齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレどんな世界でも「一流」と名の付く人は上機嫌である。
と言うのは最近よく思うことである。
まさに、そういった事「なぜ一流の人は上機嫌」であるのかが書かれた本。
この著書に実名入りで登場する方々の他にも、たくさん思いつく。スポーツ界、芸能界で浮かぶあの顔この顔も上機嫌である。
人を「上機嫌で頭が良い」「上機嫌だけどバカ」「不機嫌だけど頭が良い」「不機嫌でバカ」に大別し、「上機嫌で頭がいい状態」を目指そうというのがこの本の主旨。
オープンで暖まっていて、柔らかい身体づくりをすることが大事。年をとってがちがちになった身体をほぐすところから始めると良いという。
また、今時の若者は真面目でいい子す -
Posted by ブクログ
「息を合わせる」「呼吸をつかむ」「息を凝らす」「息が長い」等、日本には息すなわち呼吸に関する言葉がたくさんある。
20代に呼吸に関して長く模索した著者だから編み出した、簡単で型(日本の武道の本質)から身につけて技にするといった3.2.15の呼吸法について書かれている。
教育者の立場から、放っておくと気の散りやすい小学生に集中力を持たせる方法や、現在の、周りに気遣いはできても、真面目一方の大学生に大声で笑える身体をつくらせて授業をすすめる実践論まで、とても面白く読み進めた。
深い呼吸で、胆力を鍛え、集中力を少しでも増し、自己肯定力にも繋がればこんな良いことはない。
私自身、身体ががちがちで、スト -
Posted by ブクログ
信頼:互いのコミュニケーションと絆を結ぶもの
モラトリアムの終了。今考える
人の判断:多面的に捉えて差し引きで考える
ストレスの発生源を考える
自分ならどんな付加価値をつけられるか
どんな種を蒔いているか。30代は収穫の時期
仕事に何を求めるか
自分流のスタイル、やり方を見つける
自分はこれでやっていくと自信を持って言えることは何ですか?
今、これがあると幸せだと思える瞬間を把握する。時々再確認する。人、もの、時間の観点
一つ一つの決断で絞り込む。これでいく、と肚を据える。もし別の選択をしていたら、とは考えない。
一気にやるのではなく、コンスタントに継続する。 -
Posted by ブクログ
古典を読むと意気込んで買ってはみるものの、ついに挫折してしまう。こういったことを幾度となく経験した。
本書は古典を読み、「マイ古典」とすることで日々の生活や思考に活かしていくことができるとする。
古典を読むための十カ条として、
①一通り知識を事前に得る。
②引用力を磨く。
③さかのぼり読み-古典の影響を読み取る。
④パラパラ断片読み-全部を読もうとしない。
⑤我田引水読み-自分の経験に引きつける。
⑥つかり読み-作品世界にどっぷりつかる。
⑦クライマックス読み。
⑧演劇的音読。
⑨バランス読み。
⑩マイ古典の森をつくる。
が示されている。
今後は十カ条を活用して、古典に親しんでいこうと思