齋藤孝のレビュー一覧
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一言で表すと『孫子入門』
言葉を足すなら『若者向け、現代超訳』
斎藤先生らしく、切れ味よく読みやすい
構成は
第一章➡️勝つための条件
第二章➡️リーダーの心得
第三章➡️負けない交渉術
第四章➡️困難にぶつかったときの対処法
第五章➡️チームで強くなる
一章一心
①智者の慮は、必ず利害を雑う
➡️プラスとマイナスを列挙すると、動きやすい
②将とは、智・信・仁・勇・減なり
➡️リーダーシップとは「判断力・信頼・人望・鋼のメンタル・公平」
③善く兵を用うる者は、人の兵を屈するも、戦うには非るなり。人の城を抜くも、攻むるには非るなり。人の国を破るも、久しくするには非るなり
➡️戦略の基本は「非 -
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ネタバレ『大人の読解力を鍛える』は、情報過多社会を生き抜くための「言葉の三次元操作術」を説く実践指南書です。齋藤孝が提唱する読解力の本質は、単なる文字の解読を超え、文脈・背景・人間関係を立体的に把握する「認知的多面体」の形成にあります。技術者視点で核心を抽出し、実践的応用までを深化させた読解の全容を解説します。
### 読解力の三次元構造
1. **表層読解(文字処理)**
文字通りの意味を正確に抽出する技術。技術文書で言えば「仕様書の要求事項を漏れなく把握する力」に相当。語彙力と注意力が基盤となるが、単独では不十分。
2. **中層読解(文脈解析)**
情報の発信 -
Posted by ブクログ
自分が50代に突入し、毎日あっという間に過ぎて行く中で、今何かをしておかなければ、これからもあっという間に過ぎて気付いたら人生が終わっていた、ということになると思っていたときに、この本を知った
読者対象者が男性ビジネスマンを想定しているかのような文章で、私のようなパート主婦は相手にされていないのかと捻くれて、読むのをやめようかという思いも掠めたけど、カフェでラテを飲む時間で読めた
「学び直し」とか言われると大袈裟だけど、少し意識を変えればスマホを触ってる時間に何かを始めるだけでも「教養」は広げられるし深められるのだと意識して、時間を使おうと思う