齋藤孝のレビュー一覧

  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

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     この著者の読書の本はどれもいい。内容の重複はあっても「ああ、そうだった」と復習になるし、よくまあこれだけ色々なジャンルの本に精通しているなと舌を巻き「よし、自分も」と奮い立たされる。
     本を隅から隅まで読むことにこだわらず、嫌ならやめればいい、2割理解すればいい、その代わりにたくさんの本と出会いましょう、というのが今回のテーマ。
     特に役立つのが自分の苦手なジャンル。そうか、こういう目線で読むと面白いのか。こういう本なら読みやすいのかと、非常に参考になる。
     読むゾ!

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    2015年12月23日
  • 読書のチカラ

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    職を変えたことをきっかけに、休憩時間には仲間から距離を置いて、一人で読書に励んだ。読書を続けることで、休憩時間の手持ち無沙汰が解消されたし、次々と読みたい本が現れて追いかけられる感覚が芽生えた。

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    2015年12月02日
  • 「疲れない身体」をつくる本 あらゆるストレスをため込まない毎日の習慣

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    人一倍活動している斎藤先生が、どうしたら疲れない身体を作るかについて綴った本。
    具体的に呼吸法や体操なども書いてあります。しかし本当に言いたいことは、「おわりに」にある、「ストレスをためない」、そのために「流す」ということなのだと感じました。
    ストレスフルでいて、何事も流せないで疲れ切っている自分自身と照らし合わせてみて、こういう考え方もあるのだな、と納得しました。
    何か一つでも試して、今の状況から抜け出せるきっかけになればと思います。

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    2015年12月01日
  • 上機嫌の作法

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    ネタバレ

    どんな世界でも「一流」と名の付く人は上機嫌である。
    と言うのは最近よく思うことである。
    まさに、そういった事「なぜ一流の人は上機嫌」であるのかが書かれた本。

    この著書に実名入りで登場する方々の他にも、たくさん思いつく。スポーツ界、芸能界で浮かぶあの顔この顔も上機嫌である。

    人を「上機嫌で頭が良い」「上機嫌だけどバカ」「不機嫌だけど頭が良い」「不機嫌でバカ」に大別し、「上機嫌で頭がいい状態」を目指そうというのがこの本の主旨。

    オープンで暖まっていて、柔らかい身体づくりをすることが大事。年をとってがちがちになった身体をほぐすところから始めると良いという。

    また、今時の若者は真面目でいい子す

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    2015年11月07日
  • 呼吸入門 心身を整える日本伝統の知恵

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    「息を合わせる」「呼吸をつかむ」「息を凝らす」「息が長い」等、日本には息すなわち呼吸に関する言葉がたくさんある。
    20代に呼吸に関して長く模索した著者だから編み出した、簡単で型(日本の武道の本質)から身につけて技にするといった3.2.15の呼吸法について書かれている。
    教育者の立場から、放っておくと気の散りやすい小学生に集中力を持たせる方法や、現在の、周りに気遣いはできても、真面目一方の大学生に大声で笑える身体をつくらせて授業をすすめる実践論まで、とても面白く読み進めた。
    深い呼吸で、胆力を鍛え、集中力を少しでも増し、自己肯定力にも繋がればこんな良いことはない。
    私自身、身体ががちがちで、スト

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    2015年09月26日
  • 齋藤孝のざっくり!世界史――歴史を突き動かす「5つのパワー」とは

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    留学中にヨーロッパ旅行をしたことがきっかけで、改めて世界史を学びたいと思い本書を手にしました。

    世界史的に有名な出来事を淡々と述べるのではなく、大まかな流れを経済や宗教の背景と絡めて丁寧に説明しているので分かりやすかったです。「現代」にあふれている様々な国際問題がなぜ起こったのかを理解するためには、世界史つまり「過去」を知っておくべき必要があるなと感じました。

    再読して自分の知識としてしっかり蓄積できるようにしたいです。

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    2015年09月22日
  • 本をサクサク読む技術 長編小説から翻訳モノまで

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    あっという間に読めました。斎藤先生の本は読みやすいです。本にマーカーや書き込みを入れるのは今までためらっていましたが、自分の財産になるなら書き込んでなんぼだなと感じました。ジャンルの好き嫌いが多かったのですが、全て隅から隅まで読む必要は無く、まずは自分が興味を持った部分から読んでみようと思えました。ボックスに同じ関連の本を40冊ずつ収納する書棚、真似してみたいです。

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    2015年08月20日
  • 呼吸入門 心身を整える日本伝統の知恵

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    呼吸って何となく大切な動作だよね…、という認識から手に取った一冊。さすが齋藤先生、確かにその道の専門家では無いが、自らの実体験、また歴史、道徳、教育的観点からの考察は、却って一般の人には理解しやすい。また、専門家にありがちな、難しい「専門的な」表現に、理解しようとする読み手の努力が割かれる事は無いと思います。「息が合う」、「息が長い」、「息が弾む」、「息を忍ばせる」等、なるほど日本人は「息」を大切にしてきた文化…、やはり呼吸の大切さを知らしめてくれる良書でした。

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    2015年07月12日
  • 余計な一言

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    極めてわかりやすく、為になる。
    4章の『がさつで無知で無神経』は
    特に肝に命じようと思った。
    繰り返し読んで身につけたい。

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    2015年05月24日
  • 座右のニーチェ~突破力が身につく本~

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    ・創造性とは他の人が何と言おうと、自分の目でそこに意味を発見すること
    『飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、歩くこと、走ること、よじ登ること、踊ることを学ばなければならない。ー最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。』
    ・知恵は贈り物である
    『君たちは君たちの感覚でつかんだものを究極まで考え抜くべきだ』

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    2015年05月17日
  • 35歳のチェックリスト

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    信頼:互いのコミュニケーションと絆を結ぶもの

    モラトリアムの終了。今考える

    人の判断:多面的に捉えて差し引きで考える

    ストレスの発生源を考える

    自分ならどんな付加価値をつけられるか

    どんな種を蒔いているか。30代は収穫の時期
    仕事に何を求めるか

    自分流のスタイル、やり方を見つける

    自分はこれでやっていくと自信を持って言えることは何ですか?

    今、これがあると幸せだと思える瞬間を把握する。時々再確認する。人、もの、時間の観点

    一つ一つの決断で絞り込む。これでいく、と肚を据える。もし別の選択をしていたら、とは考えない。

    一気にやるのではなく、コンスタントに継続する。

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    2015年05月06日
  • 三色ボールペン情報活用術

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    以前読んだ本。消せるボールペンを買ったのを機に、この本の中に書かれている「三色方式」で線を引いたり、書き込みをしたりして再読した。「三色方式」はやり方がシンプルで、実行しやすいのが良かった。消せるボールペンと「三色方式」の相性はいいと思う。「三色方式」にまだ慣れていないので、本の中が線だらけになってしまった。この本のようなジャンルの本は線が多くなってしまうのかもしれない。線を引いたり書き込みをしながら本を読むことによって、内容を記憶しやすくなって、再読する時に探している箇所を見つけやすくなるのがいいと思った。

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    2015年04月19日
  • 古典力

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    古典を読むと意気込んで買ってはみるものの、ついに挫折してしまう。こういったことを幾度となく経験した。

    本書は古典を読み、「マイ古典」とすることで日々の生活や思考に活かしていくことができるとする。

    古典を読むための十カ条として、
    ①一通り知識を事前に得る。
    ②引用力を磨く。
    ③さかのぼり読み-古典の影響を読み取る。
    ④パラパラ断片読み-全部を読もうとしない。
    ⑤我田引水読み-自分の経験に引きつける。
    ⑥つかり読み-作品世界にどっぷりつかる。
    ⑦クライマックス読み。
    ⑧演劇的音読。
    ⑨バランス読み。
    ⑩マイ古典の森をつくる。
    が示されている。

    今後は十カ条を活用して、古典に親しんでいこうと思

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    2015年04月12日
  • 齋藤 孝の音読破 3  銀河鉄道の夜

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    小学校の教科書を読むような感じ。字の大きさや、行間が、音読するのに丁度よくて、小学生の娘と一緒に味わいながら読めました。

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    2015年04月12日
  • 現代語訳 福翁自伝

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    福澤諭吉がこんなに酒飲みで、色々悪い事をしてたのを初めて知れた本。「学問のすすめ」とは全然色が違い、小説のように読める本。

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    2015年04月08日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

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    『人間のくせに、人間を毛嫌いするのはよろしくない。』
    結びでこんなにインパクトのあるメッセージを持ってくるユーモアが福澤諭吉さんの人間性がうかがえる。

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    2015年02月20日
  • 「意識の量」を増やせ!

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    よく気が付く人・仕事ができる人は意識の量が多いという著者の気づきから書かれた本です。勘働きがいい人、いっしょにチームを組みたいと思ってもらえる人とはいったいどういう人か・・がよくわかります。自分の分身「意識小僧」の人数を増やし、能力を上げるメソッドも(お茶だし名人は仕事もうまい・名幹事は仕事ができる・・・) 巷で見かける「なるほど」が満載の本。

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    2015年02月18日
  • 余計な一言

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    自分の口癖や思考の傾向を見直すチェックポイントとして参考にできる本です。が・・・思い当たることがけっこうあったので私の心は血だらけです(涙)

    「行けたら行く」は迷惑とか、「グラタンがいい」と「グラタンでいい」は大違いとか・・・今どきのコミュニケーションを学ぶのに最適な本だと思います。

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    2015年01月23日
  • 日本語力と英語力

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    ああはいはい齋藤孝齋藤孝と思いながら読み始めていたけれど、自分がこうではないかと思っていたことが言語化されていて面白かった。やっぱり基礎ですよね!

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    2015年01月14日
  • 現代語訳 論語

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    自分の中で人生の指針にしているのは【7つの習慣】だが、言わんとしていることは極めて近く、自分の人生の教科書にしたい良書。7つの習慣の言う【原則中心】と【仁・徳】というのはほぼ一致すると解釈している。他には【中庸】という考え方は独特で深いと感じた。

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    2015年01月01日