齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレそう考えると、女性はいい言葉にせよ、悪い言葉にせよ、言葉を主食にして生きている生き物だといえる。言葉と甘いものが主食である。つまり甘いケーキのようなコメントなら、「言葉」と「甘いもの」という女性の両方の欲求を満たしてしまうからとびつくわけだ。 なるほど、女性には常に甘い言葉をかけてあげなければいけないのである。私の友人に女性に会うと必ず三カ所はほめるという男がいた。毎回必ずいいポイントを見つけてほめるという。
声のいい男はなぜかモテる。男の指が好きという女性も多いが、それと共通する。 つまり女性は楽器系だ。「いちばん美しく響かせてくれる人に抱かれたい」。「私を鳴らして、私を響かせて」という -
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本当の頭の良さとは何か。
①社会的適応性(社会の中で、いかによく生きるか)の高さ。
②それは本質を捉える判断力、誠意・思いやりを持った行動、行動力、で作られる。
③判断力には先を見る力が必要。そのために勉強して、自分の中に「多様性の森」を育てる。
④「にもかかわらず上機嫌」気分の揺れを、人に見せるな。(本当に頭のいい人は、不機嫌を撒き散らさない)
⑤つらいときはやり過ごすことも必要。時が流れれば状況は変わる。
⑥他の生き方を柔軟に考えられるのが頭の良さ。
⑦切り替え力。
◇子育てで意識したいこと
・好きなこと、やりたいことはなるべくやらせてあげたい。熱中できるものを早いうちに作らせてあげたい -
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現代社会において私たちはみな、常に他人の不機嫌にさらされて生きていること。
何が人々を不機嫌にしているのかの分析。
不機嫌に振る舞うことがもたらす弊害。
不機嫌は性格ではなく状態であること。
身体と心のトレーニングで状態はいくらでも変えられること。
最近、息子によく「怒ってるの?」と聞かれる。怒っていないし、機嫌も悪くない。でも週一くらい聞かれる。先日は夫に「なんか怖い」と言われた。ここ数年、加齢とともに口角が下がってきたとは思っていたけれど、原因はそれだけではなさそうだ。家の外にいるときはかろうじて笑顔を保てているものと信じているけれど、それもどうだかわからなくなってきた。昔か -
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ネタバレ段取り力、つぎにつながるしごと、だんどりのやなさん、一を聞いて十を知る、くわはら、先読み、菅沼予想して打つ、坂本ほめられたグリザイユ
一芸に秀でた人は他のことをやっても大丈夫だ、とよく言われる。つまり一芸に精通すると、その内部の段取りが分かってきて、物事がうまくいくための段取りはこういうふうにするんだということが、身に染み込んでいるので、他の事にもそれが応用できるのだ。
企業では、自分の年収の3倍の利益をあげなければ、雇っている意味がないと言われる。会社を運営するためにはコストがかかっている。社員は自分がもらう給料の3倍の利益を稼ぎださないと、給料分の働きをしたことにならないのだ。「あなた -
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語彙力を鍛える理由は、会話のレベルを上げることが出来るから 語彙力=頭の良さを証明することができるから
語彙力があれば様々なことをいろんな言葉で表現することが出来るから
語彙力を養うには
論語をよむ
日常的によく使う単調な言葉を、3つの言葉で言いかえる練習をする
ものの歴史を知る
故事成語を学ぶ
シェイクスピア
マクベス 福田恆存訳
学問のすゝめ
著書を読んで、著者の語彙力もよく分かった。例えば、本文中で著者はオススメの本について、有り余る語彙力で説明している。それを通して私は、自然と読みたい!!と思わされたことに気付かされ、ハッとした。これが言葉の力なのだと思う。語彙力を養うことは、 -
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ネタバレ例にもれずゆる言語学ラジオで取り上げられて、パーソナリティ2人楽しそうにはしゃいでいたので興味をそそられ読み始めました。
知らない表現、知っているけど意味を正確に把握していなかった表現など知識の補強につながりました。では、斜線を引いた表現を記憶定着のため改めて列挙します。
P16:「手元不如意で」
持ち合わせがなくて、の高度表現。飲み会で使おう。
「意の如くならず」の思い通りにならないことは他の表現でも使えるな。
P19:「寡聞にして存じ上げません」、「浅学非才」
「勉強不足で」はよく使う。かしこまったときに使いたいレパートリー。
P29:「一頭地を抜いている」
多くの人と比較して、一 -
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中田敦彦さんのYouTube大学からの本。
質問力はセンスじゃない、磨けば伸びるという言葉の通り、授業の後に購入して読んでみると本当にわかりやすい。
・質問の質を上げるために
①具体的×本質的、②自分の関心×相手の関心、③過去の経験×現在の文脈という分布を座標で表わし、質問の質を上げる。
・良い質問をするためのテクニック
→相手の好き・苦労・変化に寄り添う。そのために相手の事を勉強し、準備する必要がある。
というように誰でも出来るメソッドを紹介していて、しかもそれが約230ページという薄い本の中にこれでもかと濃密に書かれているのがとてもタメになるなぁと思いました。自分も出来るだけ多くの人に -
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「私の言いたいことは、これです」「結論から
言いますと◯◯です」
これらは全て要約力の成せる技です。聞く側に
とっても時間の節約につながります。
口頭の連絡であっても、文書による報告であっ
ても、相手がそれを聞いている時間、読んでい
る時間は、相手の時間を奪っていることになる
のです。
それを要約力によって短く済ますことができる
のであれば、これほど人を幸せにする力は他に
ないであろうかと思います。
それほど現代においては要約力は重要なのです。
誰もが日常会話において、ちょっとした要約力
を用いて自分の意見や考えを他者に伝える場面
を過ごしていると思います。
その時ちょっとしたコツ