挫折しそうになると、この斎藤先生の一言一言を読み返し、「読み切ってやるぞ!」という意気込みをまた復活させるのである。ありがたい本だ。
素晴らしき古典への誘い。 読みたくなった。読まずにはいられなくなった。読んでいない今の状況を恥じる一方、これから魅力ある読書体験が待っているかと思うと、心からワクワクするのである。 だって考えてみてほしい。 これからの読書体験が間違いなく、価値観と視野を広げ、人生が変わるのだ。 ワクワクせずにいら...続きを読むれない。
古典を読むと意気込んで買ってはみるものの、ついに挫折してしまう。こういったことを幾度となく経験した。 本書は古典を読み、「マイ古典」とすることで日々の生活や思考に活かしていくことができるとする。 古典を読むための十カ条として、 ①一通り知識を事前に得る。 ②引用力を磨く。 ③さかのぼり読み-古典...続きを読むの影響を読み取る。 ④パラパラ断片読み-全部を読もうとしない。 ⑤我田引水読み-自分の経験に引きつける。 ⑥つかり読み-作品世界にどっぷりつかる。 ⑦クライマックス読み。 ⑧演劇的音読。 ⑨バランス読み。 ⑩マイ古典の森をつくる。 が示されている。 今後は十カ条を活用して、古典に親しんでいこうと思う。本書は古典アレルギーを取り除いてくれる一冊だろう。
齋藤先生流・古典のススメ。 ご自身の提唱する学習法に音読を取り入れているからなのか、文章も簡潔・明快・リズミカル。 そして情報量が凄い。読むだけで賢くなれそう。 知るって、楽しい。 学ぶって、面白い。 わかりやすく楽しい語り口が、お勉強へのモチベーションを上げてくれる。 それにしても、『カ...続きを読むラマーゾフの兄弟』って、そんなに凄い作品なのか。齋藤先生いわく「これぞ最高峰の総合小説。これを読まずして文学を、いや人間を語るなかれ。」。 ロシア文学って、とにかく長くて、暗くて、難しいイメージなので(超偏見)生きてるうちにトライしたいとは思っているんだけど…。 日本の古典では、福沢諭吉の自伝が面白そうだった。人柄が感じられるカラッとして爽やかな文章らしい。なんでも手塚治虫のご先祖と関わりがあったとか。へぇへぇへぇ(トリビア)(←古い)
古典をなぜ、どう読むか。 作者はこういう。古典とは「時代を超えて『肉声』」であり、 「この圧倒的なエネルギーを浴び、心身の奥にそのエネルギーを落積することが古典を読む大切な意義だ」。「強引にでも経験に引きつけ古典との距離を踏み越え」、「我田引水」のように古典と付き合うのは大切だという。 相変わら...続きを読むず、わかりやすくて情熱的な文章。さすが斎藤孝先生。
齋藤先生の「岩波三部作」に続いて出た一冊。古典で人生を支えるワザが前半で、後半は先生オススメの100冊紹介。三部作では全編通して齋藤先生のジーニアスっぷりが満載だったので、ちょっと残念。ただし、100冊を語る先生の筆は乗りに乗っていて、それはそれで、読んでて楽しい。
古典を身に付けることの良いところと、実際の古典の紹介の本。 不覚にも「引用なくして読書無し。頻用力なくして古典力なし」の文に痺れてしまいました。 紹介されている本を見る限り、あまりちゃんと古典を読んでこなかったなーと反省。これでも中学高校時代は岩波文庫や新潮文庫の名著と言われるものを色々買って読んで...続きを読むいたつもりだったけど、私のレベルはまだまだだったんだなーと自覚。
古典を読むための十カ条が参考になった。古典をどんどん読んでみたくなる。著者は気持ちを盛り上げていくのがうまい。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
古典力
新刊情報をお知らせします。
齋藤孝
フォロー機能について
「岩波新書」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
BATNA――交渉のプロだけが知っている「奥の手」の作り方
本当の「頭のよさ」ってなんだろう?:勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方
雑談力が上がる話し方
1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
質問力――話し上手はここがちがう
「表現力」に差がつく! 12歳までに知っておきたい言い換え図鑑
相手の気持ちをグッとつかむ 書き方の極意(東京堂出版)
アイディアの神が降りてくる 「3」の思考法
「齋藤孝」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲古典力 ページトップヘ