齋藤孝のレビュー一覧
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いわゆる自己啓発本とはちょっと一線を画す内容。 能力の差なんてそんなになくって、段取りがうまいかどうかが結果に大きく結びついているのだ、と。 齋藤先生の授業も本も大好きなんで、多少評価が甘めになってしまっているきらいはありますが、中長期的な視点を持って人生に取り組む、ということも「段取り」として考えれば、この考え方はすべてに応用できます。 そして、いろいろな著名人のエピソードを織り交ぜているだけに説得力がある。こういう本をまとめるために、彼はものすごい料の資料を紐解いているはずなんですが、それを感じさせないスッキリ感です。大抵、たくさんの資料を見るとあれもこれも使って結局言いたいことは何だった
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Posted by ブクログ
ネタバレ人生を4分割して、その中でポイントとなる時間の使い方をレクチャー。
30歳から45歳、その後15歳刻みで4期に分類している。逆にいえば20代は完全に人生を充実させるための準備期間と割り切っているのが独特だ。一番共感したのはそのうち30~45歳での第一期での時間に対する考え方と、60歳からの第三期での考え方には軸として違いがあるので、その移行のために途中の第二期を挟んでいる、という部分。
いきなり定年を迎えたバリバリのビジネスマンが、会社に行かなくなった途端何をしようか困る事例があるのを観ればわかるように、いきなりブレーキを踏んでも上手くいかないのを見越して準備が必要なのだろう。
45歳までは -
Posted by ブクログ
タイトルを見て、「この本を読んでる姿を誰かに見られたら、コミュ障って思われるかも」なんて安易な考えで、この本を読むのを辞めるのは余りにももったいないと思います。
コミュニケーションを円滑にする方法だけでなく考え方・発想etcが説かれています。それが引いては自分の考え・思いを如何に上手く、誤解を招くことなく相手に伝えるかということに繋がる、と感じました。人は1人では生きていけない。誰かに思いを伝えずにはいられない。コミュニケーションの失敗したパターンが、イジメによる自殺であったり戦争であったりする…
第3章は身近な事柄に触れられているので、特に読み易いと思います。第3章から読み始めるのもいい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者の講演会を昔会社の研修で聞いたことがあるのですが
その時に非常に感銘を受けた話がまとめられた本でした。
マッピングコミュニケーションの存在は知っていましたが
実践するのは非常に難しいと思っていましたし
実際に使えるものだとは思っていませんでした。
しかし、この本を読んで少しずつ実践していって
みようかなと思いました。
マッピングコミュニケーションの部分以外でも
この本にはコミュニケーションの本質とは何か
という問題まで掘り下げて説明してくれているます。
私もそこまで親しくない人とのコミュニケーションは
苦手ですが前向きに考えられるようになり
むしろ苦手な人とコミュニケーションを取ってみ -
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Posted by ブクログ
冒頭でがっつりヤラれました。
文章は何のために書くのか?
この答えは様々にあるかと思いますが、本書で設定している答えは、これです。
文章は、ひとを動かすために書く!
言葉には人の心に働きかけ、動かす力
があります。
言霊って、本当にあるんだなっていう思う瞬間って結構日常にあったりします。メールでのやりとりでは結構嫌な感じなのに、実際会って話してみると、意外と大したことなかったりとか。まぁ、これは気の持ちようかもしれないけれど、ライブでプレゼンテーションや、パフォーマンスなんかを見せつけられて、圧倒されることって、その人から発せられるエネルギーというか、オーラみたいなものを感じて、元