あらすじ
「不機嫌」「ふてくされ」に生産性を上げるものはない! 「上機嫌」を自在に操り技とすれば、自分の隠れた能力を発見できる! 「上機嫌」になるメソッドを解明する1冊。
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Posted by ブクログ
◎読んだ目的
不機嫌でいることや、自分の人生を卑下してしまう癖を直したかったため。
◎印象に残った3つの言葉
①「不機嫌さは、能力の欠如を隠すための仮面」
耳が痛いが、確かに“うまくいかない自分”を守る防衛反応のような気がする。
②「自己卑下は、プライドへの過剰な欲求から生まれる」
謙遜に見えて実は承認欲求の裏返し。卑下ではなく、自分を客観視する姿勢を持ちたい。
③「不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけ」
多くの人は“上機嫌力”を鍛える必要がある。日常の小さな場面で、自分を笑い飛ばす余裕を持ちたい。
◎この本を読んでからの行動
できるだけ上機嫌でいるよう心がける。
不機嫌を「能力の不足」や「自己防衛」として冷静に捉えることで、感情を客観的に見つめる。
◎感想
上機嫌でいるための具体的な方法は少なく、内容はやや抽象的。
それでも、「不機嫌さの正体は自分への過剰な執着である」という指摘にはハッとさせられた。
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不機嫌であることは、なんとなく知的な雰囲気
をまとっているという誤解があります。
よく会社のお偉いさんにいますよね。「俺は現
状には満足してないんだ。もっと上を目指せ!」
みたいなことを言うオジさんのことです。
不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけと斎
藤氏は言います。
上機嫌であることこそが知性ある人の行為とい
えます。なぜなら頭のいい人は「場」を読めま
す。
そしてその「場」を不機嫌さでかき回すような
無意味な行為はしないのです。
「場」をコントロールする行為は、上機嫌であ
ることが前提なのです。
では上機嫌とは、どんな状態であるのか。ただ
ニコニコしていればいいのか。
「常に上機嫌であれ。それはこういう状態です」
という内容が理解できる一冊です。
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人間関係の構築に対する苦手意識を何とかしたいと常々思っていたときに,この本の存在を思い出した.
タイトルの通り,上機嫌でいることは人間関係,とくに上司や目上の人といるときは『作法』であり,これまでの日本ではそれこそ常識として行われてきた.
周りに気を配り,気を使うことのできる人間であるために重要なのが,上機嫌であることと筆者は述べている.
* 不機嫌とは知性の欠如であり、社会においては子供の振る舞いである。
* 7つの習慣でいう、環境に反応している状態。
* 現実を確実に客観視し、断言し切れないといけない。
* 不得手な部分を明確にしおおらかに笑い飛ばす、得意なものは自画自賛する。
* 上機嫌は体を十分に動かすことから始まる。
* 自分の不機嫌、上機嫌のパターンを知ること
* 誰に対しても上機嫌である
* 知性があるということは、自分の気持ちをコントロールできること
上機嫌とは『技』であり,優れた知性によって会得できるということを学んだ
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日々過ごす上でのエネルギー総量を引き上げるエッセンスが詰まっている。30代になった今出会って良かった書。20代当時の気性の荒さではこれがストンと落ちることはきっと無かった様に思う。笑 そしてランニングの頻度をまた増やし始めた矢先、タイムリーにも気力体力には下半身づくり、という話も出てきた。
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いつも不機嫌なあの方にも是非一度読んで、実践していただきたいものだ(笑)
齋藤孝先生の読みやすく、テンポのいい文体で読みやすい。
・不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」だとしか考えられない
・頭がいいという状態と上機嫌は、一致すべきもの
・頭のいい人、知性のある人は、人と一緒にいる際、常に上機嫌であるはずだと考える
・知性があるというのは、自分の気分をコントロールできること
云
Posted by ブクログ
どんな世界でも「一流」と名の付く人は上機嫌である。
と言うのは最近よく思うことである。
まさに、そういった事「なぜ一流の人は上機嫌」であるのかが書かれた本。
この著書に実名入りで登場する方々の他にも、たくさん思いつく。スポーツ界、芸能界で浮かぶあの顔この顔も上機嫌である。
人を「上機嫌で頭が良い」「上機嫌だけどバカ」「不機嫌だけど頭が良い」「不機嫌でバカ」に大別し、「上機嫌で頭がいい状態」を目指そうというのがこの本の主旨。
オープンで暖まっていて、柔らかい身体づくりをすることが大事。年をとってがちがちになった身体をほぐすところから始めると良いという。
また、今時の若者は真面目でいい子すぎて、故に身体が固く縮こまっているのだという、教育者(大学教授)としての著者は、そんな若者の身体を文字通り揺さぶってやったり、常にテンションを高めにしてやる気を出させる為の授業を取り入れている。
気分は訓練しだいでコントロールできるという。
「周囲に対し共感をもったかと思うと敵対心を抱いてみたり、浮いてみたり沈んでみたり、変化が激しいので、その時々の気分で物事を判断する人は、客観的判断が冷静にできない、一貫性を欠いた人」ということになり、これには当てはまる人は多いことと思う。
一日を終えて疲弊してしまうのは大方、こんな所にもある。
上機嫌を技化する方法が書かれていて取り入れるべきところが随所にある。
まず私の場合は「どんな時不機嫌モードになるか」を客観的に見ることから始めよう。
Posted by ブクログ
仕事ができる人には、上機嫌な人が多いものです。本当にできる人は、テンションが高くて上機嫌、一つずつの動作、話すテンポが速いのです。頭の回転が速い分、コミュニケーションの速度も早くなります。
みんなを楽しませよう、喜ばせようという気持ちが非常に強く、そのためには、進んで自分を笑い飛ばそうとするなど、サービス精神が旺盛なのです。
これまで何もなしてこなかったように飄々としている人の方が大人物なのです。
本物のヒーローは、その存在だけで、世の中全体を明るくすることができるのです。
Posted by ブクログ
上機嫌力という「技」を身につけるための本。
「技」なので、鍛えることができる。コントロールできる。
不機嫌で良いことはない。
この本で学べる、体、意識のコントロールを会得し、上機嫌を維持していきたい。
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黒柳徹子さんのスクワットの話を聞いて、その日から毎日50回スクワットしてます。笑
上機嫌でも言いたいことスバスバ言うのが肝。ついつい疲れて不機嫌っぽくなってしまう(家族に対してだけど)のが自分の良くないところだと自認しているが、先生の言うように上機嫌には体力がとにかくいるし訓練必要!子どものためにも練習します…!
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斎藤先生の上機嫌の本は、私にとって働く教科書。前回、「不機嫌は罪である」を読み、学んだが身についていないことも多く、繰り返し復習しないとと思っている時にこの本を読んだ。
不機嫌が許されるのは、赤ちゃんと天才だけ。
本の最後にでてきた「バカと不機嫌に歯止めをかけよう」って言うのが印象に残った。そして、バカと不機嫌は紙一重だとも思う。
上機嫌をシステム化して、不機嫌な人の負のオーラに包みこまれてしまわないように生きていきたい。
Posted by ブクログ
実質、入社前からお世話になっている大先輩に「とても大変なはずなのに、なぜ、いつも機嫌が良く見え、ニコニコしているのか」と質問した時に教えて下さった本。
社会人7年目だが、朝から眉間に皺寄せて、元気良く挨拶もしなくて、舌打ちもするという方々をたくさん見てきて違和感を覚えていた。
その感覚は間違っていなかったんだと確認することができた。
私もまだまだなので、どんな状況でも上機嫌に切り替える事はできていない。一方で、上機嫌にする思考はこの本を含めて色々と学んでいる。
明るい雰囲気を作るのは得意なので、しっかり実践します!
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他人と忙しくしている状態はネガティヴになる隙を防いでくれる。
心の不機嫌を消すには身体の不機嫌を治す事から取り組む。
うつで酷く無気力化している今読んで、少しストレッチを試してみただけでも大分気分がマシになった。馬鹿にならないなあ。
Posted by ブクログ
不機嫌であるよりも上機嫌の方がいいよ!という本。
上機嫌は身体からも作られることを知った。
深呼吸、スクワットなどが有効。
授業する時はスイッチを入れ替え、上機嫌になふという方法も勉強になった。
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場にいる者は、沈黙した空気に対して、当事者としての責任がある。からだの状態感は、場の雰囲気と侵食し合っている。自他肯定力を開花させる。などから機嫌をコントロールするくだりなどなかなか無かった本で興味深い。
年食ってからまた読みたい本。
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上機嫌力は技である。
上機嫌×知性。
自分が好き×突き放せる(客観視)。
呼吸でふっきる(気)。
テンポ。
拍手。
目次
第1章 なぜ私は上機嫌なのか
第2章 上機嫌列伝
第3章 気分をコントロールするからだを作る
第4章 かつて「不機嫌の時代」があった
第5章 上機嫌の技化のメソッド
まとめ 上機嫌の作法
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日々難しい顔をして仕事をしている上司や、お腹が空くと不機嫌になる父親に勧めてみたい一冊。
知り合いに勧められてオーディブルで聴きました。気持ちが明るくなるような考え方が載っているかな?と期待していたのですが、少し違う印象を受けました。
どうして不機嫌ではいけないのか、不機嫌を解消するにはどうしたらいいのか、といったことがメインで書かれているのですが、その方法が意外でした。
まずは身体をほぐすことや、とりあえず拍手することのような、動きをともなうことが多く書かれていています。これなら難しいことを考えずにすぐ実践できるので、やってみたいと思いました。
Posted by ブクログ
どちらかというと導火線が短く、不機嫌になりがちな私が読むべき本。上機嫌は技化できるとのことで、呼吸法や人間の三大欲+身体を温めること、身体を使って相槌を打つ、など意外と心構え以外のアプローチも多く、積極的に取り入れていきたい。不機嫌で許されるのは子どもと天才だけとあり、一般人ど真ん中の私はちゃんと自分の機嫌は自分で取らなければ。アンガー・マネジメントの本も読もうかな。
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本当にできる人は上機嫌。上機嫌は、自分にとっても周りにとっても良いことしかないので、上機嫌でいましょうと言う本。
上機嫌力は自分で高められるので、呼吸を整え、常に上機嫌でいることを心構える。難しいようで簡単だ。
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例え話が分かりやすくて面白く、スラスラ読めました。
ちょっと不機嫌で物静かな人の方が知性的な感じがし、上機嫌でテンションが高い人はアホっぽく見える。
でも実際は後者の方が物事をうまく進め、周りに人が集まってくるのだ…
その通りだと実感し、自分も上機嫌でありたいなと思いました。
Posted by ブクログ
上機嫌でいる方が人間関係上手くいく、何より上機嫌なので自分が気分がいい。そうなりたいという思いで読み進めました。
齋藤さんは素は不機嫌な人間で、とてつもない不機嫌な時代を乗り越えて上機嫌を技として身につけた、意図的に上機嫌を「やっている」、くせづくと授業や仕事の打ち合わせをすることで不思議と気分も晴れる、との事。
一人でいる時など、日常的な自分の中の不機嫌な思いから救われたかったので、少し思ったのと違うかなと思いましたが、まさに「作法」で、人に対する時に技として身につけていくべきもの、と感じました。
・気分に巻き込まれた状態から、自分を引き離して見る力
・会う方会う方上機嫌でいるとだんだん機嫌の持久力が伸びてくる
・東洋では呼吸に集中しすーっと吐いて止まるところでいったん小さく生命が死滅すると考える。吐くことは捨てていくイメージ。呼吸に集中すると細々としたことを考えていられない。捨ててこそいい状態でいられる、一回一回ふっきる練習をするようなもの。
・上機嫌を維持するポイントは、とにかくだし続けること。人間は回転している状態がちょうどいい。出すとうまく流れる。
・不機嫌は癖になる、やり始めると結構快感で他の人が気を使ってくれる。しかし、力にはならない。上機嫌な人同士が接触して起こるエネルギーには膨大な可能性がある。
小さな積み重ねで習得していく、このあたりのことが印象に残りました。
Posted by ブクログ
齋藤孝さんの著書は年に数冊ペースで触れたいと思ってる。「脳内会議」で齋藤孝さんに参加してもらいたいから。
数ヶ月に一度、齋藤孝さんにおいで頂いて語り尽くして頂くような機会が本を手に取ることで得られるのは素晴らしい体験。この感覚を維持することも人生を豊かにする。
Posted by ブクログ
気分をコントールすることの重要性を説く本。
「不機嫌が許されるのは赤ん坊か天才だけ」という著者の主張には100%同感。
ただ、自分を上機嫌にする具体的な方法はあまり記載されていない。一冊の本にするには内容が少ない。
Posted by ブクログ
本当に大人の賢い人は常に上機嫌である、不機嫌が許されるのは乳幼児ぐらいだと。
同じ時期に読んだ内田樹「困難な結婚」にも、結婚を継続するためには上機嫌であることが重要だともあり、繋がったと驚きました。やはり社会生活を送るためには上機嫌であることが必要なことらしいです。
もう一度読み直そうかな。
Posted by ブクログ
部下に進められて読みました。
心・技・体の話に似ていました。
自分の気分はコントロールできる。
日本社会は不機嫌が得する社会になってきている。
それはおかしい。
上機嫌でいることが大切である。
上機嫌を保つテクニックがある。
要約すると、自分のマインドを巧くコントロールして、気分に左右をされない強い自分を作りましょうということでした。
仕事に活かす部分としては、気分の波があり、極力気が付いたら、違う作業をしたり、自分が得意な仕事を入れてみたりとしていますが、新たに管理職になって、それが崩れてしまったきがします。
改めて見直すのにいいかなと思いました。