あらすじ
数多くのテレビ出演や講演、ベストセラー作家としての顔を持つ明治大学教授の齋藤孝先生と、
『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』『輝く! 日本レコード大賞』など数々の番組の司会者として人気のTBSアナウンサー・安住紳一郎さん。
TBS『新・情報7days ニュースキャスター』で司会者とコメンテーターとして共演しているふたりは、明治大学で先生と生徒の関係でした。
中学校国語科の教員免許をもつ安住アナは、明治大の教職課程で齋藤孝ゼミナールに学んでいたのです。
齋藤孝先生は「これまで大勢の生徒を教えてきたけれど、安住君ほど優秀な生徒はまだ出てきていない」と言う。
師弟関係にあって、日本屈指の話し手であるふたりが、「話すチカラ」について縦横無尽に語り尽くす。
現役明大生である齋藤孝ゼミの後輩たちを前に、安住アナが熱弁をふるった白熱教室の内容も公開。
むずかしいことをわかりやすく、わかりやすいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをよりいっそうゆかいに――そんな話し方、伝え方の本質を教えてくれる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かなり為になる本!!
読みやすく、わかりやすく、チャレンジ(行動)する内容がまとめられている。
コミュニケーションは、相手を気持ちよくさせることが大事♪
Posted by ブクログ
話し手のプロってこういう事なんだ。
15秒で刻んで物事を発言する。
安住さんは20代で8台テレビを買い同時視聴していた。
外観をまずは褒める。
普段から並々ならぬ努力で人を笑かそうとチャレンジしている。笑わそうとしないものは貢献度が低い、罪だとも捉えられる。
このへんがすごい印象に残った。
至極最もな意見でやるべきであろうと当然思うが誰もが実践できてない事を実際に行動に移す事の重要性を学んだ。
抜きん出ている人は須く並々ならぬ努力があってこそなのだなと再認識。
Posted by ブクログ
言葉のプロが使う、話す力とは。
相手に伝わりやすい話し方、人間関係をうまくいく話し方、自分の機嫌を上げる話し方。大学生を前にした講義形式なので、本を読んでいると言うより、講義を受けているような楽しさがある。1つの単語を取るにしても、ビールというよりスーパードライと具体化した方が、相手に伝わりやすいなど、細かなアドバイスがわかりやすい。手元に置いておきたい1冊。
Posted by ブクログ
明治大学生徒への講義形式の文章となっており読みやすかった。
アナウンサーと語学教授という異なる立場の2人が、話す力・伝える力・コミュニケーション力について触れており学びになる内容が多かった。
特に印象的だったのは以下3点。
①会話の手法を知ること。
・例え話:具体的に例示して情景を浮かびやすく。
→ビールではなくアサヒスーパードライ
・無駄な言葉・表現を使わない。
→思う、えーーのような連投は不信感を抱く
・ワイドナロー、抽象と具体を意識する。
・相手との会話を一筋で通すのではなく色々な球種を投げて判断する意識を持つこと。(ボール球も大事)
②話すためのアウトプットにはインプットが大事。
・他人の3倍のインプットを心がけること。
・音楽、飲食店、本等同じものを繰り返すのではなく新たなものを開拓する意識を持つこと。
・気になる言葉やフレーズを書き留めること。
③強調するには声量でなく話し方が大事であること。
・ゆっくりと話すこと。
・声を高めにして話すこと。
Posted by ブクログ
アウトプットするためにインプット、余計な言葉を入れない、例えは具体的にするなど気になることがたくさん書かれてある。面白く構成されていて飽きずに読むことができた。何度も読んで力をつけたい。
Posted by ブクログ
15秒単位で組み立てる
ノイズをなくすことを意識する
自分の話す癖を知る
たとえは具体的に
語尾を意識する
話すということは相手を気持ちよくさせること。褒めるより共感する
相槌やおうむ返しで会話を広げる
いいアウトプットのためにインプットに投資する
そのために流行にふれるのもあり
Posted by ブクログ
私の好きなアナウンサー安住紳一郎と齋藤孝さんの対談本。
話のプロのお二人がどんな風に考えて意識しているか、分かりやすく読めました。
話す事についてとても努力されてると感じました。
Posted by ブクログ
図書担当の先生が貸してくれた本。
もともと安住さんは好きだし、齋藤先生も子ども向けの本をたくさん書かれているので、興味を持った。
ビジネス書は普段は、読んでもいまいちためにならんな~と思う派なのですけど、お二人のご自身の体験談などを交えた話が分かりやすく、けっこう面白かった。特に第四章の日本語の面白さにハマる、はお二人のマニアックさが出ていてよかった。
安住さんが日本文学専攻だったことに驚き。
Posted by ブクログ
「にち10」リスナーには堪らない一冊。安住氏による安住氏のための自己肯定本。
ご本人もラジオで話してましたが、自分の良いところをひけらかし笑、そして齋藤孝教授がそれを最大限に肯定して褒めちぎる。
こんなに(自分にとって)気持ちの良い本はないと。
そんな自分大好きの安住さんが大好き。
何か参考になったかと言うと、、うーん、、
失敗した時、
「次は必ず成功する。2連敗は絶対にしない」
だから前を向いて、再チャレンジ!
普段ネガティブな人だからこそ、強い意志で果敢にチャレンジする姿勢を真似したい。
贔屓目で星4
Posted by ブクログ
読みやすい。2時間程度で読完。安住さんと齋藤先生が明治大学の生徒と先生の関係だったのは初耳。安住さんのマニアックな日本語愛、アナウンサーの仕事への真摯な向き合い、視聴者への心配り、プロフェッショナルを感じた。
Posted by ブクログ
言葉で生きている2人の、言葉を使うお話が聞けて、タメになった一冊。人間は言葉を使ってコミュニケーションを取るので、言葉のスキルを上げることで仕事でも、プライベートでも充実した日々が送れるようになるための一冊。
Posted by ブクログ
一流アナウンサーの安住さんの小技集という感じで勉強になります。志高く普段から準備を真面目にしながら、遊び心持ちながら…当たり前のことを続けることが難しい、ハイレベルなことを淡々とできる人なんだろうなと思いました。
フリーアナウンサーにならない理由も明確でそういう狙いがあるのかと、より応援したくなりました。さすが。
真似事から始めていきたいと思います。
Posted by ブクログ
シンプルで的確に話力を上げる方法についてまとめられていました。
たくさん本を読むことと話す練習をすることはセットなのだなあ、と改めて感じました。15秒一セットは今後使っていけそうです。
Posted by ブクログ
斎藤孝先生と最近ラジオを聞いてる安住アナウンサーの講演をまとめた一冊。
いやー、面白い。ためになった。偏愛するものがあると実は心を強くするにつながるって本当にそうだと思った。自分にしかないとか、自分しか知らない◯◯があると楽しさが違う。(自分しかじゃないかもしれないけど、この界隈では私だけっていう感覚)
面白いことは大好きで、いつも追いかけているが、笑いをとりに行くという大冒険はあまりしないタチである。でも、斎藤先生は、面白いことをまったく言おうとしない人は、その場に対する貢献度が低いとさえ思うと言ってた。社会や全体に貢献することを考えるようになった今日この頃、こういう貢献の仕方もさらに考えていかないとかぁーと思った。
自分の感情をきちんと言葉にして相手に伝えることをしようと思った。ご飯のあとに「ほんと、今日は楽しかったです」と一言ちゃんと伝えたり、お店の人に「おいしかった」と言ったりする。
人とよりよいコミュニケーションをとるうえで相手を気持ちよくさせる「サービス精神」は必要。
話すためにはインプットが必要。他人の3倍はインプットすることを心がける。
インプットはアウトプットをするためのもので、インプット自体が目的にならないように。人に気づかれないくらいの静けさで、スマートに効率よくするのが理想。
仕事で大勢の人の前で話したらり、司会をすることがある。そんな仕事の後目にした、大勢の人を前に話すときは少し大げさな話し方を心がけようという項目が印象に残った。100人を超えると、ほぼ同じらしい。
Posted by ブクログ
安住紳一郎アナウンサーが人気である理由がよくわかります。
実力のある方は見えないところで、努力されているんだなぁと改めて実感しました。
アウトプットのためにはインプット…
あたりまえですが、肝に銘じます。
Posted by ブクログ
話し方を変えたくて読んでみました。
読んだ感想としては
安住アナみたいにはムリ
安住アナはやっぱり才能あるよなー
でした(笑)
が、安住アナの爪の垢を煎じて飲む気持ちで
安住アナや斎藤教授の知識やノウハウを知ることができ
自分にも実践できる部分がありそうです。
そして難しい話は一つもなく読みやすい本でした。
Posted by ブクログ
新しいこと、流行りも、受け入れる余裕をもちたい。
まずは与えられた役割や持ち場の中で全力を尽くす。
インプットはアウトプットするための手段。目的になってはいけない。いいアウトプットをしたいなら
3倍のインプットを心がけよう。
Posted by ブクログ
安住さんは元々好きなアナウンサーだが、この本を読むだけでも相当な努力をされていることが伺い知れる。随所にユーモアも含まれており、人柄と頭の良さがわかる。齋藤先生の説明も納得感がある。
Posted by ブクログ
理不尽なことが起きた時、これをやったから大丈夫、って自分が思いこめるマインドが必要だなと思いました。
何か1つ、絶対にこうするって決めるのが良さそうだなと思いました。
それでもだめならこれって段階踏んで行こうと思います。
ちょっとした付箋にポジティブな言葉を書いておく、目標を書く、というのをやって見ようと思いました。
Posted by ブクログ
2025年4冊目 『話すチカラ』
「話す力を高めたい」と思って手に取った一冊。
日本を代表する話し手のお二人が、日々どんな思考で言葉と向き合っているのかが丁寧に綴られていて、驚くほど読みやすく、でも学びは深い内容でした。
人を惹きつける話し方の裏には、想像以上の努力と意識の高さがあること。そして、話すことはスキルであり、鍛えられるものであること。
読むほどに背筋が伸びるような感覚がありました。
「話す」は毎日の中にあるからこそ、少しずつでも自分の言葉を磨いていきたい。
明日から実践できそうなヒントもたくさん。早速、試してみます。
Posted by ブクログ
明治大学の卒業生である安住さんと当時安住さんを教職の授業で教えていた齊藤さんが学生の前で対談したものを書籍化。安住さんの考えや取り組みなどを齊藤さんが補足するようなスタイル。最初のボーナスでテレビを8台買った話が印象的。質の良いアウトプットにはインプットの質と量が大切という。15秒でコメントするという最初の話題も印象的。CMの長さを引き合いに人の集中力は15秒しかもたないなら,この15秒でいかにコメントできるかがトレーニングのしどころ。確かにGWでも通常1分割り当てられるけれど長いと思うことはあるなぁ。
Posted by ブクログ
何か批判されても全てを受け入れる必要はない。固い表現はギャグっぽく使うと良い。などなど安住さんは、やはりただものではない。途中の写真も二人の人柄が透けて見える良い感じです。
Posted by ブクログ
トーク力向上の勉強になるかというとそうでもないが、安住さんの話に引き込まれた。
明大生でも何でもないけど収録聞いてみたかったな。
仕事のミスは仕事でしか取り返せません。
っていい言葉だ。
Posted by ブクログ
【わかりやすく話す】
人が集中して聞けるのは15秒まで
同じ話は15秒以上しない
例えば話はより具体的に
△ビールを飲んだときのような爽快感
◎スーパードライを飲んだときの、あの気持ち
★普段から具体例を出す練習をする
語尾で印象を変える
ドアが閉まります→ドアを閉めます(意思感)
2000円です→2000円になります(やわらかくしてる)
お茶を入れました→お茶が入りました(恩着せがましさがなくなる)
正誤よりもつかいよう
オチがないときは情報で落とす
「御茶ノ水に新しい定食屋ができたんだよ。割引チケットがスマホでダウンロードできるらしい」
【人間関係をうまくいかせる】
お世辞と言って嫌悪せず、思ってることを率直に伝える
自分が思ってることは想像以上に相手に伝わってない
「あーおいしかった、この値段でこんなにおいしい料理を食べられるなんてラッキー」と思ったらそのまま口に出す
褒めるより共感のほうがお世辞っぽくならない
初対面の相手とはできるだけ早く共通点を見つける
趣味や関心事について2,3個簡単な質問をして、共通点が見つかったらその話を続けるだけ
犬の話題は3人に1人くらいいける+いい人評価になる
【話すためのインプット】
仕事で結果を出したいなら他人の3倍インプットしよう
ただし、インプットはアウトプットの手段だから、目的にならないように
流行りの話についていけないのは、インプット不足という自責
いつもとちがうものにチャレンジすることで新しい気づきを得よう
同じものを食べて同じものを見るのは老化の現象
読書もちがったジャンルを
ネットはアルゴリズムで自分の好みが提示されるようになってるから注意
流行りものは一度経験して話せるようになったほうがいい
Posted by ブクログ
安住アナがフリーにならない理由がカッコ良かったです。彼のインプット力とアンテナの高さ、日本語への突出した愛。やはり彼は売れるべくして売れた人なんだと、改めて思いました。