あらすじ
数多くのテレビ出演や講演、ベストセラー作家としての顔を持つ明治大学教授の齋藤孝先生と、
『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』『輝く! 日本レコード大賞』など数々の番組の司会者として人気のTBSアナウンサー・安住紳一郎さん。
TBS『新・情報7days ニュースキャスター』で司会者とコメンテーターとして共演しているふたりは、明治大学で先生と生徒の関係でした。
中学校国語科の教員免許をもつ安住アナは、明治大の教職課程で齋藤孝ゼミナールに学んでいたのです。
齋藤孝先生は「これまで大勢の生徒を教えてきたけれど、安住君ほど優秀な生徒はまだ出てきていない」と言う。
師弟関係にあって、日本屈指の話し手であるふたりが、「話すチカラ」について縦横無尽に語り尽くす。
現役明大生である齋藤孝ゼミの後輩たちを前に、安住アナが熱弁をふるった白熱教室の内容も公開。
むずかしいことをわかりやすく、わかりやすいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをよりいっそうゆかいに――そんな話し方、伝え方の本質を教えてくれる!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
15秒単位で組み立てる
ノイズをなくすことを意識する
自分の話す癖を知る
たとえは具体的に
語尾を意識する
話すということは相手を気持ちよくさせること。褒めるより共感する
相槌やおうむ返しで会話を広げる
いいアウトプットのためにインプットに投資する
そのために流行にふれるのもあり
Posted by ブクログ
【わかりやすく話す】
人が集中して聞けるのは15秒まで
同じ話は15秒以上しない
例えば話はより具体的に
△ビールを飲んだときのような爽快感
◎スーパードライを飲んだときの、あの気持ち
★普段から具体例を出す練習をする
語尾で印象を変える
ドアが閉まります→ドアを閉めます(意思感)
2000円です→2000円になります(やわらかくしてる)
お茶を入れました→お茶が入りました(恩着せがましさがなくなる)
正誤よりもつかいよう
オチがないときは情報で落とす
「御茶ノ水に新しい定食屋ができたんだよ。割引チケットがスマホでダウンロードできるらしい」
【人間関係をうまくいかせる】
お世辞と言って嫌悪せず、思ってることを率直に伝える
自分が思ってることは想像以上に相手に伝わってない
「あーおいしかった、この値段でこんなにおいしい料理を食べられるなんてラッキー」と思ったらそのまま口に出す
褒めるより共感のほうがお世辞っぽくならない
初対面の相手とはできるだけ早く共通点を見つける
趣味や関心事について2,3個簡単な質問をして、共通点が見つかったらその話を続けるだけ
犬の話題は3人に1人くらいいける+いい人評価になる
【話すためのインプット】
仕事で結果を出したいなら他人の3倍インプットしよう
ただし、インプットはアウトプットの手段だから、目的にならないように
流行りの話についていけないのは、インプット不足という自責
いつもとちがうものにチャレンジすることで新しい気づきを得よう
同じものを食べて同じものを見るのは老化の現象
読書もちがったジャンルを
ネットはアルゴリズムで自分の好みが提示されるようになってるから注意
流行りものは一度経験して話せるようになったほうがいい