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福沢諭吉の代表作『学問のすすめ』。
「天は人の上に人を造らず~」という一節はあまりに有名ですが、
この書籍を通じて福沢諭吉が伝えたかったいちばんのメッセージとはいったい何か?
それは「学ぶことの重要性」です。
学ぶことで外の世界を知り、欧米列強の圧力下に負けない人になってほしい。
自分の足で立てる「独立心」を養ってほしい。
それこそが福沢諭吉の思いだったのです。
同作には現代社会に生きる私たちにとって、
学ぶ姿勢から社交の大切さまで、
社会人として生きるために必要なことがたくさん書かれています。
・仕事がつまらない……
・やりがいが見出せない…
・今の職場に不満がある…
そんな方はぜひ本作を読んで、
「今」を乗り切るヒントを見つけてください。
学ぶことでしか『今』は変えられない!
やりたいことがあるのであれば、
それを忘れずに成長していけばいい。
いつかチャンスは必ず来るのだから。
■目次
・第1話 出会い―有様の不同なるが故にとて他の権理を害するにあらずや
・第2話 現代へ―天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
・第3話 再会―我心をもって他人の身を制すべからず
・第4話 学ぶとは―賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるに由って出来るものなり
・第5話 友情―人に先って事をなすは正にこれを我輩の任と言うべきなり
・エピローグ 独立―独立とは、自分にて自分の身を支配し、他に依りすがる心なきを言う
■著者 齋藤孝
■まんが 岩元健一
Posted by ブクログ 2021年03月07日
文庫で読むのは難しそうだったので、まずは漫画から入ってみた。文章の解説が一区切りごとに入っていて非常に分かりやすかった。学問のすすめの内容はこの解説を読めば理解でき分かりやすくまとめられたいい本だと思った。漫画でハードルを下げてくれているので、とっつきやすくもあった。参考になったのは以下。
⒈ 「天...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月21日
平等を宣伝した本と思っていたら違った。学問の大切さとか、他者とのかかわり方とか、独立するとはとか。これは今でも通じる自己啓発本だった。漫画とバランスよく、福沢の言葉の解説をする文章が混じっていて、「学問のすすめ」をよりわかりやすくなる内容になっていた。さすが斎藤孝さんだ。時間があまりかからず、「学問...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月17日
「学問のすすめ」で、福沢諭吉が伝えようとした概要がザックリ理解出来ました。
5話構成で、1話ごとの終わりに解説ページがあります。メッセージの文体が古いので、そのままでは内容が理解しづらく、解説ページを読んで内容を理解する流れになりました。
そのため、漫画になっているとはいえ、気合を入れて読まないとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月21日
学問のすすめを軽く読んだことがある程度の知識で読み進めてみたが、福沢諭吉の言葉や伝えたかったことが簡略にまとめられていたように感じる。
日常生活を送る中で、誰しもが感じる人への嫉妬や、現状への不満に対して、福沢諭吉がどのように考えていたか、また、自分がこれからどのようにかんがえれば良いのか、考える...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月14日
「学問のすすめ」というタイトル。すべては福沢諭吉の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の名言に隠されています。この有名すぎるフレーズだけが独り歩きしていますが、それだけで長い間1万円札になっている理屈が成り立ちません。人は皆平等だけれど、世の中を見ると豊かな人と貧乏な人がいる。人格者もい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月05日
刺さる部分がエピローグにあった。以下その言葉3編。
✅独立とは、自分にて自分の身を支配し、他に依すがる心なきを言う。
✅独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人に諛うものなり。
✅常に人を恐れ人に諛う者は次第にこれに慣れ、その面の皮鉄の如くなりて、恥ずべき...続きを読む