齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学教授の著者は、教え子が本を読まずに大学に入ってくると嘆く。
そして、本を徹底して読ませる教育をするのだと。
人類の発展の歴史は、本によって築かれ、刻まれ、受け継がれてきた。その精神の巨大な英知に触れることなく生きていくことの危うさを語る。
そして、読書こそ現代を生き抜くための人間力を鍛える格好の武器であると。
思考が浅くなれば心が浅くなる。そして精神的にもろくなる。しかし、学生たちが読書すると変化が現れる。深さが出てくるのだそうだ。
著者に直接教えを請いたいと思わせるぐらい英知に溢れた本。
読みやすい本だけでなく、難しい本にチャレンジしてみようという気にさせる、生命力に満ちた本。
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購入済み
気楽で面白い
喫茶店の飽和化の中、どのように時間を過ごすかはその人のライフスタイルによると思うが、必需品など参考になりました。期待しないで読んだから余計になるほどが多かった内容でしたf^_^;
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Posted by ブクログ
ネタバレP16 さかのぼり読み
・村上春樹の1Q84⇒ジョージオーウェル 1984
・1Q84で引用されるチェーホフ読んだり、ヤナーチェクを聴く⇒古典は底流でどうつながっているのかを読み解くと深まる
・村上春樹が好きな人が、彼が「この世にはカラーマゾフの兄弟を読む人と読まない人の二手に分かれる」とまで言われるとカラマーゾフの兄弟を読みたくなる。
・赤毛のアンには古代ローマまでさかのぼる英米文学の数千年もの厚みが集約されている。
・そうしたダイナミズムをもった伝統の厚みが古典の魅力である。
・先に現代語訳や簡単なところから入り、その後原文に触れると、落ち着いて原文の良さを理解できる。その後繰り返し原文 -
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この本は
『読書力』を読んで大好きになった齋藤孝さんのブックガイド。読書力は単なるブックガイドを超えて「本とはなにか」「なんのために読むのか」「どう接するべきなのか」という概念から覆される内容でしたが、今作もまたそうでした。
人生に教養は欠かせないものである
教養とはなにかが「はじめに」の部分に書かれています。それは単なる雑学や豆知識とは違う〇〇観という物の見方のことで、雑に散らかった知識ではなく自分が持った世界観を持って世の中を見ることができる、その力を教養と呼ぶのです。そして豊かな人生とは教養と常に友にしている人生のことです。教養のある人ほど新しいことを知り驚くことができるのです。「読書 -
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私もかつては言いたがりな人間でしたが、いつの頃からか、基本的に嘘は言わないが本当のことも言わない、に方針転換しました。
他人の悪口を言ったり、悪意をぶつけて敵対する気なんて全くない。だけど、嫌なものは嫌で、嫌いな人は嫌い。口に出して言わなくてもいい、腹の底で何をどう考えるかは本人の自由。だったらノーコメントというのもありだろうと。
本当のことも言わないというのは誠実ではないんじゃないかと最初は思いましたが、本音が本当に必要とされる場面はそんなに多くないというのはこの本に書かれている通りだし、相手を不快にさせるつもりはなかったのに、そのひと言は失敗だった、という事態に陥ることもなくなりました。余 -
- カート
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試し読み
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ネタバレどんな世界でも「一流」と名の付く人は上機嫌である。
と言うのは最近よく思うことである。
まさに、そういった事「なぜ一流の人は上機嫌」であるのかが書かれた本。
この著書に実名入りで登場する方々の他にも、たくさん思いつく。スポーツ界、芸能界で浮かぶあの顔この顔も上機嫌である。
人を「上機嫌で頭が良い」「上機嫌だけどバカ」「不機嫌だけど頭が良い」「不機嫌でバカ」に大別し、「上機嫌で頭がいい状態」を目指そうというのがこの本の主旨。
オープンで暖まっていて、柔らかい身体づくりをすることが大事。年をとってがちがちになった身体をほぐすところから始めると良いという。
また、今時の若者は真面目でいい子す -
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「息を合わせる」「呼吸をつかむ」「息を凝らす」「息が長い」等、日本には息すなわち呼吸に関する言葉がたくさんある。
20代に呼吸に関して長く模索した著者だから編み出した、簡単で型(日本の武道の本質)から身につけて技にするといった3.2.15の呼吸法について書かれている。
教育者の立場から、放っておくと気の散りやすい小学生に集中力を持たせる方法や、現在の、周りに気遣いはできても、真面目一方の大学生に大声で笑える身体をつくらせて授業をすすめる実践論まで、とても面白く読み進めた。
深い呼吸で、胆力を鍛え、集中力を少しでも増し、自己肯定力にも繋がればこんな良いことはない。
私自身、身体ががちがちで、スト