齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ20歳大学生、この本は自分に刺さりました。
知性•教養のある人とない人、どちらになりたいですか?
と聞かれたら、ほとんどの人はある人と答えると思います。しかし、今の大学生は全く読書をしない人が増え、教養を身につけないことに危機感を持たなくなった、と書かれています。
齋藤孝さんは、自分自身の人生を豊かにするために、知的生活を勧めています。
知的生活とは、自分にとって新しい刺激になりそうなもの、心を動かされるものを貪欲に取り入れること、としています。
しかし難しいのが、ただ雑学や知識を詰め込むだけでは教養にならない、と。
じゃあどうすればいいのか。
本に書いてあるので、是非読んでください! -
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話が深い人になるには3点
①展開力
古典(論語)や文学や歴史など様々な知識を引用して話を広げる
②本質把握力
深さとは具体的かつ本質的 絵画や俳句を通じて普遍的なものに深さを感じることが大事 意見はひとつの見方に固執せず、深みのある中庸を心がける
③具体化力
エピソードをいくつか持っておく、自分だけではなく、他者のも含めて。
最後に話し方の技術
口癖として、具体的には、本質的には、という枕詞を使う
面接でも自分を深く掘り下げた発言を行うことが大事
何をしてきたかの実績や経歴だけではなく、その時に自分がどう考えたかを面接官は知りたいはず。面接では逆質問でも深さが出る、事前に業界や会社のことを調べ -
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コミュニケーションは技術であり、話せないと思っているのは思い込みである。具体的な例も交えて実践的な内容でした。会話を回せる人が会話上手。話題提供や相槌、質問などで相手が話しやすいように心がける。相手に関心を示すのが大事!否定は絶対しない!感情に着目する。タイトル通りの状況だったので日頃の雑談時に意識していきたい。
具体的なテクニック
・〇〇といえば方式
・同調+少しづつ話題をずらす
・ほめる
・リアクションを大きく
・相槌をうつときは相手が言ったことをリピート
・質問=相手が話したいことを聞く
・へぇと驚く→相手が面白い話をしてると思う
・話しながら質問を用意する
・挨拶+αの雑談
・アイコ -
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ネタバレ渋沢栄一の生涯と著書「論語と算盤」についてわかりやすくまとめられた入門書。渋沢栄一のことを何も知らなかったが基本的な知識が得られた。以前から論語と算盤を読みたいと思っていたが、渋沢栄一のバックグラウンドを知らないまま読んでいたら挫折していたかもと思った。笑
何となく手に取った本だったが読めてよかったと思う。
【メモ】
生まれた年にアヘン戦争、13歳で黒船来航、28歳で大政奉還と、激動の時代に幼少〜青年期を過ごした。渋沢栄一もだがこの時代に名を残した人が何かを成し遂げた年齢が若すぎて驚き。もし自分がこの時代に生きていたら変化についていけないまま終わりそう(実際そういう人もいっぱいいたのでは)。 -
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筆者が旧制高校が大好きなことが伝わった。あとはいかに今の自分らがアメリカ化されてるかもわかった。
大学時代に禅を組んだこともないし読書会もしてないから確かに筆者の言う旧制高校のレベルからは下がっているのだろうと思う。
ただ性の不平等の分配で性的に諦めてしまった男性が多くなってナンパする元気もないって一言が引っかかる。性の不平等の分配って検索すると女性が社会で不平等を受けていると言う話だがこの文では男性が元気がなくなって女性があてがわれないって話に読めるけど私の読みまちがい?
愛人作りまくった渋沢栄一を紹介したり全体的に男性が考える男性のための説教本と言う感じがする。とりあえず女性のリーダーを -
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「あの人なんか軽いね」と陰口を言われることはあるかもしれないです。
「軽い人」の反対は「重い人」ではなく「深みのある人」と定義付けられ
るかと思います。
では「深い」とはどのような人を指すのでしょうか。
「あの人は深い」と言われるには何をなすべきか。
筋トレをするように、毎日を意識して過ごすことにより深みを増すことが
できると著者は言います。
しかし重要なのは「深み」とは何かを知ることです。
「深み」がわかる人間になること。端的に言えば、あらゆるのに歴史があり、
それを繋いできた人がいることに思いを馳せ、そこに経緯や感動を覚える
感性を持つことです。
人間の「深さ」について初めて -
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「頭の良さ」ではない、「頭の強さ」です。
Chat GPTのようなAIが益々進化してくる現代において、頭の良さはAIに適うわけわけは
ありません。
しかし人間は知識を得たり、考えることによってメンタルや精神的な強さも手にいれること
ができます。
それが強さです。
「AIだって疲れることなく問いに答えることができるのでは?つまりタフで強いのでは?」
と思う人もいるかもしれないです。
しかし人間はその先に「楽しさ」や「充実感」を得ることができるのです。
古代から現代まで、マラソンという競技は続いています。
単なる40キロを移動すると考えれば、自動車を使った方が速いし何より疲れません。 -
Posted by ブクログ
買っていた本
以前になんどか読んだことがある本
夜遅くの衝動に駆られて、
自分で持っている全本を紙袋にまとめて、
明日売りに行こうと思っていた。
その前に全部読み尽くそう、あわよくば手元に残す本を決めよう(こんな物理的な荷物を少なくしたいけど、でもこれを肯定してくれるなにかを見つけたいと少々の期待をこめて)と思い立って1番はじめにとった1冊。
結果的に肯定してくれた齋藤さん
今のこの情報過多な時代
アマプラもネトフリもWOWOWも契約して録画もみる本も読む仕事も素早くこなすという齋藤さん、尊敬します、時間の使い方が気になりますね。
時代背景も踏まえながら展開され、以下自分の中に残ったこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までなんとなく本を読んできたけれど、この作品に触れたことで、読書によって得られる力は自分の将来にも大きな影響を及ぼしてくれるのだと気づかせてくれた。
もっと本を読みたい!と好奇心や活力が湧いてくるような一冊。
速読音読、線を引いたり折ったり、もくもくと読むのではなく本との接し方次第で自己成長にも繋げられる。
個人的には「失敗してつまらない本を買っちゃってもいいんだ!」が刺さった。
あまり自分には合わない本を買ってしまった際、「次からはもっと慎重に選ばないと」と冒険しづらくなることがあった。
でも合わない本との出会いまた一興ですね。