齋藤孝のレビュー一覧

  • 読書のチカラ

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    読んだ本を一分間で説明出来るか、そこに自分の考えを織り交ぜて人に聞かせる説明が出来るか?
    読書本を読んでくると、アウトプットの重要性に改めて気付かされる。

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    2013年09月22日
  • 10分あれば書店に行きなさい

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    明治大学の教育学者である齋藤孝先生の著書。先生の並々ならぬ書店への愛とともに、今の時代にあって、書店に通うことの意義を説いている。ややそれは言い過ぎではないかと思われる部分も時折ある。しかし、先生の書店への愛が深すぎて、それにグイグイ押されて最終的に納得してしまうということがよく起こるのも、この本の面白い部分であるかもしれない。先生の書店いへの思いはあまりにピュアだ。しかし、感情論だけで書店の良さは語られているわけではない。しっかりと、論理的に書店の良さが語られている。私自身、書店に足繁く足を運ぶ方の人間だが、この本を読んで書店の素晴らしさ、また通うことの意義を改めて確認できた。今まで、通って

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    2013年09月05日
  • 日本人の心はなぜ強かったのか 精神バランス論

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    ネタバレ

    衝撃的な読書だった。
    心が肥大化。なんて恐ろしい発想。すごい説得力。
    夏目漱石が描く人物ってこのタイプ多いよなと思う。
    漱石のそういう、ひとの複雑で繊細な内面を怖いくらい見事に現す筆致をずっとリスペクトしてきたのだけれど、その漱石が「幕末の志士のように生きたい」と云っていたことをこの本で初めて知って、共感と切なさでなんかもう泣きたくなった。
    私も幕末がしょうもなく好きで京都巡りしたり萩旅行の計画を立てたりしているのだけれど、心の弱い自分ではなれないからこその憧れなんだろうと、ずっとどこかで意識していたので。
    それにしても、文化的な趣味も読書習慣もそこそこ持っているつもりなのに、何故私の精神はこ

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    2014年11月11日
  • 誰も教えてくれない人を動かす文章術

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    エッセイや読書感想文を書くのがなぜ苦手だったのか、やっと自分の中で整理ができた。高校生の頃にこの本に出会えていたなら。恐らくこれ以上わかりやすい文章術はないのではないかと思える一冊。

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    2013年08月17日
  • 若者の取扱説明書 「ゆとり世代」は、実は伸びる

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    イマドキの学生の実態がよく描かれていて、なるほど〜と思うところがいっぱいあった。その付き合い方も納得できる。
    学生に対して、いろいろ言いたくなる点はあるけど、若者を育てるのは年長者の責任だよなぁと思ってしまった。

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    2013年08月07日
  • 10分あれば書店に行きなさい

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    あなたは最近、書店に行きましたか?
    情報化が進んだ社会に本は不要?

    そんな疑問に応えてくれる一冊!

    本屋だから得られるもの、本だから得られるものとは何でしょうか?
    この本を読み、書店で体感してみてください。

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    2013年08月04日
  • 10分あれば書店に行きなさい

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    ネタバレ

    本・書店への惜しみない愛情が詰まった本。題名の通り、本屋に行ってこの本を買ったほうがいい(笑)。本屋がいかに知識の宝庫か、本がどんな上司より頼りになる存在か。前半はそういった書店・本の良さを伝えていて、後半はその使い方を深く説明。ところどころ、著者の本に対する愛情が溢れて暴走気味になっているのも逆にいい。
    自分は2年ほど前から本を漁り読むようになったんですが、この本に書いてある心意気・考え方には非常に共感しました。本屋は最高です。
    もちろん、神保町も最高。三省堂、書泉グランデ、東京堂書店がおすすめです。

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    2013年07月18日
  • 古典力

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    齋藤先生流・古典のススメ。

    ご自身の提唱する学習法に音読を取り入れているからなのか、文章も簡潔・明快・リズミカル。

    そして情報量が凄い。読むだけで賢くなれそう。

    知るって、楽しい。
    学ぶって、面白い。

    わかりやすく楽しい語り口が、お勉強へのモチベーションを上げてくれる。

    それにしても、『カラマーゾフの兄弟』って、そんなに凄い作品なのか。齋藤先生いわく「これぞ最高峰の総合小説。これを読まずして文学を、いや人間を語るなかれ。」。
    ロシア文学って、とにかく長くて、暗くて、難しいイメージなので(超偏見)生きてるうちにトライしたいとは思っているんだけど…。

    日本の古典では、福沢諭吉の自伝が面

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    2013年07月15日
  • 図解 養生訓─「ほどほど」で長生きする

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    貝原益軒の『養生訓』を齋藤孝さんが抄訳し、解説をつけた本。
    昔おじいちゃんおばあちゃんがよく言っていたような事だけれど、今はすっかり忘れられているような生活の知恵的な話が多く、はっとさせられる。
    どこかのテレビ番組で、ドイツ出身の人が「日本では毎日が修行なのだ」とポツリと話していたのを今でもよく覚えているが、この本を読むと、その意味が身に染みる。

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    2013年07月11日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    修業は楽しいのだ!
    修業の苦しいというイメージを払拭させてくれます。とても読みやすくて面白いです。
    集中力がないけど続く方法は、没入すること。これを「ゾーン」という。
    課題をやる前はやる気が出ない
    が、やってみると脳が興奮し始めて、やる気が出てくることを「作業興奮」という。
    これらを利用する手はない。

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    2013年06月19日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    「言志四録」は、西郷隆盛、佐久間象山、吉田松陰、坂本龍馬ら、幕末の志士がこぞって座右の書としていた。現代においても「最高の人生の指南書」と言われている。

    本書は、東大卒、明大文学部教授である齋藤先生のフィルターを通して、原本から抜粋して解説してあり、分かりやすくまとめられている。

    自分の行動基準、軸を改めて考えさせられた書である。判断に惑いを感じる折にもう一度読み返して、自分に染み込ませていきたい。

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    2013年11月19日
  • 読書のチカラ

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    読書をしていない人に読書の良さや意味を教えてくれる本。

    読書を習慣にしたいけど、いまいち自分の中の意味づけや説得材料が足りないと思う人は、読んでみる価値がある。

    様々なジャンルの本がバランスよく出てくるのが好印象。

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    2013年12月07日
  • なぜ日本人は学ばなくなったのか

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    若い時には読書をしていなかった。もっと早く本を読んでいたらよかったのにと後悔している。

    若者文化で、特に最近のヒップホップから始まりズボンを腰下までずらすファッションに?だった。
    明確な答えが有った。

    白人文化への憧れから、黒人文化への移行。黒人文化が悪い訳では無い。安定した仕事につけない不安、まずしさから黒人文化への接点がある。
    学習していないので、言葉ではなく単語のヒップホップでしか表現出来ない。

    ロックの悪影響には、胸が痛む。客観視すると確かに、カウンターで否定するアメリカ文化の悪影響だ。楽に快感を得られるロックは、有害と表現されても納得してしまう。
    アメリカ文化の大切な要素

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    2013年05月15日
  • 「意識の量」を増やせ!

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    求められていることを的確に理解し、自分の役割の中で最大限に力を発揮できる人。

    仕事も婚活も結婚生活もそう。

    意識が曖昧な人のまずい点は、自分がうまくできた経験を蓄積できないこと。
    成功体験boxを溜め込んでいく。

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    2013年05月05日
  • 結果を出す人の「やる気」の技術 “特訓”式モチベーション術

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    一つのことにエネルギーを集中して何かをつかむ感覚を得ること。自分の状況を突破するためにエネルギーの一点集中投下をすること。人からやされさている意識があると苦しみや不安に繋がるが自分の意思でやるという能動性が重要なのだ。

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    2013年05月02日
  • 三色ボールペンで読む日本語

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    目からウロコ。自分で実際に線を引いてみて、如何に今まできちんと読めていなかったかを実感した。
    読めてるつもりになっていて、頭は全く動いていなかった。なんてもったいない事してきたんだろう!沢山の名作を浪費してきてしまった。

    再読
    線を引きながら読んだ。ペンをカチカチさせながら読むのはじっと文字を追うよりも気持ちがいい。自分の理解力の無さもよく分かる。これがまた楽しい!

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    2013年05月03日
  • 最強の人生指南書――佐藤一斎「言志四録」を読む

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    齋藤孝さんの噛み砕き方のわかりやすさったら!!!
    佐藤一斎も「言志四録」も知らなかったけど、
    層々たる歴史人たちが、心酔するのもうなずけます。

    教育やマネジメントにも良いですね、きっと。

    「攻めている方よりも守っている方が上である」。
    深い!!!

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    2013年04月29日
  • コミュニケーション力

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    自分が読んできたコミュニケーションについて書かれた本の中で、一番わかりやすく何度も読みたい気になった。

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    2013年04月23日
  • 上機嫌の作法

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    ネタバレ

    仕事ができる人には、上機嫌な人が多いものです。本当にできる人は、テンションが高くて上機嫌、一つずつの動作、話すテンポが速いのです。頭の回転が速い分、コミュニケーションの速度も早くなります。
    みんなを楽しませよう、喜ばせようという気持ちが非常に強く、そのためには、進んで自分を笑い飛ばそうとするなど、サービス精神が旺盛なのです。
    これまで何もなしてこなかったように飄々としている人の方が大人物なのです。
    本物のヒーローは、その存在だけで、世の中全体を明るくすることができるのです。

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    2013年04月14日
  • 三色ボールペンで読む日本語

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    本の読み方を紹介する本。世の中には多くの速読に関する本が出ているが、この本は全く逆。いかにして内容をしっかりと理解するのか、また自分色に染め上げていくかを紹介してある。自分なりの読み方(この本では緑色にあたる)を楽しむべきとする一方で、絶対に外せない重要な文章(赤色)を大事にする筆者の読書法はユニークであり、実践的であると思う。この本をもっと早く読みたかったと思う。

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    2013年04月12日