齋藤孝のレビュー一覧
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ジメジメしたこの季節、「精神がカラリと晴れた」諭吉の生き方に触れてみては?
とにかく合理的で、それでいて思考は複雑というのは最も理想的な気がする!
*悩む暇があったら勉強しろ、行動にうつせ。考えても仕方のないことを考えるな。
→よく言われるけど、「嫌でも考えちゃうんだから!」と反発したくなる。けど、諭吉ほどの人に言われると、「あぁ、ウジウジ悩むのもくだらないな」って思えるんだよね。
*勉強・読書をしていれば自然と思考は複雑になる。
→だから悩む暇があれば読書をしろ、と。この考えは衝撃的でした。
*他人にほめられてもけなされても話半分にきけ。
*人づきあいは6分目
→と -
Posted by ブクログ
上のメール術の本と内容がかぶってしまってすいません。この本はストレスが主題となっていて、そのストレスを出来るだけ感じないための対話術が書かれている本です。くわしく説明すると人は誰でもストレスを感じるものなんですが、そのストレスの感じ方によってストレスの解消法などが違ってくるようです。日本人の場合、世界の国々と比べると独特なストレスの感じ方をします。それは、「言いたいことをはっきりと口に出せない」ことによりストレスを感じるというものです。この場合のストレスは癒しなどのストレス解消法では一時的に回避する「対処療法」にすぎないのであまり効果がないといいます。そこで、この場合のストレスは対話術の向上で
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楽しまないことは罪である
「たまたまそうなった」という偶然を、ニーチェは信じない。過去が現在の原因であるように、未来に何かが起こるには、今この瞬間が原因となる。その連鎖が永遠につづいていく。だからニーチェにとって、生きる上での出来事で無関係なことは一切ない。生はすべて必然となるのだ。
今この瞬間を必然だと認めるということは、すべての偶然の堆積こそが必然だったと捉えることである。すなわち、生の全肯定の思想が生まれる。ことばを換えれば、「今この瞬間を精一杯生きよ」ということだ。霊魂は生き残るから、今はどうでもいいという、現世軽視の考え方を、彼は厳しく批判する。この瞬間に、よく笑い、よく食べ、よく生 -
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「日本語力と英語力」
とてもよかった。ぼくが言いたいことを的確に述べています。多くの人に読んでもらいたい。ぜひ。
この本は 本書は、齋藤 孝氏と斎藤 兆史氏の対談本です。
重要なところ,おもしろいところを抜粋したみたらかなりの量になりました。何回かに分けて紹介します。
まず,英会話と英文法について。
(兆史)
ごく簡単に要約すれば、国語教育を充実させよ,英会話ごっこにも似た低劣な早期英語教育を止めさせよ、型の訓練を中心とした骨太教育を実現させよ、ということになろうか。(p5)
( そういうことです。まったく同感。 )
(兆史)
たとえば、For here or t -
Posted by ブクログ
本を読むなぜか。それはその中にかかれた情報を知りたいがためである。
そして情報を疑い考えることは俗に頭がいいといわれること以上に
人間には価値があることだ。
本を書き込み汚すことに抵抗を持つ人が多い。売るためや本を汚すことが自分の
判断の浅はかさを移すかもしれない。自分の汚れを見せるのに羞恥心が付きまとう。
本をきれいに読むと自分の棚はきれいなほんだらけ。美しい本棚。すばらしい。
しかしその内容はというと、必ずしも聞かれたときには答えられない。覚えている
範囲で解釈して「この本は単に〜だよ」と一言でまとめる。あっているとは限らない。
こころに残ったとしても位置を忘れていたら読み返しにくい。 -