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天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず――。多くの人がそらんじることができる惹句だが、それに続く言葉をご存知だろうか。福沢諭吉がその言葉に賭したのは人間の平等ではなく、見識と行動力を備えた「個人の自立」だった。明治維新という未曾有の転換期に書かれた、危機の時代の心得を学ぶ。NHK放送で大好評を博したテキスト2011年度シリーズを単行本化! 本文、詳細な注釈に加え、番組4回で放送されたゲストとの対論、読書案内などを新たに収載した完全保存版。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年03月31日
福沢諭吉の「勉強する意味」とは「自分の頭で考え、物事を判断する力を得ること」。
信じる、疑うというときには、取捨選択のための判断力が必要になる。学問というのは、この判断力を確立するためにあるのだはないだろうか、と説く。
また「学問こそ周囲に流されないための術」。
勉学に限らず、仕事や人生において、ど...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月11日
おすすめ度:80点
福沢諭吉『学問のすゝめ』解説本。
福沢諭吉は「明治の人間」の代表というべき人物だ。まっすぐ前を向いてどんどん進んでいく明るさ、勇気、胆力。
国とわたりあえる人物たれ。
独立自尊で生きよ。
識見をもって行動せよ。
原文のその小気味よいリズムから、福沢の気概と信念とカラッとした明る...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月19日
さて、そこで、今回の主人公である福沢諭吉です。彼こそはその「明治の人間」の代表というべき人物です。まっすぐ前を向いてどんどん進んでいく明るさ、勇気、胆力。新しいものに順応し、ものにしていく意欲が、まさに明治時代のカラーです。慶應義塾という私立学校を作り、新聞社などの事業を興し、多数の著作をものした一...続きを読む
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