【感想・ネタバレ】使える読書のレビュー

あらすじ

本は読むためだけのものではない――。物語の筋を追うだけの読み方からは卒業しよう。本のなかに散りばめられた一文の輝きを、いかに切り取り、伝え、活かすか。齊藤流キーワード方式の速読法で、どんな本でも「ネタ」になる本として生まれ変わる。新しい世界の切り口を手に入れる方法が満載の目からウロコの「使える読書」術。

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Posted by ブクログ

面白かった!
としかやはり書けない…。ショボン。
ドン・キホーテを読みたいと思いました。
こういった本に触れると、どんどん読書欲が刺激される。
シヤワセである。

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2009年12月09日

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面白かった。
「読書入門」より読みやすく、いろんなジャンルの本を読みたくなった。
「使える」技術は身についてないけど。
読んでみたくなった本がたくさん出来た。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

内容的には斎藤 孝の書評ということになるが、やっぱり書き方が面白すぎるw

『声に出して読みたい一文』と題して、各本から1文抜き出して載せたりしているのだが、それがまた面白い。既に読んだことのある本もあれば、これから読みたいと思った本もあった。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

(勝手に)斎藤孝さんから国語力を学ぼうシリーズ第1弾。
本を読む時、ただ物語を追って「面白かった」「つまらなかった」というだけで終わってしまうことが多かった。本書では「使える読書」法が述べられている。著者によれば本をひとつ読んで、考えをひとつ得る、アイデアをひとつ得る、それをなにかに応用できる形で自分に刻んでおくということらしい。そして、1冊に時間をかけない。
これが当たり前だと思う人もいると思うが、私にとってかなり革新的だった。これからの読み方を変えさせた1冊。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

それを読んで「書く」ためにある,「話す」ためにある,と考える。p13

いいですね。これからは,読書をしながらそういう姿勢で読もうと思う。そして,このbooklogに抜粋していこう。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

本は、必ず一言コメントと引用文を意識して読むことで、読書を使える読書に転換できることを明確に指南してくれる本。紹介されている50冊は多分野にわたり、いろんな刺激を受けることができる。読破したい衝動にかられる紹介文がついている。

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2013年01月02日

Posted by ブクログ

文字色ちがいは3色ボールペン。
取扱説明書は圧巻です。
語り口は現代語調で内容の説得力があった。数ある古典的な読書論と言っていることは(たぶん)同じなのだろう。著者のお勧めの、「語るために読む」
ピントきた、実践できそうである。

本人表現の通り、飛んでいますね。
キーワードの概念化、○○力は、とても面白い。
型にはめる、負荷をかけることにより、伝えたい事を伝えやすく。
面白い、つまらない、だけの感想では、いつか壁にぶつかる。
著者の本当に言いたいところは好意的に書く。

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2012年10月23日

Posted by ブクログ

齋藤先生の読書の幅の広さがわかる一冊。人がどこに感じるか、を意識した上で読むとこれはこれでまた印象が変わって面白いというのは納得です。雑誌の連載だったということでこの自由奔放さがあるのだろうけど、読書の話を書いていると本当に楽しそうだなぁと。自分の思いもあるにしても、読んでいて楽しさを感じるわけです

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2012年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遠心力で読む。
一度、著者の脳の動きに自分を添わせる。寄り添わせてもらって加速する。大気圏外に脱出する。これがネタにする読書というもの。

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2012年06月05日

Posted by ブクログ

ただの読書で終わらせるのはもったいない。そう思わせてくれた一冊。本をどれだけ読んでいても、ただ字面を負っているだけ、大まかな内容をくみ取るだけでは時間がもったいない。どうせ読むなら価値ある一文を抜き出し、自分の糧とし、今後の生活に役立てていくような読書をするほうがいいに決まっている。そのためには漫然と読むのではなく、目的をもってとばし読みでもいいので必要な部分だけを読む。これこそまさに自分のための読書である。
つい几帳面に隅から隅まで目を通してこその読書だと考えていた自分にとって、目からウロコのHow to本。これから実践していきたいと思った。

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2010年12月30日

Posted by ブクログ

「『書く』ために読む、『話す』ために読む」

そうだそうだ
読書って本来アウトプットの為のものだった

ただ漠然と読んだって意味がない
知識を吸収してそれで終わり、ではなく、それを知識をどうやって自分の血肉とするのか
その方法と実践が書かれてます

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2010年11月25日

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[ 内容 ]
ただ物語を追って、「面白かった」「つまらなかった」というだけの読み方からは卒業しましょう。
「筆者渾身の一行」を摘出する齋藤流読書術のノウハウを利用すれば、「使える読書」は「使える会話術」になり、さらに「使える交際術」に。
あなたの「知的脱皮」の一助に、この一冊。

[ 目次 ]
遠心力で読む
引用するために読む
「声に出して読みたい一文」の理由
外科医的に読む
負荷を掛けて「型」で読む
ブログと読書
好意的に書く理由
出合い頭で読む
『11分間』セックスと言葉
『最後のシュート』スポーツを喰う〔ほか〕

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年07月04日

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僕は大学のクラスの学生たちに、つねに「おすすめブックリスト」を作らせます。これは、読んだ本を誰かにお勧めしようという試みです。

そのときに
?書名
?著者名
?一言コメント
?引用文一文
の4つを必ず記してもらうのがルール。

これを学生たちに課すと、彼らは、必ず、「選ばなきゃならない引用文をどこにしようかなぁ」と考えながら本を読むくせがつきます。これで彼らのセンスが磨かれていくのです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

まさか「取扱説明書」のついた本に巡り合うなんて・・・
たぶん、一生ないんじゃないかな(笑)
読書感想文の総集編を読んでいる感覚に陥ります。
タイトル当てゲームをやっているような感覚にも陥ります。
いや〜、本当に的を得た回答をしているので、読んだこともない本を読んだ気分にさせてくれます。
それも、「面白かった」「お勧めだ」とか、一言で終わらせない所がいいです。
代わりに、「声に出して読みたい一文」が編集されていて、これだけでも楽しめちゃう!!
そして、どの本の紹介にも共通して、本のタイトルがあからさまに出てこない(言葉を使わない)のも気に入りました。だから、最後まで読んでしまう。で、当たるものもあれば、全くの時も・・・
特にお気に入りの2点は・・・
東野圭吾の「容疑者Xの献身」
問題を作るほうが難しい。解答者は出題者に対して敬意を払わなければならない。
そんなこと言われなくても分かってる!!と言いたいが、学生時代そんなこと考えもしてなかった。テストで点を稼ぐことしか頭になかったから・・・あ〜だから、点数伸びなかったのか(笑)
羽生善治の「決断力」
決断するときは、たとえ危険でも単純で簡単な方法を選ぶ。
これは仕事でも使える!!と実感。社会人歴が長くなるにつれて、決断しなければいけないことはたくさん出てくる。迷っている時間はない。でも、焦ったら足元をすくわれるかもしれない。優柔不断な私にはこの言葉はじ〜んときた。
新書なのに文章が青色で表記されていたりして、斬新な本になっているのにも彼の個性を感じました。

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2009年10月04日

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「初めて知った読書法」齋藤孝の読書法を全面的に認めて、それを自分に取り込むということは決してしない。だって、それ私の方法じゃないもん。まぁ、でもこうやって1冊ずつにキャッチフレーズみたいのを付けるって言うのは、結構気に入って早速実践している。それだけでまとめられるとは思わないけれど、一応考えてはいるからね。読みっぱなしはしたくないと思ってこれつけてるわけだし。内容は、様々なジャンルを問わない本紹介なんだけれど、紹介が上手いなぁ、、、と。どれも、読んでみたくなる本ばかりでした。私ぐらいの本好きにはちょうどいいかも♪♪もっと本好きさんだと、抵抗感はあるかもしれない。

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2010年10月14日

Posted by ブクログ

『血肉還元力』

自分が刀を手に入れると
今度は、その手に入れた刀でほかのものも切ってみれるんじゃないかと展開してみるということ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読書=インプット。
インプットするだけで終わるのではなく、どうやってアウトプットするかを教えてくれます。
確かに読んで終わりじゃもったいないですよね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

色々な本が紹介されているが、ジャンルがかなり幅広い。本の読み方のコツや考える力が上がる方法なども紹介されてたりするので、読書をもっと自分なりに楽しみたい人は読んでみるのをお勧めします。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読書は一期一会と言っていたのがすごく印象的でした。
おもしろそうな本がいっぱい紹介してあってスゲー読みたいなぁ!!って思いました。

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2012年02月01日

Posted by ブクログ

読書は楽しいものだと再確認。
 
まず、自分の考えは一旦置いて、著者の言いたいことを理解するように徹する。
 
そしたら、著者の考えに引っ張られ、遠心力で勢いついて、大気圏を突破して、武器(キーワード)を手に入れることができる。
 
一冊の本から一言なりともキーワードを自分のものにできたら、しめたもの。
 
漫然と読書&レビューでなく、レビューに型を設ける。
印象に残った部分を引用して、武器(キーワード)を自分のものにできるような、読書&レビューをしていきたい。

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2016年04月04日

Posted by ブクログ

個人的に、書評集というか、読書案内を期待して手に取ったんだけど、ちょっと趣が違いました。書かれた内容から、自分勝手に想像した意見をある程度述べて、かつ、特に惹かれた部分を紹介する手法は、まさに今書いているようなブログ的作文をするときの参考になったので、どんどん活かしていきたいと思いました。必ずしも作者のオススメ本ではなく、本の読み方というか味わい方というか、そのエッセンスを吸収するための本だと思うので、これを見て”是非読もう”みたいなのは、あまりなかったです。

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2015年12月28日

Posted by ブクログ

書評のようで書評でないエッセイ集。

すらすらと読めてしまう文体で、自分が読んだ本を一冊4Pで語り尽くす。

筆者お得意の「〜力」を連呼されるされると、熱狂的シンパではない自分は少しうんざりしてしまう。

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2014年01月14日

Posted by ブクログ

最初の台詞が良かった。使える読書とは「ひとつの本からアイデアを一つ盗むことだ」と。
すなわち「一つの刀を盗むこと」だって、すごいアイデアだなあと思った、本を読むのが楽しくなってくる。いただきます。


「外科医科的」に読むっていうのも身にしみた。
「チャチャチャ、チャチャチャチャチャ、、、」とリズミカルに読んでいく。必要ないと思った部分は省いてしまう。煙か土か食い物「舞城王太郎ワールド」だ。


※ちなみにこの本は、読書感想文紹介本です。


・読みたくなった本
ゲノム敗北
世にも美しい数学入門
フライダディーフライ
語り手としての福沢諭吉

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2011年12月03日

Posted by ブクログ

 学校教育における国語の目的は、論理力や行間を読む能力を鍛えることです。ですが、日常生活の中でこれを目的とした読書は稀だと思います。自分にとって読書の目的は2つあって、1つめは単に読んでストーリーや展開を楽しむこと(推理小説など)、2つめはその作品から何かを得ようとすること(エッセイ、ルポルタージュ、歴史など)です。
 筆者の主張は正にこの2点目で、ただ物語を追って、「面白かった」「つまらなかった」というだけの読み方からは卒業し、本を読んで考えを得る、アイデアを得る、そしてそれを何かに応用できる形で自分に刻んでおく、と述べております。本書の中でいくつかの読書感想が書かれているが、どんな分野からも何かしら自分にとってプラスになることを抽出している点が注目すべきところです。
 中には期待外れの本もあります。だからといって、諦めて無下に本棚にしまうのではなく、その中でも何か自分にとってプラスになることを抽出したいと思います。そうでないと、自分で自分に制限をかけてしまうような気がします。

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2011年09月07日

Posted by ブクログ

著者は明治大学文学部教授。三色ボールペンの人。
著者流の読書術を説明した最初の「取扱説明書」の部分が面白い。
ただ「面白かった」「つまらなかった」というだけの読み方からは卒業し、 読んだことから考えやアイデアを得て何かに応用できる形で自分に刻んでおく、理解の切り口を手に入れるという読み方を推奨している。要するにアウトプットのための読書。
そのために著者は一冊の本から一つのキーワードを見つけ出し、「概念化」(××力という言葉をつける)と一文「引用」をしている。概念化は難しくても引用ならできそう。
しかし一冊すべて読むことはなく、”パッと目に入る感覚でそのページに縁があるかどうか判断する”というのは難しい。

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2011年01月08日

Posted by ブクログ

著者が薦める「おすすめブックリスト」作成。読んだ本を誰かにお勧めしようという試みで、?書名、?著者名、?一言コメント、?引用文一文、の4つを必ず記すというのがルール。
このブックリストを作成するために、「引用文をどれにしよう」と考えながら本を読むクセがつき、センスが磨かれていく、というのだ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

面白いです。
とにかく面白い。
ただ、面白いだけでなく、言葉一つひとつになぜかアカデミックです。
うーんなるほどそんな風に言うかって感じです。
斉藤孝先生のお勧め本の本ですが、それだけではない、味付けがあります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ


漫然と読み気分で良かった悪かったという読み方ではなく、読んだことを書くこと話すことに連動させる「使える読書」として位置づけていく作業。

そのための型の提示。
1、概念を○○力という言い方で短く言い切る。
2、声に出して読みたい1文を紹介する。
3、字数制限をする。


ブログが冗漫なものになりやすいのは、字数制限なし、読み手の設定なしで、負荷をかけて書かないからだという。「書くために読む」とまで言い切る手法に興味を持った。


彼の方法論を見事に具現化した本は『水曜日には狐の書評』だろう。




作成日時 2007年09月13日 01:57

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

後半の斎藤氏読書コラム51作がメイン。だけど冒頭の「取り扱い説明書」をよぉく読みましょうね。
コラムの魅力もさることながら出会い頭で取上げるその無節操な本選びが興味深く、読んでみたくなる本が沢山ありました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「ただ物語を追って『面白かった』『つまらなかった』というだけの読み方からは卒業しましょう」
表紙見返しの言葉に弱いところを衝かれた、という自覚のある人はぜひ読んで、『面白かった』『つまらなかった』以外の感想を聞かせてください。
(未編集)

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2009年10月04日

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