【感想・ネタバレ】結局、仕事は「言い方」しだいのレビュー

あらすじ

ビジネスマンは「何を言うか」よりも「どう言うか」で“デキる”“デキない”を判断されてしまう。辞書には載っていない“ビジネス日本語力”を身に付け、社内で一目置かれる存在になれ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目9箇所。もし、「私」を弱めたいのであれば、「私の感覚では、いいと思います」と言えばいいですし、「的」を使いたければ「個人的には、いいと思います」と言えばいい、これなら上司がイライラすることはありません。間違って「的」を使うと、「大人っぽく見せている幼稚さ」が目立つのです、覚えたての言葉を使いたくて、いろんな場面で使ってはみるものの、ことごとく間違って使ってしまう中学生のような印象、そもそも「私的」という日本語はおかしいんですから。「イチオシ」とは言わずに、「一番のオススメは」とか
「自信を持っていいと言えるのは」と言い換えたほうが賢明です、同じように、「ざっくり」も顧客相手だと礼に欠ける感じがします、よく使われる言葉ではありますが、「おおまかに言うと」くらいにしておくほうが無難でしょう。「どちらかといえば」を使って、Aのほうに片足ちょっと重めに乗せておくような感じにしておきます、語尾も、「じゃないですか」をつけるといい加減さが露呈するので、「ですね」とやわらかく着地する、こればポイントです。仕事は努力目標ではなく、成果目標であるべきです、子どものころは「がんばったで賞」をもらえますが、社会人はそうもいかない、がんばるのが当たり前で、社長も平社員も毎日がんばっています、だから、「努力賞」や「敢闘賞」は用意されていないのです。「指示してくれないあなたが悪い」ではなく、「気づかなかった私が悪い、だから今すぐやります」というスタンスが大切なのです。指示されてやる仕事については、やるべきことを終えて報告するまでが仕事だと思っておくこと、もし報告を忘れてしまったら、気づいた時点でまず「報告せずにすみません」と謝ることです。価格交渉の場合、価格以外で相手にメリットが生まれる方法を考えます、ポピュラーな方法としては、「おまけ」をつけること、通信販売で「今ならさらにもうひとつ!」とやっている方法ですね、このおまけは、物でなくてもかまわない、サービスでも納期の短縮でも、相手がメリットを感じられることであればいいんです。型どおりの言葉として「お噂はかねがね」と言われることがありますが、言われたほうはなんとも複雑な気分になります、言うほうは、いい意味で使っているとは思うのですが、「噂」と言われるとドキッとします。「若い・若くない」問題に足を踏み入れないようにするためには、目に見えてわかるものを具体的にほめるのがいいのです、「素敵なネクタイですね」「ネクタイの色が明るくていいですね」だったら、相手に言及せずに、相手をほめることができる。

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2014年11月13日

Posted by ブクログ

社会人なりたてのタイミングで読めばよかった
コミュニケーションにおいては相手に余分なエネルギーを使わせないよう、具体的な質問をすることを心掛けようと思った

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2022年12月21日

Posted by ブクログ

色々な場面設定があり、面白かったです。
社会人経験の浅い方におすすめ。
巻末の敬語の間違い、 誤用フレーズ、熟語慣用句の勘違い、が参考になりました。

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2020年07月14日

Posted by ブクログ

斎藤孝っぽい作品。
これを読んでコミュ力が上がるというよりは、「この言葉遣いやってしまってたな」と日々のフレーズを直すような感じ。

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2020年07月08日

Posted by ブクログ

社会人1年目の人が読むべき本。すべて社会人として当たり前の内容。わかりやすく解説されている。
・ホウレンソウとテンシュカク
・テンション
・修正と確認

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2019年08月12日

Posted by ブクログ

気をつけなければいけない、言い方が色々のってます
ここまで気にする。というのもありますが、こういう本で言い方、伝え方を学ぶのもいいかも。

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2019年06月12日

Posted by ブクログ

明治大学文学部教授の齋藤孝さんが書いた、言葉の選び方や使い方、相手によって使うべきではない言葉や、よく間違われる慣用句などを集めた実践本。

言葉はよく、自分の頭の中で思っていることを相手に共有してもらうための便利なツールと言われているが、使い方を間違ってしまうと、思っていることが伝わらないどころか、逆の意味になったり、気を使っているつもりなのに相手を怒らせたりしてしまうこともある。

特に日本語は『尊敬語』『謙譲語』『丁寧語』など、紛らわしく難しい言葉があるうえに、二重敬語や丁寧になりすぎると、まどろっこしい文になったり逆に相手に伝わらなくなってしまう。

本著は内容や例文からして、社会人一年生や敬語が苦手と言われている『若者』にむけて書かれているように感じた。
しかし、相手の気持ちを考えずに発する言葉や、間違った言葉を使うのは、何も『若者』だけではなく、世の中には、そういった言葉の使い方が習慣になってしまった中堅世代や年配の方々も多く見受けられる。

ちょっとした言葉の使い方や、表現を変えるだけで、相手からの印象が良くなったり、伝えたいことがそのまま伝わるようになるのなら、自分の言葉の使い方をもっと意識していこうと思った。
そして、自分は普段からこんなに言葉を選んで使っているのに、他人の言葉の使い方、言い方ばかりが気になってしまうという人でも、何千もある人の欠点を見つけて文句を言うより、自分のたったひとつの欠点を見つけて修正するほうが有益だと心に思い、まずは簡単に変えられる自分の欠点を修正すると、人間関係はよくなり、自分の成長にもつながるだろう。

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2015年10月07日

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