あらすじ
途中で挫折しない方法を、読書通の著者が教えます!登場人物がややこしい長編小説の読み方は? 難解な翻訳書・学術書を読みこなすコツは? 本を同時に読み進める「並行読書」、レーベル別攻略法、1000冊読める大量消化法等の齋藤メソッドが盛り沢山。コラム「よろず読書相談室」では、個別の悩み相談にも答える。オススメ本も多数掲載。
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Posted by ブクログ
長編小説の読み方から難解な翻訳書・学術書の読み方まで、途中で挫折せずに楽しく本を読む技術を紹介した本。
読書を続けるには、まず「楽しむ」こと。自分が読みやすいと思うものから読むこと。本の内容を全部暗記しようと思わないこと。そして、数をこなすこと。
Posted by ブクログ
この著者の読書の本はどれもいい。内容の重複はあっても「ああ、そうだった」と復習になるし、よくまあこれだけ色々なジャンルの本に精通しているなと舌を巻き「よし、自分も」と奮い立たされる。
本を隅から隅まで読むことにこだわらず、嫌ならやめればいい、2割理解すればいい、その代わりにたくさんの本と出会いましょう、というのが今回のテーマ。
特に役立つのが自分の苦手なジャンル。そうか、こういう目線で読むと面白いのか。こういう本なら読みやすいのかと、非常に参考になる。
読むゾ!
Posted by ブクログ
あっという間に読めました。斎藤先生の本は読みやすいです。本にマーカーや書き込みを入れるのは今までためらっていましたが、自分の財産になるなら書き込んでなんぼだなと感じました。ジャンルの好き嫌いが多かったのですが、全て隅から隅まで読む必要は無く、まずは自分が興味を持った部分から読んでみようと思えました。ボックスに同じ関連の本を40冊ずつ収納する書棚、真似してみたいです。
Posted by ブクログ
『読書』のハードルを下げてくれる本。
かるーい気持ちで本を開けば良いと教えてくれます。
新書から小説までたくさん紹介してあるので、手元に一冊あると本選びの参考になって良いと思います。
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海外の作品(現代、古典)にも挑戦してみる。
一週間で新書五冊。様々な世界史を。
本を買ったらただちに喫茶店へ。喫茶店に入るための口実で、本を買いそう。
Posted by ブクログ
全部読まなくて良い。本を最も読みたいと思うのは買った瞬間。魚のように、新鮮なうちに捌くべし、というのは忘れたくない心構えだ。本を買ったらただちに喫茶店・カフェへ行くという行動を取ることは合理的ということ。
面白そう、美味しそうなところだけでOK、人にその面白さやポイントが伝わればOK。つまり、重要なエッセンスを短時間で見つけることに集中すれば、本をサクサク読める。
師匠や友人に近い存在だという本。たくさんの師匠や友人に出会うためにも次から次へと読んでいきたいものだ。
20分で読もうと全力で読んだら、この本は28分で読み終わった。レビュー込みで38分。力を抜いて、よりエッセンスだけに集中したら、もっと早く読めたと思う。この感覚は忘れないようにしたい。
Posted by ブクログ
読書習慣がない私にとっては、2,3割で読めればいいとか真面目に読み切ろうとしなくていいとか、取っつきやすくてとてもサクサク読めました。太字で書かれてる部分だけを読んでも理解できるので、読み直しも楽にできました。いろんな本の紹介もあったので、これを参考にして読書していきたいと思いました。
Posted by ブクログ
本をサクサク読む技術について、章立てして丁寧に指南してくれています。
1章「読破」するにはコツがある。
2章 長編小説を挫折しないで読む方法
3章「ビジネス常識」としての経済小説、歴史小説入門
4章 難解な翻訳書・学術書を読みこなすコツ
5章 本を選ぶヒントーーー王道から邪道まで
また、よろず読書相談室ということで、誰しもが悩むような内容に適切なアンサーが書かれている。
途中、読み飛ばしましたが、色んな本の紹介もあり、楽しく読めました(笑)。
Posted by ブクログ
残りの人生で読み切れる本の冊数は限られているという事実は圧倒的に揺るがないので、確かに自分に合わない本は早めに見切りをつけていくしかないのかも。著者の読書関連本で必ず紹介される「カラマーゾフの兄弟」、いつか挑戦したい。
Posted by ブクログ
どんな本もサクサク読むというよりは、
・合わない本は合わないものとして割り切る
・自分の知りたい知識を引き出せればそれで良い
として、全ての本を最初から最後まで通読しなければならないという固定観念を打破するものかなと思いました。
確かに、通読に囚われすぎて読書そのものを嫌いになるよりは、色々な本と出会って知識や経験を積むほうが有益だと思います。
Posted by ブクログ
・新書は取り付きやすく、読みやすい。乱読に向いている。
・文豪の長編小説は、会話の部分だけ読んでも伝わる。
・オーデイオブックも手軽でいい。歩いているときにも楽しめる。
Posted by ブクログ
ある一冊を読んで「おもしろい」と思ったら、同じ分野の本を二冊でも三冊でも読みたくなるものです。そこから派生的に、新たな関心が生まれるかもしれません。それを複数の分野で行えば、読書量とその守備範囲は蜘蛛の巣のように広がっていきます。書棚はバラエティ豊かになるでしょう。
(P.195)
Posted by ブクログ
▫️ためになった部分引用
・全体のうち二三割でも読めば十分
・より多くの本に出会い、エッセンスだけを片っ端から吸収していく
・読書家と呼ばれる人ほど、読み通すことにこだわってない
・何かの学問分野に興味を持ったら、とりあえず図解を見ると良い
・何回な文章は、さきに「著者は何が好きで何が嫌いか」を見極める
・ほとんどの評論は、自分の感情や価値判断を正当化するために、複雑に書かれている
・レビューは最高点と最低点を除いて読むと正確な評価がわかりやすい
Posted by ブクログ
並行読書やってみようと思う。
小説で出てきた本や、著名人の言葉など。
この本読んでたら次に読みたいって思える本が増えた。
たくさん読んで知識つけよう。
Posted by ブクログ
いろいろなジャンルの本を幅広く紹介。科学、歴史小説は普段読まないので参考になった。それにしてもカラマーゾフ大好きすぎでしょうというくらい何回も出てくる。
20分ずつ刻んで複数の本を平行読みというのは、さっそく実践しました。確かに集中力を持続できて、読むペースが上がりました。
Posted by ブクログ
メディアにもよく登場する斎藤孝が、自身の経験を踏まえて色んなお勧めの本を紹介する一冊。
「本は全部読まなくても良い」というのは読書家なら誰でも言うことだが、「家に蔵書千冊」は新書や文庫本だけならいざ知らず、ハードカバーのとなるとウサギ小屋の日本には適さないと感じた。
Posted by ブクログ
齋藤先生のお薦め本を多数紹介しながら読書の心得を説く、安定路線の一冊。今回は、読書にまつわるお悩み相談も適宜交えつつ、2割読書法やアウトプット法など、これまで先生の「読書」本で披露されていたワザを掲載。本当にたくさんの本が紹介されているので、この中から何か読んでみよう、というトリガーになる。
Posted by ブクログ
斎藤孝さんのこの手の本はどれか一冊を読んでおけば、他も同じような内容なので、サクサクと読み流し、気になる部分だけ読む感じでいい気がする。読書熱が冷めかかったときに、こういう本を読むとまたモチベーションが上がる。
Posted by ブクログ
何故本を読むのか?ものごとをどう捉えるか、その考え方や姿勢を確立する。深い部分で心の支えになったり、考え方や生き方を教えてもらったり、自分の軸をつくってもらったりすることに意義がある。
こういう学問分野があるということを提示するのが、教育の役割
この世には生きるだけの価値がある
自分の生きてきた世界は狭いのでは、自分や自分を取り巻く世界の価値観は絶対ではない
難解な文章は理屈より先に、感情を探る→評論というものは、自分の感情や価値判断を正当化するために書かれている
ものごとを合理的に判断するには、情報の精査と考え抜く姿勢が欠かせない
活字は、人の心を深く掘り下げ細やかに描く