【感想・ネタバレ】読書のチカラのレビュー

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Posted by ブクログ

一気に読んだ。読書がいかに大切か、著者の熱い思いがひしひしと伝わってきた。この本に学生時代に出会っていたら、私の人生はもっと豊かだったに違いない。と後悔さえ感じるほどだ。読書で心が豊かになるというのは、知識を得ることだけで無く、追体験や著者と対話できる面白さを感じられることだ。
著者は、しきりに「心が浅い」と述べている。私は子どもに関わる仕事をしている。昨今の子供たちは、本当にわかりやすく面白いものにしか興味を持たないように思う。だから、難しいめんどくさいものには挑もうとしない傾向がある。このまま大人になったら、生きていけるのか?とさえ思う。本当に読書のよさを推し進めたい。
1番印象に残った部分は『どんな言語でも読解力を圧倒的に習熟すれば、その後にどんな言語で書かれた文章でも、適切な訳さえあれば理解できる。』である。日本しっかり学ぶことがこれからの日本を変えていくのでは?と感じた。
本書は、分からなければ飛ばして読んでもいいし、会話だけを読むという方法もある。読書のハードルを下げ、立ち向かわせてくれる、そんな本である。

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2022年01月01日

Posted by ブクログ

目的もなく、SNSをダラダラと見る時間は、私の人生に何をもたらすだろうか。
今まで生きてきた27年間で、そういった時間はどのくらいあっただろうか。
大学生、いや高校生の時にこの本に出合っていれば、もっと違った生き方ができていたかもしれない。

しかし過去は変えられない。今からでも遅くない。
SNSでの時間の浪費をやめ、読書で心を、そして人生を豊かにしていこうじゃないか!

この本を読んで感じた、読書の意義は2つ。
①直接出会って話を聞くことが不可能であろう、世界や歴史上の偉人や、優れた経営者たちの視点を学ぶことができる。
②様々な考え方を学ぶことで、精神的に強くなる。
③その本の世界に没頭すると孤独なんて感じない。

しかしただ文字の羅列を読めばいいというわけではない。
ベストセラー=良書ではない。
この本の中で、「師匠読み」が紹介されていた。
ある一人の著者の本を読み漁り、その人の考え方や生き方をとことん知り、ロールモデルとすることだ。
私はまず、齋藤先生を「師匠」とする。
ここまで読書に重きを置き、知性あふれる人は、少なからず周りにはいない。
そして、この素晴らしいアプリにアウトプットすることで、より内容を自分のものにする。

さあ読書だ!わたしにSNSをかまう時間は、もうない。

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2021年01月27日

Posted by ブクログ

大学教授の著者は、教え子が本を読まずに大学に入ってくると嘆く。
そして、本を徹底して読ませる教育をするのだと。

人類の発展の歴史は、本によって築かれ、刻まれ、受け継がれてきた。その精神の巨大な英知に触れることなく生きていくことの危うさを語る。
そして、読書こそ現代を生き抜くための人間力を鍛える格好の武器であると。

思考が浅くなれば心が浅くなる。そして精神的にもろくなる。しかし、学生たちが読書すると変化が現れる。深さが出てくるのだそうだ。

著者に直接教えを請いたいと思わせるぐらい英知に溢れた本。
読みやすい本だけでなく、難しい本にチャレンジしてみようという気にさせる、生命力に満ちた本。

<本書から>
・優秀な人ほど本を読む。経営者に欠かせない決断力と判断力を磨くすべになるから。
・心の豊かさを求めるならば読書を。
・天才・賢人の生き方に圧倒されよう。
・アウトプットで本は血となり肉となる。
・決してあえない古今東西の偉人に師事してみよう。
・心に賢者の森を作ろう。

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2016年11月18日

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職を変えたことをきっかけに、休憩時間には仲間から距離を置いて、一人で読書に励んだ。読書を続けることで、休憩時間の手持ち無沙汰が解消されたし、次々と読みたい本が現れて追いかけられる感覚が芽生えた。

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2015年12月02日

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更に読書欲を駆り立ててくれる一冊だった。
読書の大切さ、なぜ本を読むべきか、その根拠が
具体的に書かれてあり、とても参考になった。
読書がストレス解消になり、心を強くする。
今は、ビジネス書や時代小説なんかをチョコチョコと
読んでいるが、夏目漱石や、海外ミステリーにも
挑戦していこうと思う。

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2013年12月01日

Posted by ブクログ

読んだ本を一分間で説明出来るか、そこに自分の考えを織り交ぜて人に聞かせる説明が出来るか?
読書本を読んでくると、アウトプットの重要性に改めて気付かされる。

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2013年09月22日

Posted by ブクログ

読書をしていない人に読書の良さや意味を教えてくれる本。

読書を習慣にしたいけど、いまいち自分の中の意味づけや説得材料が足りないと思う人は、読んでみる価値がある。

様々なジャンルの本がバランスよく出てくるのが好印象。

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2013年12月07日

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本を読む意義が分かりやすく書いています。
二点、参考になったこと。
ネットの情報に触れることは「情報不足」に陥ること。
心の深部に届く知を獲得することを避けて、快適な情報に触れ続けると読書のような面倒なことは避けてしまう。
結果、「知らない」ということにつながってしまうこと。
二点目は、y=f(x)のfを偉人の視点で見ること。ニーチェなら、xの情報にニーチェのfを通してyを通す。さらに、自分のfを作ることを勧めている。
この数学と結びつける所が、著者の読書から導かれる、多面的な見方の一例だと思う。

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2013年02月09日

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柔軟な思考力、複眼的な視野を身につけるという意味で「読書」という精神活動が非常に重要なものであると認識した。また、読書をして様々な物語や他者の価値観、思想に触れることで自分という絶対的なように思える存在を相対化し、客観的に見ることができるようにもなる。これから趣味の欄に「読書」と書けるくらいに、いろんな本を読むことを習慣づけようという気になりました。それくらい、この本との出会いは自分にとって大きなものになりそうです。

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2012年05月02日

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これはいい。久しぶりにいい本に出会えた。今までなんとなく本を読んでいたけど、これからはアウトプットを意識して読もうと思う。
そのうち再読したい。

2012/02/03 再読
2012/06/27

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2012年06月27日

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時々本の読み方のレクチャーを齋藤孝先生に教えてもらいたくなる。
軌道修正出来て、また読書の森を散策します!
紹介されている本も面白そうで読んでみたいです。

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2024年03月19日

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斎藤先生の本は非常に読みやすい。
また、読書を継続するモチベーションが上がった。

図書室で借りたので、これは買っておこうと思う。
買うに値する著作。

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2020年10月30日

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今日から読んだ本の記録を管理したいと思い、手始めに読書のチカラを読んだ。
作者との対話ができるよう知性を磨きたいと思う。

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2020年10月10日

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心を鍛える読書の方法について、具体的な実践方法が提示されている。読んでいるとどんどん読書へのモチベーションが高まってくる。「その心の浅さを放置してはいけない」という学生への指導の一言が印象的だった。自分が言われているようで、背筋が伸びるような心持ちになった。

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2019年11月11日

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齋藤先生の読書本はあらかた目を通してきたが、やっぱり拭えないのは「齋藤先生はどのようにしてこの本を『本を読まない人』に届けたいのか」ということ。本を読む習慣がある人にこれを伝えてもよっぽどの読書術が書いてない限り「知ってるよ」で終わりそうだし、何よりも「若者が本を読まなくなった」のにはそれ相応の理由がどっかにあるはずなのに、それを掘るそぶりも見せないのがやや気になる。この本もそうだけど、中身がすごく参考になるだけに、それがもったいなく思う。

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2017年12月05日

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似通った本ばかり読み、読書に行き詰まりを感じているタイミングで読んだので、今後の指針の手助けとなった。
読書を習慣にすると毎日少しでも本に触れていないとバカになったように思えて仕方がない。
今後も読書を習慣付け、心の拠り所としたい。

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2016年05月03日

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読書を自身の血肉にしてきた著者の読書観を中心に、読み終わっても活きる読書術、本との出会い方などをを説いていく本。とにかく本を読んできたんだなと思わせる熱量で本、特に古典の大切さを

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2015年06月03日

Posted by ブクログ

読書は「した方がいい」ではなく「しなきゃダメ」と言うのがこの著書の言い分。

話し言葉を聞いててもその人の読書量は分かるし、読書をすればするだけ人間の奥行きが生まれるとのこと。
一つの凝り固まった読書をするのではなく、色んな読書をすることにより物事を複眼的に見れる様になり「多視点思考」になる。
10人居れば10通りの視点で世の中を見据え、人生を語っている。

「先行者の大事な言葉と出会うと言うことは、ある種の遺伝子をオンにすることに等しい」
とあるが、これは自分の頭の中に先行者の言葉が蓄積されることにより、なにか物事があったらそのオンになってる遺伝子が無意識から出てきて助けてくれると言うことだと思った。

著書が言う、読書を続けることによって自分にとって「力になる予感」があった。と言うところに成功曲線の概念なのだと感じた。
とにかく練習は裏切らないのと同様で、意識してする読書は裏切らないのだと思う。

「この人は器が大きいな」「成熟しているな」「判断力があるな」などと感じさせる度合いは「読書の質と量」の相関関係にあると著書は感じているらしい

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2014年06月14日

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読書のチカラ 斉藤孝(著)

斉藤孝は 2冊目であるが 
後半部分は 斉藤孝の速読塾 と重複している感じが。
テーマ毎に 本を書くということから 
同じようなことになるのだね。

『本がある。我々はひとりではないのだ。
不安でたまらない淋しさに襲われるとき、
悲しみの底で歯がみするとき、
本には 人間の生命を立たしめるチカラがある。』

この 宣伝フレーズに ときめいた。

知識をベースに 自分の脳でものを考え、
価値観を決めていく。
思考の深さ。
精神を深める。

孔子は言う
『学びて思わざれば すなわち くらし。
思いて まなばざれば,すなわち 殆し。』
(学而不思则罔。思而不学则殆。)

ニーチェは言う
『孤独の中に逃れよ。もっと強壮な風に吹かれろ』

斉藤孝は言う
『心の深部に届く 知を獲得することを 面倒くさがると
最終的に痛手を被るのは自分自身である。』

本を読む意義
1 情報をえるため
2 時間をたのしく有意義にすごしため
  アタマの中で インスピレーションをふくらませる
3 自分を鍛え,精神を豊かにするため。

本とは
問題発見する。日本語力と論理的思考力。
読み聞かせの重要性
本棚は 自分の記憶装置
変換読みをする。
経験をひきつけて読む。
相手によって アウトプットをかえる。
不特定多数に向けて 自分らしさを発揮する。
師事読み。
突っ込み読み。
一期一会読み
安定剤読み。興奮剤読み。
レーベル読み。

『たえず 読むだけでなく 読んだことをあとで
さらに考えてみなければ 精神の中に
根を下ろすことなく 多くは失われてしまう。』

あぁ。本を読むのは おもしろい。

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2014年01月13日

Posted by ブクログ

なんで本を読まなきゃいけないの?という疑問にストレートに答えてくれる本。「齋藤孝ってあの三色ボールペンをゴリ押しする人でしょ?苦手だなあ…」と思ってる人(主に私)でも苦痛を感じられずに読めるので安心です。まあ三色ボールペンが読書に置き換わったような本なんだけど。それでも、いろいろな切り口で読書するべきだと結論に持っていくので飽きずに読めます。

この本の中では様々な本をさらに紹介しています。読書へのモチベーションが上がったところで読みたい本が見つかるので読書を習慣づけるいいチャンスですよ。

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2013年05月24日

Posted by ブクログ

ネットでは知識が浅い。深まることはない。
自分の思考を定着させたり、掘り下げたりする作業は、独りの時間・空間でなければならない。
人生の数々の岐路に立ったときに、過去の人類の知恵から学ぶべき、それが読書。
読書により、多視点思考が可能。

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2013年05月08日

Posted by ブクログ

最近一冊の本を繰り返し読んだり、読み返したりすることも少なくなってきましたが、この本を読んでちょっと反省。アウトプットできるくらい、たまには読み込んでみたいですね。

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2012年12月02日

Posted by ブクログ

なんとなく気になって読んだ。

最近読んでる千田さん・成毛さんに続き、齋藤さんも同じ意見やなー。
うんざりしてるわけではなく、やっぱりそうやんね!読書せなあかんやんね!もっと読もう!って駆り立てられて楽しくなります。

小さいころから読み聞かせするのが大事なんだと書いてあった。
確かに、親が本好きだったり読んだりしてると、子どもも読むと思うなあ。
まだ意味わからんやろってくらい小さい子に対しても、絵本を読み聞かせするのはいいと思う。想像がふくらんで絶対楽しいもん。

私もちょっと本棚工夫しよ。雑然と並べて、何がどこにあるのか・・・

齋藤孝さんは結構好き。テレビでコメンテーターしてても、説得力あって、ちゃんと聞こうと思える意見を述べる人だと思う。
もうちょっと齋藤さんの本読んでみよー!

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2012年05月15日

Posted by ブクログ

「読書はした方が良い」と分かっていても、その理由をしっかりと言葉にするのは中々難しい。この本を読んで、それが少しクリアになった感覚がある。
読んだ方が良い、というより、読まないなんて有り得ない、という強いスタンスに冷や汗をかきつつ背中を押される感覚になる本。

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

読書の大切さについて述べてあった。
良質な本を読みましょうと書いてあったけど、わかるわかるのだけど、どうしても娯楽に走ってしまう私。
まだまだそこに到達するまでにはど読書が足りてないと思った。じゃんじゃん読み漁ろう。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

読書のための読書をしていると、自身の読者との関わり方の少なさを後悔する。もっと早くから読んでおけばよかったと思う。
まずは恥ずかしくないように「源氏物語」「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」あたりは読んでおきたい。

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2020年12月13日

Posted by ブクログ

読書をすることで、思考の幅が拡がるのは著者の言うとおり。
まずは、読むことに慣れないと次のステップにはいけないな。

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2019年06月12日

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斉藤孝著「読書のチカラ」大和書房(2011)

* 文字を書きとどめる媒体は、石版や竹簡から紙へと進化し本というきわめて利便性の高い形に落ち着いた。人類の発展の歴史は、本によって築かれまた本に刻まれて受け継がれてきたといっても過言ではない。

* 今の時代にこういう大量を伴う精神力が求められることは少ない。そのかわり、欠かせないのが思考力だ。知識をベースに自分の脳でものを考え価値観を決めていく。それによって自分の立ち位置を決めていかなければならないのである。

* 1人の時間得ることによって精神のバランス取り戻せるそして経営者に書かせない決断力、判断力を磨く術になる。

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2013年04月20日

Posted by ブクログ

時間に余裕ができ、以前から少し興味のあった'読書'をしてみようと思い、まずは何事も理論から…と、手にとった最初の一冊。
読書をすることの必要性を説き、現代社会への有用性が、分かりやすく説明されている。
中でも、良質な本を避けて底の浅い本ばかりを読むことを「一軍のプレーを恐れて万年二軍で満足しているようなものである」と述べている箇所には感銘した。今まで本さえ読んでいなかった自分にはグサリときた。
また、自分のようなズブの素人には分からない、良書、悪書の違いについても説明されており、本を読んだことがあまりなくても読書に少しでも興味がある者ならば一読の価値がある。
本文で多くの作品が紹介されており、本の世界にのめり込むきっかけとなる一冊になり得るだろう。

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2013年03月20日

Posted by ブクログ

本棚を見ればその人がわかる。そのうち本棚は作りたいけれど、所有はできるだけしたくない。所有なんて退屈。

どんなアウトプットなら私の気に入る?

その内容を人に説明できるか
1 感性、経験
2 本の一部を引用

 重要なのは認識だ。問題が目の前にあっても、認識できなければ存在しない。問題が存在しなければ、考えることもない。

 問いかけなければ何も始まらない。

 もしかしたら、恐れが問題意識を持つことを妨げているのかもしれない。問題を見つけたとして、自分では解決できないのではないか。認識する前なら耐えられたことも(人は惨めさには慣れる)、それがあると気づいてからはとても耐えられないかもしれない。しかも、それが自分では手も足も出ないことだったら?

 それでもやはり、問題を認識したなら、自分の実力や状況と照らし合わせて、現実的な行動を起こすこともできる。その可能性が生まれる。それが小さなロックハンマーで分厚い刑務所の壁に穴を開けるようなことだったとしても。

 現実的な行動を起こすように自分自身と交渉を続けたら、その先に目標や希望があるかもしれない。

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2013年03月20日

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