齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
赤青緑の三色ボールペンで色分けするための潔さがまず必要だと感じた。
自分は手帳、ノートには消せるようにシャーペンで書いて、見返す際に色分けする。確かにこれは手間である。しかし見返すことが必要なので、それほど問題にしていなかった。
著者はのっけから真剣勝負で三色ボールペンで色分けして、ぐりぐりすることを提案している。ぐりぐりすることで印象を残すのだ。
見返すときにぐりぐりはやっているが、のっけからはやっていない。
試しに少しやってみたが、やっぱり躊躇する。慣れだけの問題なのか、失敗が怖いのか、汚らしくするのが嫌なのか、いろいろ理由は思い当たる。
「あとで」チェックで後回しにした資料はほとんど読まない。今読めないものはたぶん読めない。確かにそうである。
自分のアンテナに引っかかたものに自分をすぐに”くぐらせる”、そして、”立ち上がらせる”、”編み出す”
活用してこその情報、その通り。
当たり前だが、集めるだけでは何の意味もない。
次はこの本を買って、ぐりぐりしたいと思う。 -
Posted by ブクログ
齋藤孝氏の専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法ですが、教育の根底にあるのはあこがれの伝染であるという考え方に共感します。氏の著書の「教育力」はとても示唆に富んだ本でお薦めです。
古い研究メモを見ていたら、この本のことが書かれていたので、古い本ですが、読んでみました。さまざまなもの(本や他者の行き方、言動など)を上達論のテキストとして見、上達の普遍的な理論を引き出す、そして上達論的な観点を日常のさまざまな活動の中で習慣化し、「技化」することが大事であると説いています。知識として知っていても「技」になっていないと使えない意味がない、教育の肝だと思います。上達論としての徒然草の解説もおもしろいです。YN -
Posted by ブクログ
「齋藤孝の速読塾」5
著者 齋藤孝
出版 筑摩書房
p188より引用
“要するに、「速読・多読」するには、
つねに本に囲まれて暮らす環境をつくっておけ、
ということです。”
大学教授である著者による、
著者の専門分野を生かした速読法を伝授する一冊。
具体的で即実践できる方法が、
数多く紹介されています。
上記の引用は、
生活に読書を組み込む方法を紹介した章の一文。
このすぐ後部屋が狭くなるより頭が良くなる方が大事、
と書かれていますが、
なかなか部屋のスペースを自分の思いとおりに出来る人は、
多くないのではないでしょうか。
今よりも読書を深く広く楽しみたい方に。
ーーーーー -
Posted by ブクログ
「アイデアを10倍生む考える力」5
著者 齋藤孝
出版 大和書房
p48より引用
“頭を使う事も、
そういう「運動」としてとらえることが必要だ。”
大学教授である著者による、
考える事を習慣とし楽しくするための一冊。
以前に同社から刊行された物の加筆・修正文庫版。
上記の引用は、
頭の使い方の中の、
ウォーミングアップに関する項の一文。
単純計算等で頭を動かし始めるのが有効だという方法は、
100マス計算などでも提唱されているようなので、
非常に効果が高いのかも知れません。
私はデスノートのLが、
「頭を使えば甘い物を食べても太らない」旨を、
言っていたのを思い出しました。
若いうちに読みたい一冊。
ーーーーー -
Posted by ブクログ
私は、太宰作品を読んだことがないのですが、
読みたいと思わせてくれる一冊でした。
題名の通り、太宰作品の感想、紹介本なのですが、
私には、本作品の内容(著者の主張)が、
・著者自身の読み込みが非常に深く、主観的なものか?
・誰もが太宰作品を読み、同様に感じることのできる客観的なものか?
というのは、わかりません。
ただ、著者の主張には、共感できる部分が多かったです。
例えば、
・+思考とは、自分本位なものではなく、痛む心を抱え続けながら、
前向きに生きることである。そのような生き方には、自分の行為に
反省し、他人の痛みや苦しみに対する想像力が大切である。
・自分の自尊心と付き合うのは難しく、上手く付き合わなければ、
精神のバランスを崩す。
・(若いうちは、)自尊心が膨らむ一方で、焦燥感がつのり、
余計に自分を苦しめてしまうものだ。
・自分の幸福感に基づいて力強く生きる。
・人をだましたり、ずるをしない生き方がとても大切。
です。
読んでいて、気持ちが軽くなり、優しくなれる一冊でした。
著者曰く、太宰作品は、社会的ポジションが定まっていない不安定な
10代、20代に読むべき作品とのことでした。 -
Posted by ブクログ
できる人。。。ちょっと引っかかるが、
著者の言葉から、
実は私達一人ひとりすべてにあるそもそもの能力を使っている人と分かる。
その自分なりの能力を使うポイントは3つの力~「まねる→盗む」 「段取る」 「コメントする」 力
●まねる力
守破離ということを融合した"盗む"ということ。
何でも教えてもらってそのままではなく
じっと観察して、自分で理解して、やってみるという
自分なりのやり方をモデルしながら作り出すこと。
●段取り力
で、盗んでつくった自分なりのやり方を、
自分のフィールドに持ち込んで、実際にやる。
自分でやること。
●コメント力
捨てるものと取り出すものを切り分ける力。重みづけをすること。
説明ではなく、伝えたいことを伝えること。
ある意味で、捨てる力とも言えるのかもしれない。
↑
余談ですが、
取り出すのか?捨てるのか?そのON/OFFはそのどちらでもその一方を表現することであるから(OFFにすることでONを際立たせるということ)、自分のやりやすいほうからやってみればよいのだろうと思う。
とある。
つまりは、自分と自分の周りの環境をいかに融合していくのか?
その融合のうまさ、「すり合わせ力」のある人ができる人ということだ。
また、よく聞くけれど、、、それって・・・・???というようなまことしやかに広がっているたとえば、成功の法則などを、分かりやすく著者のミカタで書かれていて、リフレーミングが起きて元気が湧く。
たとえば。。。
スポーツばかりしていると脳みそが筋肉になる・・・なんて効いたことがないだろうか?
○頭の良さは、言語による説明能力といった学校のデキだけではなく、
長島茂雄のような感覚・認識能力の両方があって、
「どのような場におかれても自分が上達する道筋が見えること」
そう、私達は生きるために学んでいるのだからストレートに納得する。
また、こんなミカタもある。
○元来子守勝ちであったり、こもるのが好きな人間が、ある目的のために意識的に「こもる」という動きをわざとして認識して鍛え、活用するならば、これは<癖の技化>である
など、そもそも考えると言う行為自体がこもるということでもあると思うわけである。引きこもりも悪くない!
もう1つ。
金持ちになりたければ、金持ちと付き合え、などと聞くが、
○シドニーオリンピックに出場した日本の水泳陣のトレーニングの1つに、ワイヤーで身体を引っ張るというものがあるそうで、これは、世界記録のタイムと同様のタイムを体感するためだという。
つまり、世界記録を自分の身体で感じ取ることによって、そのレベルの感触を身体に得させ、上達の手がかりを得るということ。また、それは世界記録の泳ぎが、おおよそどの程度のものかということを具体的に知ることによって、闇雲な不安を除去することになるわけである。
雲の上のようなものだと思っていると、そもそもそれを乗り越えることは非常に難しいもので、なりたい状態を知ることで、その差をしればそこに向かう一歩が始まるということである。
・・・
とまぁ。。。読み進めるごとに、
私たちの日常に、自分の能力を上達させるミカタがあることに気づき、元気が湧いてくる一冊である。 -
Posted by ブクログ
今まで暮らしてきた中で、大勢の人の前でコメントをする機会はいくらかありました。そのような場で気の利いたコメントができるようにとこの本を読み始めましたが、このコメント力というのは日常のあらゆる場面で力を発揮できることに驚きました。
日ごろ、人や物事によく批判的になっている私は、「それをやっている人がどこにエネルギーを一番注いだかに注目すればいい」という言葉で、今までの自分を見直させられました。相手の立場に立って物事を考えるという子供のころに何回も言われたことを、大人になってすっかり忘れていました。
コメントは、単に自分の感想を言うのではなく、
・対象の本質から外れていないこと
・面白いコメントであること
と、基本的にはこの2つが要求されています。
「優れた『コメント力』がある人というのは、一つ一つのコメントが面白いということもあるが、それ以上に、他人との関係の中でその人らしいコメントができる人である。」というように、コメントをする人の立場も非常に重要な要素となっています。
テレビに出ている人の多くは優れたコメント力で芸能界を生き残った人であるから、その人たちのコメントを意識して聞くことで、自身のコメント力を鍛えることができます。優れたコメントを見つけたら自分の「コメント集」に書きためていくのもいい方法ですね。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
禁固5年の刑をくらう、お金も職もない、酒やギャンブルから脱けられない、事業を起こすたびに失敗…実はこれ、どれも功成り名を遂げた賢者たちの人生である。
彼らは皆、人生の「どん底」を味わっていたのだ。
では、なぜ彼らは逆境にあっても心が折れずに、這い上がることができたのか?
それはモチベーションを上げる独自の知恵を“心のワザ”として身に付けていたからだ。
厳選した古今東西33人の賢者の人生と言葉に触れることで、ちょっとやそっとでは消えない「やる気」の燃料を蓄えてほしい―。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]