１日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる

齋藤孝

手元に100冊の絵本を。
それだけで、お子さんの成長は劇的に変わります。

どんな絵本を読み聞かせればいいか？
どうやって読み聞かせるのが効果的か？
教育学者の著者がもっとも重要な幼児教育としてあげる絵本の読み聞かせを解説。

なぜ読み聞かせが重要か。
著者自身はどんな絵本をどんな風に読み聞かせてきたか。
著者が実際に所有する絵本100冊リスト付き。

自分の足で立って、自分の頭で考え、自分の手で幸せを掴みにいくために。
教育を研究してきた者として、子どもたちがどうしたら、変化の時代を強く生き抜けるかについて考えてきました。
どんなに社会が変化し、価値観が変わろうとも、自分の力を発揮して生きていける、明るくたくましく、世を渡っていける子＝本当に頭のいい子を、どう育てていけるか。
その鍵は、幼児期の７年間をどう過ごすかだと、私は考えています。
いろいろな早期教育が流行していますが、私は絵本の読み聞かせこそ、幼児教育の中心に据えるにふさわしいものと考えています。

0歳〜6歳の間にどんな絵本と出会えるか
・子どもが好きな絵本は？
・リアクションを書き留め、成長の記録に
・理想は200冊、最低100冊揃える
・ジャンルは幅広く
・名作は押さえるべし
・お気に入りは何十回でも読む

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 出産・子育て
• 出版社: マガジンハウス
• ページ数: 168ページ
• 電子版発売日: 2020年06月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 12MB

[ブクログ · ★★★★★]

絵本は目覚めたまま見る夢というのはいい例え。
絵本がもたらすものを改めて言語化してもらったことで、続けてきた絵本育児の力を改めて確信した。

・他の者になりきる経験
・豊かな言葉、絵、色に出会う
・知仁勇
・昔話は生きる知恵を授ける


気になる絵本
声にだすことばえほんシリーズ
リサとガスパールシリーズ
フェリックスの手紙シリーズ

大人も好奇心を満たすためにミステリーを読んで心を整える

[ブクログ · ★★★★★]

1/3が本の紹介なのですぐ読めます。100冊本を持っておく、1日15分の読み聞かせ、これだけやってればOKという力強い言葉が響いた。本の紹介も楽しく、手元に置いておきたい本。

[ブクログ · ★★★★★]

絵本が良いという本はいくつか読んだが
やっぱ齋藤孝さんの本は、何かやさしさがあり
言葉が響きます。

絵本が良いということと同時に
親がどういうふうに読んであげたらいいのかという
齋藤さん自身の読み方を紹介してくれてるのが
ありがたい

今まで私が読み聞かせてきたけど
何かよくわからなかったことも
なるほど
こういうことを伝えたかったんだ
こういう読み方をすればいいんだという
ガイドにもなりとっても参考になりました。

内容記録
・ほかのものになりきる、疑似体験⇒情緒が育つ
　他社を想像し、理解し、認める
・美しい言葉、面白い言葉に反応
・絵を頭の中で動かしてる
・知（判断力）、仁（思いやり）、勇（行動力）+笑い
・人とともに生きる
・絵本は目覚めながら見る夢
・まずは日本語を知ること、美しい言葉と出会い語彙の土台を作る
・反応を書き留める
・家に理想は200冊

[ブクログ · ★★★★★]

・いつでも背中を押してくれる斎藤先生の言葉
知への好奇心をかき立ててくれる斎藤先生の本が大好きです。手元に置いて、度々見直したい本。

・小学校に入るまでの子育ては、毎日15分の読み聞かせと絵本100冊、これだけでいい
習い事はその後でいい。子どもの心はしっかり育つ。変化の時代を生き抜ける頭のいい子が育つ。自信を持って大丈夫。その自信が子どもの土台を作る。

今日から読み聞かせだけはしっかりしよー！

[ブクログ · ★★★★☆]

再再読。
齋藤先生の言葉を信じて、赤ちゃんの頃から読み聞かせを継続している。子どもは4歳になり、絵本を読んでもらうのは大好きになった。このまま本好きに育ってほしい。まだまだ読んでいない絵本がリストにたくさんあることを確認した。
また時間をあけて読みたい。

[ブクログ · ★★★★☆]

どうすればいいかわからなくなったときは15分読み聞かせ！していればとりあえずオッケー！
手元に置いておくといいっていう考えに納得。
オススメ図書参考にした。

[ブクログ · ★★★★☆]

絵本は最高の知育であると考える私の考えと一致していました。昔話より新しい絵本にばかり気を取られていましたが、昔話や言い伝えの大切さについては、ハッとする部分がありました。

[ブクログ · ★★★★☆]

息子たちの読み聞かせは意識して毎日やってきましたが、ジャンルが偏りがちだったのでとても参考になりました。具体的に絵本の紹介が良かったです。

[ブクログ · ★★★★☆]

｢知仁勇｣の話や家庭に100冊の本をなど頷きながら読みました。子どもがお気に入りだった本は親子の共通言語として大きくなってからも話題にのぼったりしますね。ブックリストも定番ばかりですがやはりだからこそ良書なんだと思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

斉藤さんオススメの絵本リストを見たくて借りました。
内容については今や読みきかせにとっての常識になっていることばかりでしたが再確認できました。
最低でも100冊！理想で200冊…！リビングに置くにはスペースが限られそうだ。
確かにそれだけあれば楽しい絵本ライフが送れそうです。
こういう絵本をこれだけ読みきかせしなさい
というより、親子でくっつきながら一緒に絵本を楽しもうよーというあったかい考えが素敵だなと思いました。

絵本リストは一度は聞いたことある名作タイトル揃いでした。
が、今の時代は絵が綺麗で面白い本が多くついついそちらばかりになってしまいますが
忘れがちな古典中の古典、日本の昔話シリーズなんかは個人的に盲点でした。
「かさじぞう」や「わらしべ長者」など…たしかに子供の頃読んでもらって面白かったよなぁ
他にもイソップやグリム童話系など昔を思い出して掘り返してみると一緒に私も楽しめるかもな〜