齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレチェック項目9箇所。もし、「私」を弱めたいのであれば、「私の感覚では、いいと思います」と言えばいいですし、「的」を使いたければ「個人的には、いいと思います」と言えばいい、これなら上司がイライラすることはありません。間違って「的」を使うと、「大人っぽく見せている幼稚さ」が目立つのです、覚えたての言葉を使いたくて、いろんな場面で使ってはみるものの、ことごとく間違って使ってしまう中学生のような印象、そもそも「私的」という日本語はおかしいんですから。「イチオシ」とは言わずに、「一番のオススメは」とか
「自信を持っていいと言えるのは」と言い換えたほうが賢明です、同じように、「ざっくり」も顧客相手だと礼に -
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目10箇所。今、ちょっと迷いの中にいる、くすぶっている、そう感じた時、本書を思い出していただきたい。人間の身体機能は必要性がなければ衰えます、現実に精子の製造量は減ってきています、それは精子の必要性が減っているからであり、欲望そのものがなくなってきていることを意味します、つまり、社会全体の「ギャップ・パワー」が落ちてきている。ギャップを目にすると、人間は埋めたくなるものです、維新後も戦後も日本が驚くべき急成長を遂げたのは、世界と自分との間に途方もなく巨大なギャップがあったからです。情報を効率よく集めて再構成したプリント資料に、手書きのコメントや矢印、吹き出し、イラストなどを工夫して書
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ネタバレ 購入済み
友達が居なくても大丈夫。
友達の付き合いが無くなってしまった。あまりにもショックしてこれからはどうやって1人で行けるかという不安感がありました。はっと気が付いたのはこの本を買ってすぐ読みました。いろいろなアドバイスが書かれてあって本当に助かりました。優しくいい本で、私の不安感が解消しました。1人になったけど、これからの楽しみで1人で楽しくのんびりしたいですね。ありがとうございました。
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Posted by ブクログ
[購入] このWeb本棚上でも度々紹介している齋藤先生の新刊が出ていたので購入。単に「脳を活性化する」「地頭を良くする」方法だけでなく、活用しきれていない頭の"スイッチをON"にすることにも触れており、今の自分の問題意識にも合致した良作だと感じた。
最近の自分の課題は「気力・体力の低下、体調の悪化(考え過ぎかも知れないが....)」。気力と体力・体調は互いに連関すると思うので、気力の面から問題を改善していく為のヒントを活用したい。「頭を鋭くする」為の心構えだけでなく、アイデアも紹介。個々人の現状に当てはめ、より具体的な解決策を考えだして実行する、そのきっかけが得られる一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に実用的で、中身の濃い、それでいて大変読みやすい本でした。
キーワードは「語彙力」「要約力」「感情読解力」。
私は、仕事柄、文章を書いたり話をしたりすることが多く、業務に役に立つと思って読ませて頂きました。
齋藤先生の爪の垢でも……と期待した以上の収穫が得られました。語彙力をつけるにはやはり読書ですね。
本書では、例題文を用いて要約をするということを、実践する部分があります。また、目次から自分の立場で自分に必要な章をピックアップして効率的に読む方法も実践します。理解が進みます。
ある程度の年齢に達したら、社会人としてコミュニケーションは重要だと思います。上手なコミュニケーション、と -
Posted by ブクログ
「人の魅力は言葉が9割」だと著者は述べている。
言葉。
日本人の我々にとっては日本語である。
日本語を鍛えるにはどうしたら良いか、というとまずは「読む」ことだ。
「あらゆるスポーツの基本は下半身にある。まずは身体の土台を鍛えなければ、上達できない。同様に、日本語の下半身に相当するのが活字文化であり、すなわち『読む』ことである。したがって、大人のコミュニケーションとしての日本語を上達させるためには、この読む力をまず鍛えなければならない。」(p.86)
「読む」力。
本書では新聞や本を読むことを進めている。
特に本を読むことについては、日本語を鍛える側面だけでなく、心を鍛える側面もあると、著