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Posted by ブクログ 2016年12月03日
齋藤孝さんの優しい語口調につい、うんうんと頷きながら読んでしまう。
「若いうち」ということで、対象年齢は10代〜20代を想定されているのでなおさらそう感じるのかもしれない。
有名な太宰治。
けれど、小学校や中学校の教科書に出てくる作品くらいしかあまり知らず、その後読んだものはあまり多くない。
齋藤...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月01日
私は、太宰作品を読んだことがないのですが、
読みたいと思わせてくれる一冊でした。
題名の通り、太宰作品の感想、紹介本なのですが、
私には、本作品の内容(著者の主張)が、
・著者自身の読み込みが非常に深く、主観的なものか?
・誰もが太宰作品を読み、同様に感じることのできる客観的なものか?
というのは...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月21日
読んでよかった。
センチメンタル(感傷)との付き合い方、自分はもっとできるはずなのにというくすぶり、足跡を認めてほしいという思いを否定しない、むしろそうした太宰治の苦しみを若いからこそ共感でき、そうした思いをくぐり抜けてこそその人の魅力が増すという作者の考え方が好き。もちろんそれは、ながく研究者と...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月12日
齋藤センセイの太宰治紹介本
ヒリヒリしてぐだぐだ悩む10代20代がうってつけらしい
悩むときにとことん悩んでふかーく考える時期にふかーく考えると人間的に深みが出るそうです
けっこう太宰治は読んでると思ったけど
知らない短編もあったり
色々よみたいなーとおもった
あとどうしても内容やあらすじにめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月07日
著者の身体論・教育論で読み解く太宰治解釈として興味深く読みました。
『新樹の言葉』の最後で、家が焼き落ちたときに乳母の子どもたちが微笑んだのを目にした主人公が「力こぶ」を入れるところに着目しているのは、この著者らしい着眼点だと思いました。この物語の主人公は、これまで筋肉にまったく力が入らない、腹が...続きを読む
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