齋藤孝のレビュー一覧

  • 人生最後に後悔しないための読書論

    Posted by ブクログ

    10代を主人公にした「青春小説」というジャンルは
    確立されていますが、老人が活躍する「老人小説」
    「ご隠居小説」と呼ばれることは聞いたことがありま
    せん。

    なぜなら、これは定番のフォーマットであり、
    ジャンルでも何でもないからです。

    年老いた老人が若者と出会い、自分の技術の
    全てを授ける・・・

    スターウォーズのヨーダとルーク、老人と海の老人
    と少年、といくらでもあります。

    青春小説を読んでいて、自分の10代の頃と重ね
    合わせ眩しく感じるのもいいですが、
    「自分の後継を育てる」という未来に向けた読書も
    大切です。

    たとえ後継者づくりは叶わなかったとしても、
    自身の知的好奇心を衰えさせて

    0
    2025年08月31日
  • 二度と忘れない! イラストで覚える 大人の教養ことば

    Posted by ブクログ

     自分の発する言葉を振り返りながら読み進め、間違っていたことだらけで恥ずかしくなった。「日本語力の低下には活字離れが原因である」という作者の言葉が印象に残る。本を読もう!
     今後はより言葉に敏感に、そして、正しい言葉遣いを意識していきたい。
     本はイラスト付きで分かりやすい。文章は作者が語りかけてくれるようで楽しく読み進めることができた。

    0
    2025年08月30日
  • いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人

    Posted by ブクログ

    とても勉強になった。
    自分は人にエピソードトークだったり、説明することが苦手でなんでだろうと疑問に思っていたが、この本で少し理解した。
    その理由はひとつの事象に対して深掘りをせず人から聞いた情報だったり、見た情報を人に話していたからだ。
    今後はいろいろなことに疑問を持ち、さらに3ステップで深掘りをすることで話が深いと思われる人になりたい。

    0
    2025年08月28日
  • 「遅読」のすすめ

    Posted by ブクログ

    読書スランプに陥って「読みたいのに読めない」状況が続いてモヤモヤが溜まっていた自分にピッタリの1冊でした。
    近頃全く読書に集中できず、読むペースが激落ちして「早く読みたいのに…!」と焦りを感じていましたが、本書の「自分のペースで良いんだよ」「読む習慣を少しずつ思い出していこう」と寄り添ってくれる文章に心が軽くなりました。

    最近では、動画すらショートが主流で「タイパ・コスパ重視!マルチタスクできて当たり前!!」みたいな…只々コンテンツを消費していくスピード社会に疲れていたので、「遅読」する事で本の世界にゆったり浸って自分のペースを思い出して!と言われているようでハッとしました。

    後半はスマホ

    0
    2025年08月24日
  • 「遅読」のすすめ

    Posted by ブクログ

    学生時代から古文や漢文に触れて、とても興味はあったのだけど大人になってから読むことはなくなってしまって。
    それがとても残念だなと感じていたときにこの本と出会えました。
    そして名作や傑作と呼ばれる作品を長い時間をかけて味わっていく読書感覚を体験してみたいと強く思いました。

    0
    2025年08月23日
  • 「遅読」のすすめ

    Posted by ブクログ

    読書人生が浅く、速く読めない自分に少し焦りを感じていたが、深く読み込むという方法があることを本書で学ぶことができて良かった。
    本ははやく読むべきだと考えている方は是非ともこの本を手に取って欲しい。

    本書において粘り強く考え続ける「脳の持久力」が大事だという言葉がある。
    私は日々この能力が足りないと痛感してきたので、この言葉を読んだ時にはっとさせられた。
    是非とも遅読を習得したいと思う。

    また、本書で読書をトレーニングと表現する箇所がある。
    私自身読書は好きだが、毎回新しい本を読み始める前などは若干の抵抗を感じてしまう。
    そういうモヤモヤをこれまでに大量に本を読んできた読書好きの著者から「読

    0
    2025年08月05日
  • 読書力

    Posted by ブクログ

    私が本格的に読書を行うに至るきっかけとなった本であり、齋藤孝氏の書籍との初めての出会いです。

    読書力の目安として、文庫100冊、新書50冊を読む(=要約をいえるようにする)ことが掲げられています。
    客観的根拠に基づく値というよりは著者の主観であるという点は否めませんが、読書を始めるにあっての当面の良い目標・指針を立てることができたのはよかったと感じています。

    日本には聖書のような唯一絶対の本がないため、たくさんの本を読む必要があったのではないかという話は非常に興味深いと思いました。

    0
    2025年07月31日
  • 本当の「心の強さ」ってなんだろう?:一生を支える折れないメンタルのつくり方

    Posted by ブクログ

    10代に向けて書かれた本ですが、50代前半の私にもスゥーと気持ち良く整えてくれました。
    良い本に出会えました。ありがとうございます!

    0
    2025年07月30日
  • 20歳の自分に教えたい本物の教養

    Posted by ブクログ

    教養を学びたいけどどこから学べばいいのか分からない人におすすめ。とりあえず基本的なことを解説してくれる。

    0
    2025年07月27日
  • 22歳からの社会人になる教室2 齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』

    Posted by ブクログ

    『道は開ける』の齋藤孝版。

    『人を動かす』が対人関係を特に重視しているが、『道は開ける』は個人の生き方。人生の考え方みたいなところにスポットを当てている気がする。

    印象に残ったフレーズは以下。

    ・小さい悩みは3つ重なると大事になる
    ・小事にこだわるには、人生はあまりにも短い
    ・今日は何人、人を微笑ますことができたか?
    ・今日だけは、幸福でいよう、上機嫌でいようと思い続ける
    ・本当にはかどっているときは努力している感覚は無い

    0
    2025年07月21日
  • 22歳からの社会人になる教室1 齋藤孝が読む カーネギー『人を動かす』

    Posted by ブクログ

    齋藤孝がカーネギーの『人を動かす』を解説&現代風に事例を追加している本。原著も読みにくいものではないが、かなり分かりやすくなっていると思う。

    様々な金言はあれど、特に人を変えようと思うにはまずは自分が変わるべきというのは普遍的なものだと思う。
    その上で、相手を褒める、立てるといったテクニック的な要素が役立ってくる気がする。自分の人としての価値を高めるのが優先かな。

    個人的に印象に残ったのは以下。
    ・年齢が20以上上の人とでも付き合えるレパートリーを持っておく
    ・映画や本で感動したことを上げてみる
    ・相手を理解できていない状態がストレスになる
    ・有能な人は「忙しい」とは言わない
    ・具体的に褒

    0
    2025年07月21日
  • 賢い子に育てる 最高の勉強法

    Posted by ブクログ

    9年前にかかれた本とは思えない納得感。子育てのみならず、学習意欲のある大人は読むべき本。自分自身のあり方や、部下育成にも応用できると感じた

    0
    2025年07月20日
  • 「遅読」のすすめ

    Posted by ブクログ

    速読と遅読は読書という点では同じだが、両者は全くの別物。
    速読は資料の読み方に近いが、本来の読書といったら、遅読のことを指すト思う。
    ゆっくり、味わいながら著者や登場人物との会話を楽しみ、背景を浮かべながら読む。
    本を読むことそのものが楽しい。
    それこそが遅読の真髄。

    0
    2025年07月08日
  • 読書力

    Posted by ブクログ

    「読書を日本人すべての必須科目にするべき」という本。個人的に受験勉強はやった方が良いがやらなかった人がどういう教養を学ぶべきかを考えていたが、読書はその一つだと思った。聖書のような全員が読む「The book」が無い国日本にとって、氏の掲げる「文庫100冊、新書50冊」の基準は、とても分かりやすいし、日本人全員が読むべきだと思うし、巻末にある文庫100冊は40歳までに読みたいと思った。新書50冊のリストが無いのが残念。

    残念な点。最初に書かれているオウム真理教に理系の人が多かった論は、読書の重要性を語るポジショントークにしても、理系に対する無理解と偏見に満ちていると感じ、理系の私からすると余

    0
    2025年07月08日
  • 読書力

    Posted by ブクログ

    なぜ読書が必要なのか?と聞かれたら、「他者性を理解し、自己と向き合うため」だと、わたしは答える。

    人は言語で思考する生き物なので、語彙が豊富であれば当然思考も豊かなものになる。

    【読書をしてきた人間が、別に読書をしなくてもよいという無責任な発言をすることに腸が煮えくり返るほどの怒りを覚える】という主旨の文があって笑った。

    そんなに腹が立つのか。作者の読書愛をひしと感じた。

    本書でも語られているように、読書が自己形成に大いに影響を及ぼす、という感覚は共感できる。
    会話をある程度すれば、その人が読書習慣を持っている人なのかどうかも、あらかた推察することができる。

    さて、この本で定義してい

    0
    2025年07月07日
  • 書ける人だけが手にするもの

    Posted by ブクログ

    私は何のために読書感想文を書くのか?

    ここ最近、「本を読んだら読書感想文を書かないと次の本を読めない」という枷をつけて読書をしていました。なんでかって、私は文章を書くのが大の苦手で、言語化の能力を高めるには書くのがいいって聞いたからです。
    とりあえず書けば文章力があがるはず!そう意気込んで書いてみたものの、どんな文を書くのが正解なのかもわからず、ただ書くというのは私にとってとても苦しいことでした。
    「読書感想文なんか書いてないで早く次の本を読みたい!」
    本を読み終わるたびにそんな葛藤とたたかっていました。

    そんな時に出会ったのがこの本でした。
    この本では、書くことの目的は「他者とより深くつ

    0
    2025年07月05日
  • 頭が良くなるインプット

    Posted by ブクログ

    インプットについてわかりやすく載っている。私たち大人でもできそうなことが載っているので一読する価値はある。

    0
    2025年07月03日
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、学びに乏しい私は、新一万円札に変わるまで渋沢栄一という人物を知りませんでした。

    齋藤孝先生が非常に分かりやすく渋沢栄一という人物、そして「論語と算盤」とはどういうものなのかを説明してくれたおかげで、非常に理解が出来ました。

    私はこれから自身でビジネスを起こしていきます。そのうえで基盤となる考え方を学びました。
    なによりも人として道徳の大事さを教わりました。

    次は「論語と算盤」を読んでみようと思います。

    0
    2025年07月01日
  • 親子で楽しく考える力が身につく! 子どもの語彙力の育て方

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった!色々やってみたいと思うことが沢山書かれていた。これから子育てを始める親が読めば、ワクワク感が醸成される!

    0
    2025年06月29日
  • 10歳の選択 自分で決めるための20のヒント

    Posted by ブクログ

    人生のバイブルといっていいほどの大切なことが、わかりやすい言葉と例で書かれている。
    今年10歳になる我が子に読んでほしいと買ったが、親自身が成長するためにも必要な一冊。

    0
    2025年06月28日