あらすじ
一生使える無敵の「人間関係術」を、齋藤孝先生が伝授!
本当に人づきあいに自信をつけたいなら、3つの力を身につけよう!
1)「気の合う友だちをつくる」力
2)「気の合わない相手ともうまくつきあう」力
3)「ひとりを楽しめる」力
だれとでも友だちであろうとしなくていい。
楽しくて、笑顔になれる「気の合う人」とだけ、友だちになればいい。
ただし、「気の合わない人」とも、いがみ合わず、傷つけあわずに共存していけるよう、人づきあいのスキルをみがこう。
そして、このふたつの対人関係力だけではダメで、大切なのは、自分の世界をもち、「ひとりを楽しめる」力をもつこと。
これからの時代を生きていくうえで重要になるのは「主体性をもつ」ことです。
主体性の根幹にあるのが、「ひとりになる勇気」なのです。
ひとりになることを怖れない心、ひとりを楽しめる心。
それは人とうまくつながるための大切な要素であると同時に、主体的な生き方の軸なのです。
「ひとりを楽しむ力」をもつことで、人に頼りきらない関係を築けるようになるのです。
「雑談力」「偏愛マップ」などのコミュニケーション術を提唱してきた齋藤孝先生が、新しい時代の「友だち関係」を提唱。
10代のうちに身につけておきたい「本当の人づきあい」を伝授します。
【本書の内容の一部】
・自分の課題、他人の課題を区別する
・「みんな友だち」「みんな仲よく」でなくていい
・友だちの「多さ」は意味がない
・いまがすべてじゃない、友だちとは流動的なもの
・好きなものをあいだに置く「三角形の関係」
・友だちよりも、仲間をつくろうよ
・学校の外に目を向けてみる
・「能動的ひとりぼっち」状態を手に入れる
・きみは「ひとりになる勇気」がある?
・「犀(さい)の角のようにただ独り歩め」
・「友だちだから言うけど」は鋭い刃
・失礼なことを言われたときに、「かわす」技術があるか
・「ノー!」と言わなきゃいけない関係もある
・人をいじめてしまう危険性を、みんな潜在的にもっている
・後悔も、自分の背中を押して次に進むパワーにできる
・「心の距離」を縮めるための7つの作法
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Posted by ブクログ
思春期にかかった子どもに、何かよい一言をかけることができるかと思って、読んでみる。
友だちづきあいを無敵にする3つの力として、
1) 「気の合う友だちをつくる」力
2) 「気の合わない相手ともうまくつきあう」 カ
3) 「ひとりを楽しめる」カ
を提示し、それぞれ力をつけるための方法を具体的に説明してくれる。
自分も友だちを作ることはあまり得意ではなかったし、今でもそんなに得意ではありません。
ただ、そんな自分にダメだと閉じ籠もることなく、前向きにどうしていこうかと考えるようになれるきっかけとなる一冊だと思います。
折を見て、子どもにも薦めてあげたいと思いますが、読んでくれるかな(笑)。
Posted by ブクログ
大人になって、友達について悩むことがあった。
誰か特定の人というわけではなく、就職を機に初めての土地に来て、周囲に仕事関係以外に友達がいない。
そんな悩みがあり、題名に興味が湧き、手に取りました。主な対象は中学高校生となっているけど、十分大人にも参考になることが書かれている。
読み終えて、友達を探していること自体が間違っていたのではないかと思えた。
友達ではなく、自分の好きなことを探して、それに没頭する。そのすきなことを通して、友達が見つかる。
大人になって友達作りに悩んでいたけど、その解決策が明確に示されていて、心の靄が晴れた。
本著の言葉を借りると、自分自身の課題は、友達がいないことを不安にならない方法を探すことだと考えて、何かハマるものを見つけてみる。1人で楽しめる力を養いたい。
また、親友と呼べる人がいないことにも悩んでいたけど、気にしなくてもいいと思えた。なんでも打ち明けられる人がいなくても、一緒にいて楽しい人がいればそれで十分幸せだと思う。
向上心を持って、憧れの一矢になって、周りの人を元気づける、そんな存在になりたい。
Posted by ブクログ
中学生の自分に読ませてあげたかった。
今、友達関係で悩んでいる子がいたら、是非読んでみて欲しい。
毎日が少し楽に過ごせるようになるヒントがたくさん書かれているし、今いる学校という枠の中が全てではないと感じられる気がする。
大人になって読んでも、人との気持ちの良い付き合い方など学ぶところがたくさんあった。
人付き合いが上手そうな齋藤先生にも、過去には失敗があったことも書かれていて、ちょっと親しみもわいた。
Posted by ブクログ
人と付き合っていくなかで基本的なことを丁寧にわかりやすく書いてくれています。
子どもはもちろん、大人でもなるほどなと思うところがいくつもありました!
Posted by ブクログ
とても読みやすい。
中学生におすすめしたい本。
偏愛マップを作りたくなった!
友達との付き合いの大事さだけでなく、一人も愛せる自分になれるようなアドバイスもある
Posted by ブクログ
10代に向けての「友達とはなにか?」という指南書。
さすが齋藤孝さん、とてもわかりやすい文章で要点がまとめられているので読みやすかった。
思春期は何をするにも友達関係が一番になり、思い悩むことも多い。そんな時に手に取ってほしい一冊。
大人が読んでも気持ちを軽くするヒントが書かれている。
一人の時間を大切にすること、趣味を持つことがいかに大事なのかと改めて気がついた。
そして本の中に支えになる存在を持っていることは自分を孤独から守ってくれる。
Posted by ブクログ
教育者でもある齋藤氏は、小・中学生向け
にも知識を積み重ねる楽しさを教えるべく
本を出しています。
特に最近は中学生くらいに対して、どうし
て本を読むべきなのか、どんな本を読んだ
らいいのか、など人生論に近い内容に重き
を置いています。
この本もそうです。
友だちって何?という問いに答えられる大
人はいるのでしょうか。
大人の入り口に立っている中学生に向けて
哲学的な問答をやさしく解説する、大人も
読むべき一冊です。
Posted by ブクログ
児童向けですが、コミュ症なので手に取りました。
こういう本に子どもの頃に出会いたかった。
以下参考にしたいこと
・大事なのは「合わない人ともうまく付き合う力」
・自分に自信をつけたかったら「好き」を深める
・ひとりになる勇気を持ち、ひとりで過ごす時間を充実させる
・グループ分けのときに「自分がぬける」選択ができる
・友達だからと本音を言っていいわけではない
・怒らせてしまったあと、素直にあやまれる
・言葉選びは慎重に
Posted by ブクログ
『友だちって なんだろう?』
お勧め本として紹介されていたので、考え直してみたいテーマだと思い、手に取りました。
まだ、読み始めたばかりです…。
中高生向けのアドバイス本ですが、大人だって人間関係に悩みます。人生を通して課題となるテーマです。
わたし自身、「合わない人ともうまくつきあう」力が欠けているのでは?と考えながら読みました。
人生は、学校・職場・コミュニティ・プライベートのすべてのステージが人間関係を形成する訓練の場だと感じます!
決して自分の責任を感じることなく、これからの振る舞いを考えていくというポジティブ思考で、勇気が湧いて来ます!
悩んだ時に、いつでも手元に置いて読み直したくなりそうです☺️
Posted by ブクログ
今回もさすが、齋藤孝先生‼︎と思う程
読み易く分かり易い文章で内容も素晴らしい!
中高生向けの内容や例題だが、
大人でも大切だと思える内容だった。
このテーマで大人版も書いてもらいたい。
「偏愛マップ」も書いてみたいし
「友だちづきあいを無敵にする3つの力」
①気の合う友だちをつくる力
②気の合わない相手ともうまくつきあう力
③ひとりを楽しめる力
を習得出来るように努力したい
Posted by ブクログ
中学生の頃に知っておきたかった作品。
誰とでも仲良くできる、広くて浅い友人関係。
年齢が異なるごとに変わる仲の良い友達。
自分がコンプレックスというか、悩んでいた感情を少し楽にしてくれるような、心が軽くなった内容だった。
苦手な人や嫌いな人は基本いないけれど、みんなと仲良くしなきゃいけないと思って頑張っていた。
これが生きる力なんだと思ったら、自分は間違ってなかったんだって思うことができた。
自分の周りにいる人で好きなことだけ関わっていれば良い、っていう人だっている。
けど、自分の視野が狭くなってしまうし、自分の可能性をどこか潰してしまっているような気もする。
自分は自分らしく、自分らしくって分からないけど、自分が生きたいと思う生き方をしたいなって思った。
友だちってなんだろう?一緒にいて楽しい人、っていうのを見て、自分と一緒に周りの人は楽しいかな、って不安になった。
自分がまずは楽しまなきゃ楽しくないよね、明るくポジティブで居ようって思った。
めっちゃ考えさせられる、人間関係。
Posted by ブクログ
教育者として、変わりゆく人との関わり方を提示する時に、自分も考える。
あー、そんな考え方もあるのか。確かにそうだよね。と、相槌を打ちながら読み進められた本。
Posted by ブクログ
この本は対人関係を見直すために買いました。
非常に良い本です。
これはリアルだけではなく、SNSの対人関係にも使えるので老若男女問わずいろんな方に読んで欲しいです!
この本は、「性格」のせいではなく、「行動」で変えられるのでこれを何度も読んでみたいなと感じました。
Posted by ブクログ
中高生向けの友達関連の本を探していたので、読んでみた。
斎藤孝さん、年間何冊書いてるんだろう。
「友だちとは、一緒にいて楽しくて、笑顔になれる、元気になれる存在」という定義はいいと思った。
キレイゴトな感じはするけど、実際そんなもんでしょ。
「人づき合いを自分の弱点にしておかない方がいい」というのはぐさっときた。
弱点だなぁ。
自分の好きなものを目いっぱい楽しむことで、自分に自信がつくし、共通の趣味の人とも繋がれる。
「偏愛マップ」はいいかもしれない。
好きなことって、意外と言語化できないものだから。
とりあえず、自分の好きなものをきちんと人に説明できるようにしておこうと思った。
Posted by ブクログ
友だち付き合いに悩むであろう中学生にとってすごく大切なことや具体的な実践が書かれている。自分が中学生の時に出会っていればかえってこんなにすーっと入ってきたかは定かではないが、今の自分が読んでこういうことを知った上で中学生に伝えてあげればいいんだろうな、というイメージは湧いた。
Posted by ブクログ
今回も良かった。
親友という言葉に惑わされてはならぬ。まさにそうだと思う。親友がいればよい友人関係を築けていて、いない子はそうではない…決してそうではない。
心地よく過ごせる人が周りにいるかいないかだよなと思った。
どうしても学校では、友達がいるかいないかで人間関係の構築を語られてしまうけど、一人でいることを選ぶことも尊重されて欲しい。
そして、課題の分離ついつい忘れて、他の人の課題に踏み込もうとしてしまうけど、他の人の課題は解決してあげられないし、私の課題ではないということをはっきり思っていようと改めて思った。
世の中の小中高校生とその保護者、先生に読んでもらいたいと思った。
Posted by ブクログ
一緒にいて笑顔になれる相手を自分は笑顔にさせてあげられているだろうか。
不機嫌やホンネを隠して上機嫌に振る舞える人間が大人という考えは齋藤孝先生の一貫した考えだが、それを考えさせられるような事が起きたばかりの時に読んだので心に刺さった
Posted by ブクログ
友だちってなんだろうというタイトルの通り学生向けに書かれてはいるものの、社会人からの人付き合いにも通じる本。友だち付き合いは社会に出るための練習のようなもので親友と呼ばれるものはその間に1人か2人いれば十分だと思う。この本では、楽しくて笑顔になれる、元気になれるのを友だちとし、友だちは流動的なもので、親友だからとズケズケとものをいうのではなく、相手のことを思って伝える工夫をすること。嫌いなもので盛り上がるより好きなもので会話できる友だちを探すこと。独りになることを恐れないこと。などなどたくさんの教訓をわかりやすく書いてる。後悔は未来に同じことが起こったときの原動力になる。最初からずっと上手くいく人なんていないので失敗しながら成長していけばいいと思わせてくれた。
Posted by ブクログ
筆者の齋藤孝さんの文章をたまたま新聞のコラムで読んで、共感しかなかったので気になって読んでみました。
大人が読んでもいいけど、主に10代の子を意識して友達との関わり方について書かれている本。心に刺さる言葉がいっぱいです。
大人になるとある程度わかってくることだけど、これは中高生くらいで読んでおくと心が軽くなるし、人間関係で悩んだり落ち込んだりすることが減りそうな内容です。
“誰とでも友だちであろうとしなくていい。楽しくて、笑顔になれる「気の合う人」とだけ、友だちになればいい。ただし、「気の合わない人」とも、いがみ合わず、傷つけあわずに共存していけるよう、人づきあいのスキルをみがこう。
そして、このふたつの対人関係力だけではダメで、大切なのは、自分の世界をもち、「ひとりを楽しめる」力をもつこと。”
今、中学生の娘にもおすすめしておきました。読んでくれるといいけど。
Posted by ブクログ
友達とは何か?
苦手な人と、どう付き合っていくべきか?
シンプルでとてもわかりやすく、かつ、深い内容だった。
学生時代にこの本があったらなぁ。
自分に子供が出来たら、子供が中学生になった位のタイミングで渡してあげたい。
きっと、人生の役に立つと思う。
社会の自分も定期的に読み返して、自分への教訓としたい。
Posted by ブクログ
この本が心の支えになる人もいれば
そうでない人もいると思うけれど
「中高生って、友達関係で悩みやすい時期なんだ」
「みんな、練習中だから失敗もするよね」
という考え方を知っているのといないのでは
悩みに対する向き合い方が変わってくると思う。
そういう知識は本人もそうだけど、親にも必要で
子供たちと同じレベルで物を言うのではなく
人生を長く生きている分、落ち着いて話を聞いてあげてほしいと思う。
Posted by ブクログ
友達100人できるかな
こんな歌が昭和は流行し
友達が出来ることが一番大事かのような時代だった。
でも今は違う。
もちろん友達がいることも大切だけど、何が一番大切かを知ることができた
Posted by ブクログ
私は学校ではいろいろな人と関わっていて、日によって関わる人が異なるため、今までは狭く深い友達関係がいいと思っていたけれど、いつメンでいることや集団行動が正解という訳ではないことに気づいた。孤独になってもそれを楽しむ。孤独になるからこそ、学ぶことがある。集団で行動することが正しいというわけではない。学校生活は、社会に出るための練習だと思って行動しようと思った。
Posted by ブクログ
友達との関わり方が学べる本。
本書は中高生向けだが大人が読んでもなるほどと思うことが多々ある。
ひとりを楽しめる心も、人とうまくつながるための大切な要素であることがわかった。