齋藤孝のレビュー一覧

  • 知的生産力
    流行りの「知的生産」の齋藤先生バージョン。
    以前に、出口治明氏の「知的生産術」を読みました。

    出口氏は、「自分の頭で考えること」を知的生産のキモに位置付けています。具体的な学び方として、経験を重ねることや疑うこと、考え抜くことなどを提唱しています。

    齋藤先生は、「知的生産」を、新しい情報を分かり...続きを読む
  • 語彙力こそが教養である

    文は人なり

    一部ご紹介します。
    ・豊かな日本語を声に出して読めば、それがそのまま「自分自身の語彙」になっていく。引用は「教養のアウトプット」である。
    ・少しでも気になることがあったら、すぐ「検索」する。
    ・インターネット上のレビューは「使える語彙」の宝庫。「まとまった情報」としてのレビューには、集合知とい...続きを読む
  • 現代語訳 論語
    〇学んだこと
    1.教育は人を選ばない
    2.奇怪なことより平常を・力わざより徳を・乱よりも治を・鬼神よりも人を
    3.人は厳しい局面になったときこそ真価が問われる
  • アイディアの神が降りてくる 「3」の思考法
    人の分析、自己のありたい人間像、仕事の目標設定、ものの分類の仕方、時間、居場所、人生。
    すべて3つに区切って考えると思考力が自動的に推進され、ものごとを深く考えることができる、という内容。
    簡潔でわかりやすく、日々の仕事や生活ですぐに実践できる内容にまとめられていてとてもしっくりきた。
    個人的にはア...続きを読む
  • ネット断ち
    齋藤氏の本であるから、どうやったらネット依存
    から抜けられるのか、などというようなノウハウ
    本では当然ありません。

    一日のうち一時間でも、ネットから距離を置いて
    読書なり沈思黙考する時間を取らないと、そのう
    ち大変なことになるよ。そして、ネット断ちした
    ことにより得られる世界はこんなに素晴らしいの...続きを読む
  • 知性の磨き方
    知性という能力を人生に活用したい人におすすめ。

    【概要】
    ●知性とは何か、なぜ必要か
    ●知性を追求するスタイルを完成させるため、5つの知性のあり方を紹介
     ・夏目漱石:自己本位
     ・福澤諭吉:自己管理
     ・西郷隆盛:胆力
     ・西田幾太郎:知・情・意・体
     ・柳田国男:「常民」への視線、折口信夫:直...続きを読む
  • 15秒あれば人間関係は変えられる 自分の言いたいことをきちんと伝える技術
    齋藤氏が多くの著書で語っている「15秒あれば
    本質的な意味のある事柄を伝えることが可能で
    ある。特にテレビCMはその典型」という持論
    をさらに応用して、人間関係にも活用できる。
    と、断言した本です。

    確かにダラダラと話されたり、初対面で何から
    切り出すか、などの場面では、短くても切れ味
    のある一言...続きを読む
  • 小学校では学べない 一生役立つ読書術
    小学生向けの「読書術」の本。

    読書術といっても、難しいことは1つも書いていない。

    むしろ、簡単すぎるくらいなので小学生にはピッタリ。

    読書術のことを「魔法」に例えて理解しやすくしているのも評価できます。

    あと、読書が苦手な大人が読んでも良いのかなと思いました。

    読書の本質が書かれているし、...続きを読む
  • 大人のための書く全技術
    大人のための全技術シリーズ第3段にして完結編。

    「本質を理解して過不足のない文章を書く力。それこそが『書く力』だと考えています」(『はじめに』より)

    「『文章で人を動かす力』を自分のものにすること」が社会人にとって最も必要だと、著者は力説する。

    優れた文章にはその人の人格や温かみまでが表れるの...続きを読む
  • 英語コンプレックス粉砕宣言

    齋藤孝・鳥飼玖美子氏の対談本である。
    英語に関連する本は、数多く出ているが、どうしても
    ①英語教育・政策批判
    ②英語指導の具体
    どちらかに偏りが多かった気がする。

    この本は、①②のバランスが実に良い。
    鳥飼氏が否定的な意見を述べようとすると、齋藤氏が違う角度から提案をし、逆に齋藤が奇抜過ぎるアイ...続きを読む
  • 齋藤孝の一気読み! 日本近現代史(東京堂出版)
    「世界史的に見ても非常に研究価値のある希有な物語、それが日本の近現代史です」

    著者は冒頭から力強く語る。

    だが、意外とわかってるようでわかっていないのも事実。

    歴史の授業は、明治維新が終わる頃に3学期を迎えてしまう。
    先生が駆け足で流すようにしか教えてくれなかったことも、その理由の一つだろう。...続きを読む
  • 50歳からの孤独入門
    一般的に50歳を迎えると、男性は会社の中でも
    家庭においても「孤独」を感じることがあると
    言います。

    しかしそれは考え方次第であり、簡単に切り抜
    けることができるのも事実です。

    50歳という人生の節目を迎えて、現代の人生
    100年時代をどう生きるか。

    まだまだこれから楽しいことがあると思えば
    ...続きを読む
  • 国語力が身につく教室~できると思われる読解・文章・会話の基本
    齋藤孝先生の文章は、説得力があります。

    本書は、タイトルに「国語力」とありますが、コミュニケーション力にもつながる内容です。また、自分の考えを論理的に整理する時にノウハウが満載です。

    また、本書でとても良かったのは、各章の間に挟まれている小論文です。構成がハッキリしているので、ほとんど接続詞を使...続きを読む
  • 教養力
    「あなたの中に偉人は何人いますか?」

    自分の中に偉大な人たちの思考をインストールしたいと思って、読書をしている人にはいいかもしれないです。

    読書はコスパ最強の勉強法だなって改めて思いました。

    「あなたの中に偉人は何人いますか?」
  • 一行でわかる名著
    ふらっと立ち寄った本屋で、何気なく手にとった本。
    齋藤孝さんの本は、これまでにも何冊か読んではいるが、これはその中でもおすすめ。
    得てしてこうした本のエッセンスだけを紹介した本というのは、結局消化不良に終わってしまうことが多いものだが、これは違う。まさに”一行”の中に、そのエッセンスというか”核心”...続きを読む
  • 大人の対応力
    自分に出来そうな対応方法が具体的に書いてあり、物事の捉え方や気持ちの整理の仕方がよく分かった。読んでよかった。
  • 55歳からの時間管理術 「折り返し後」の生き方のコツ
    55歳からの時間の使い方を「仕事」「教養」「社交」の3つの視点に整理して紹介している。仕事や趣味の時間の使い方は、50代になり自分なりに変わってきたと思うが社交という面では、変えていくことが大事だと思った。雑談力と孔子・老子・荘子の生き方から学ぶことが必要だと思った。
  • 人生は「2周目」からがおもしろい
    他者の評価基準からの脱却、嫌われないだけで十分満足というディフェンシブな生き方、適度な距離感と節度、好奇心。これからが楽しみになってきました。
  • 小学校では学べない 一生役立つ読書術
    簡潔にわかりやすく読書の効用を説いている。自身の子どもの受験対策から始まった研究が読書やらいろいろ派生し広がっているのがすごいと思う。
  • ネット断ち
    ●読んで得たもの
     沈潜することの大切さ、本から得られる教養の多さ。
     画面上の文字は読みやすいが記憶に残りにくい。
     印刷された文字のほうが記憶に残りやすい。

    ●感想
     スマホとSNSに時間を奪われている人はもったいない。
     これからも読書を続けていきたい。