【感想・ネタバレ】地アタマを鍛える知的勉強法のレビュー

あらすじ

偉人たちの知恵をヒントに、抜群の「学ぶ力」を身につける極意伝授。名著の読み方、目次勉強法、勉強時の呼吸法、本番で力を発揮するコツなど、勉強ギライも納得が行く齋藤メソッドを集大成。

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Posted by ブクログ

誰もがアタマを良くしたいと願っていると
思います。

さらに最近は「地アタマがいい」と言われ
たいらしいです。

「地アタマ」って何だろう、と考えると、
単に勉強ができるだけではなく「知的」
であるイメージを抱きます。

「知的」「知性」はどうやったら身につけ
ることができるのでしょうか。

そんな願いを叶える(かもしれない)一冊
です。

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2021年07月06日

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学ぶことのエッセンスが溢れる本。何度も読み返して、実践して身につけることが本を読んだ価値になると思う。

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2012年07月06日

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小手先の「知的」さを磨く方法。
筆者にとって、知的とはたとえばニーチェの言葉を「引用」したり、議論を分散させて、頭が良いように取り繕うことを意味するようだ。
とてもじゃないが、知性・教養とは結びつかない考え方。

しかし、中高生が読むには十分な出来だと思うし、書籍の目次をコピーし、そこに書き込みを行っていくという勉強方法は実践してみたいと思った。

まったく気に食わないが、自分の子供には読ませたいと思ったので、最高評価とする。

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2012年01月08日

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軽やかに、守備範囲を広く、不測の事態でも動揺せずに、知的に乗り越える「心得」を説いた、齋藤先生の講義のような内容。

やはり「論語」の奥深さと、学ぶことへの好奇心を掻き立ててくれる書でした。
「最後は素手で、野武士のようにゲリラ戦で戦う」といったコメントが印象的でした。
小生としては非常に参考になりました。

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2022年04月20日

Posted by ブクログ

具体的な勉強法がいくつも載っていて参考になった。
大学の先生に思考力がないからレポートの中身もないと言われて、ムカついたので改善するために参考になりそうな本を探した結果、この本を見つけた。
受験にも、日頃の勉強にも役立ちそうだ。

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2022年01月18日

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知的な人は柔軟である。とp184の見出しにある。

私の周りを見渡しても確かにそれは頷ける。知識を持っているだけの人は大体自分の「意見」に固執する。しかし、「知的」な人は反論を受けると、新しい考えを生み出すために自分の「意見」を踏み台士にて思考を進めていく。

そこにはまるで「新しい意見をくれてありがとう」「面白い否定をしてくれてありがとう」という雰囲気が漂っている。
もちろん、こういう人と会話をするのは、実に楽しい。

本書は柔軟まさにそういった知的さを確保するための勉強法の例示である。

知識を確保するだけの勉強法から、思考法を身に付けるための勉強法へのステップアップ。そして学ぶことを一生の「楽しみ」にしていくための心構えが紹介されている。

以下p188より引用
そして、「これだ!」と悟ったら、それを得意ワザになるまで徹底するのがポイントです。世の中に「いい方法」は山ほどあります。
しかし、それが自分のワザになっていなければ意味がありません。丸暗記が得意な人はそれを拡大してワザにすればいいし、ノートが性に合うならそれを武器にすればいい。人との対話を方法化してもいい。

引用おわり

自分のワザを作るというのはこれからもっと重要になっていくだろう。

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2018年10月09日

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知的かつ上機嫌を目指す。
攻める気持ちてリラックス
人格にかかる勉強法とは、常に新しい事や人に対して心を開き、自分が変わることを楽しむ勉強法
学ぶとは生きる力を身につける

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2015年02月28日

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知ったかぶりでもムチャぶりでもいいから、無理やり学んだことを引用しろ、というところが印象に残った。
得た知識を積極的に使う。
本を読むとき、ぜひそれを意識したい。

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2011年02月16日

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ニーチェをちゃんと読もうと思った。斎藤さんの引用している文章が素晴らしい。

偉人の文章を音読すると書いた人の魂が宿るということがすごく奥深い。

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2011年11月05日

Posted by ブクログ

勉強の本質を語っています。
勉強の本質を理解するには大人じゃないと無理かもしれません。


1.この本をひと言でまとめると
 斎藤式勉強法

2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・「勉強ができる」と「頭がいい」は少し違う(p.16)
  ⇒以前から「勉強ができる」と「頭がいい」は違うと自分なりに考えていた内容を、著者も考えていていたところがよかった。(私の考え:「頭がいい」=答えのない問題や答えを誰も知らない問題に答えを出せる人)
・勉強の出発点において、この覚悟というものが非常に大事です。勉強は覚悟で決まるといってもいい。それは、頭がいい悪いということよりもはるかに大切なこと(p.24-p.25)
  ⇒勉強は本気で取り組んだかどうか、目的がはっきりしているか、何をするにしても明確な目標と本人の気持ちということに行き着く。
・文章の図化勉強法(p.94)
  ⇒わかりやすい説明、理解力を高めるのに役に立ちそう。自分に足りていない部分。
・勉強とは、「生きる力」を身につける最強のスキルである。(p.187)
  ⇒勉強とは何かという本質的な部分に結構たくさん記述があるのがよい。

3.突っ込みどころ
・著者はいまでもすべての方法を実施しているのか?
・孔子、ニーチェに入れ込みすぎ?

4.自分語り
・とにかくたくさん勉強法が書かれていて実用的。体を使った方法や勉強のヒント集までつけてくれているのでこれから勉強を始める社会人や、中高生が読んでおくべき本と思います。
自分に合った勉強法を探したいと思います。

5.類書
・「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤 孝 幻冬舎 2010-09

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2018年12月30日

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基本は真似る力(技を盗む)、段取り力(手順を理解し、組み立てる力)、コメント力(質問力を含む)。

問題意識のない学びは止める。

型から入る勉強法。

古典は共通性が高く、応用の範囲が広い。

著者からのアドバイス
*中心テキストはスタンダードなものを選ぶ。
*テキストや参考書とクロスさせることを繰り返し、理解する。
*対話スタイルの本で概要をつかむ。
*間違いの理由、原因を書く。
*間違えをおかした点を人に説明する。
*試験をやりっ放しにせず、繰り返し行う。
*考え過ぎない。五分考えて分からなかったら、答えを見る。
*まず簡単な問題から始める。
*まず1冊問題集をやりきる。
*テキストの最初に時間を掛け過ぎない。
*解説が分厚い問題集を選ぶ。
*間違いの質を見抜く。
*環境を整える。机環境や緊張感を生む場所。
*30分を3回が1セット。
*ストップウォッチを使う。

勉強の効用、つまり、生きる力を身につけるスキル。とその手法が書かれており参考になる。
論語やニーチェの著作を読んでみる。

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2018年11月23日

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"ある目的をすでに持っていて、そのゴールに向けてその人にあった勉強はどんなものがあるか模索している人の為の本。
私自身で取り入れてみたいと思ったものは、
・目次をコピーして全体を俯瞰しながら学習を進めるというもの
・師と仰ぐ人の(故人でもかまわない)まねをする
 (例えば、江戸から明治にかけて活躍した人たちは、どうやって勉学を積んできたかを調べてみる。そして、それをまねてみる)
やはり、大学の先生なので、試験勉強に関するものが多い。目的を達成するために、試験を受ける必要のある人には大いに参考になるだろう。"

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2018年10月19日

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別にここまでして良くする必要あるかなぁなどと思う辺り、やはり自分は努力が好きではないようである。
楽をするための努力なら好きだけれど。

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2017年06月25日

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ネタバレ

地頭を鍛える勉強法とは何か。

やり方を工夫して自分なりの方法で勉強するスタイルを確立すること。勉強のスタイルを確立すると、自分なりの価値観をどんどん立てていけるようになる。

参考になる勉強法は、目次勉強法くらいだろうか。

憑依勉強法とか、なりきり勉強法というのは要は徹底的に集中してやるということだと思うので、効率的にはどうだろうと思った。

あとはイメージ化、対話化、飛ばし読み、キーワード、即引用など。。。目新しくはなかったが、これはハウツーというよりは勉強の心構えについて語っている要素が強いように感じた。

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2014年01月27日

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頭がいい=勉強ができる。テストでいい点が取れる。ではなく、生きていくうえで必要な能力しての「地アタマ」を鍛えるための勉強法や古今東西の偉人の勉強方法を紹介している。

著者は生きているうえで必要な基本の力を3つ上げている。
・まねる力(技を盗む力)
・段取り力(物事をなす大切な手順を理解し、組み立てる力)
・コメント力(質問力を含む)

知的な人は直感的
本質をがしっとわしづかみにしていまう。
知的な人は自由である
感情と思考が分離可能なので、感情にとらわれない。
そして視点移動を自由に行い思考に飛翔感がある。
知的な人は勇気がある
ひたむきに、恐れず、既成概念に戦いを挑む。
知的ない人は柔軟である
人の言葉に耳を傾けることが学びのだいご味です。

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2013年10月13日

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孔子やニーチェなどを引き合いに出しながら、知的な勉強法について書き出した本。
イマイチ読者の対象が読みきれなかったです。。

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2013年03月09日

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何を考えているかを考える勉強。

著者は勉強することは生きる力を強くすることと考えていて、生きるためにどうすればいいのか説いています。
内容は「ふうーん」ってことが多かったのですが、「今何を考えているか」をもっと真剣に考えた方が良いと書いていたのは印象に残りました。僕はぼーっとしていることが多いので尚更反省です。

最後のほうの章に有効そうな勉強の方法が載っているので、何か必死に勉強しようと言う方はその前に読んでみてはいかがでしょうか。

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2013年02月27日

Posted by ブクログ

大学教授でありベストセラー作家である著者の、勉強法の紹介です。

特に資格や試験のための勉強ではなく、日々の学びの重要性から、効果的な勉強のコツを多数を知ることができます。
いろいろな勉強法が載っていますので、やや統一感に欠け、少し読みにくさもありましたが、所々ではさすがと思わせる内容があります。

とくに、最後のヒント集あたりは、活用したいところです。


生きていく上で基本となる3つの力
①まねる力(技を盗む力)
②段取り力(物事を為す大切な手順を理解し、組み立てる力)
③コメント力(質問力をふくむ)

知性=本質をつかまえ、最終地点をイメージし、今の地点からそこへのプロセス(文脈)を見出す力。あるいは、その思考が文脈を外さず、知識を引用しながら豊かに広げていけること

社会に通用する人の特徴のひとつは、方法的な意識を常に持っていること。方法的意識を簡単に言うなら、「もっと他のやり方ないの?」と考えること

「人としての格」は、この世での学びによって練られ向上していくもの。好きな勉強を続けていけば、自然と人格が整っていく

実力がアップするヒント集
・中心テキストは、スタンダードなもの
・「腑に落ちる」と記憶する
・「往復」を繰り返し、理解する。脳は揺り戻す時に理解度が深まる
・間違いの理由・原因を書き入れる「苦手ノート」の作成、本番前に読む
・「なぜ間違えたか」を人に説明
・「やりっぱなし勉強」はやめる
・5分考えてもわからなかったら、答えを見る
・問題集は後半に大事な要素がある
・「解説が分厚い」問題集を選べ


<この本から得られた気づきとアクション>
・勉強の重要性への意識は常に持っていたい。
・後半のヒント集を活用して効果的な勉強法を目指す。

<目次>
序章 勉強しているのに、なぜ身につかないのか?
第1章 大切なことを瞬時につかむ勉強法
第2章 地アタマを鍛え身体に染み込む勉強法
第3章 人格を磨く勉強法
第4章 実力がワンランクアップするヒント集
終章 直感力で本質をわしづかみ

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

勉強することは、生きる力を身につけるためのスキルである。個々人が違うように勉強法も十人十色である。従って、本書に書かれているいくつかの勉強法を試しながら自分の勉強法を確立したい。

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2013年01月02日

Posted by ブクログ

うーん。
齋藤孝氏の本は、これまでに何冊か読んでるけど
この本に書かれている事の、本質を捉えるのは
かなり難しく、根気とセンスが必要な気がします。

それを粘り強く、みがく事こそが
地アタマ力を鍛える、に繋がるのかもしれませんね。
多分、あと2・3回は読み込まないと
そこら辺の感覚、自分のモノにはなりそうにありません。

ただ、これだけの情報量とエッセンスが凝縮されながら
適度な口語調がちりばめられた文章で
それとなく『読ませてしまう技術』はさすがだなぁと。

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2012年03月30日

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受験でやるようなことが書いてあった。
勉強するとは?みたいなことを考えてた時に大学でかりた
なんだろう、結局やることは同じなんだけど頭の使い方が違うのかな
んー

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2012年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後は直感力ってところに複雑な気持ちになりました。その直感力を養うために勉強するってある意味納得ですが、何かすっきりしないものがあります。それまで具体的な勉強方法を述べておられたのに、急につかみどころのないことをおっしゃられたからですね。
著者は頭のいいのは良く分かります。なりきる方法とか、短期でモノにする方法だとかなるほどと、試してみたくなります。この本もそのような著者のテクニックで書き上げた感が否めません。引用されている偉人たちとはそこが違うので違和感を感じたかもしれません。偉人たちのレベルはおろか著者のレベルからもほど遠いですが、今後も勉強に励みます。

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2012年03月01日

Posted by ブクログ

「地アタマ」のない私、「地アタマを鍛える」というタイトルに引かれて購入。
目からウロコ、ということはなかったが、参考になりました。

本を読むのは好きで、今年はかなり読んでいるのですが、ふと、「どうして私は本を読むのだろう?」って考えることがあります。
本の中で斎藤氏が「学ぶことを一生楽しみたい」という気持ちではないか、と書かれていて、その言葉がとにかく嬉しかった。

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2011年12月29日

Posted by ブクログ

斉藤孝のシリーズはどれも内容がにかっよているから内容はよく覚えていない。ただ、この本は有意義な内容だったかがする。

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2011年12月10日

Posted by ブクログ

読み終わるのに時間かかったー。

知的な人は自由な雰囲気をまとっている。
そんな雰囲気自分にはないなー。
孔子の引用はわかりやすくて、読んでみたくなった。

いろいろノウハウがみっちりつまってたので、再読してできることから実践してみようかと。

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2011年11月08日

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ネタバレ

●問題意識のない「学び」はやめる


当たり前のことなんだけど、よく忘れてなんとなく行動していることがある。
勉強だけでなく、すべての行動に
「問題意識」=「行動目的」を考えていないと、
後から考えると無駄な行動が多くなる。

まあ、そんなこと常に考えたいたら疲れちゃうんだけどね
たまには何も考えず、お茶の間でぬくぬくゲームする時間も愛おしいわ

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2011年07月01日

Posted by ブクログ

中小企業診断士受験の勉強をしてますが、2次対策の学習をする上で非常にうなずける内容が多かったです。
今、受験予備校で教わっていることとリンクし、方向性は間違ってないな!という安心感も、読み終わったときにありました。

地頭を鍛えることでしなやかな思考力が生まれて「知的で明るく楽観的」でいられるんだろうなぁ。目指すポジションはココですね。
そのためにはトレーニングが必要。精進しないと!?

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2011年02月12日

Posted by ブクログ

斉藤孝的ライフハック。

第4章の「実力がワンランクアップするヒント集」はコンパクトにまとめられていて良かったが、構成的にこの章を第1章に持ってきて「逆引き」として利用したほうが、紹介されている勉強法に沿っている気がした。

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2011年01月24日

Posted by ブクログ

一番印象に残ったのは「目先の試験のためだけに勉強し、その内容は全く覚えていないような勉強はするな」ということ。小さな利益が目標ではなく、自分自身を磨いて品性を高めるような学びが大切。たしかに資格ばっかりとったところでそれを生かせないと意味ないよね。

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2011年01月17日

Posted by ブクログ

斉藤孝さんの本はこれで2冊目。


結論、細谷功氏の本(地頭力を鍛える)とこの本でいう地アタマはかなり違うなと、また受験や資格の勉強などを学習者向けの本だなと読んで思いました。
この本の中では、地アタマを定義せずに「いかに知的に勉強をするのか?」というのにフォーカスされていたと思います。

全体として、「勉強法」の話です。
特に筆者自身が勉強(教授として常に学び・人に教えるという立場での)をする中で自分に合ったオリジナルな方法を生み出し、それを紹介した本でした。
印象的だったのが3点、
古典(ニーチェ/孔子など過去の偉人)の著者の生き方から影響を受けているなという点、
学者(南方熊楠/白川静/アインシュタインなど)の考え方の影響という点、
著者自身の勉強体験(苦労しおそらく試行錯誤した)の結果からこの本は構成されているなというのが印象に残りました。


今回の学び
・羽生善治曰く「私はなるべく盤上を美しくしようとデザインしているのです。」
・感情を理解することは非常に大切です。他人を愛するもとが理解力ではないか。
・古典は共通性が高く、日本の古典さえ押おさえておけば国際的に非常に高い通貨を持つことになります。
・南方熊楠の話:知ることが何よりの快楽であり、何があっても根本のモチベーションは揺るがず、研究が先細りになることはなかったのです。


視点を変えると、古典や偉人を知るきっかけになる本だなと思えました。

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2010年12月21日

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