齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「遅読」のすすめ
著:齋藤 孝
出版社:SBクリエイティブ
SB新書 698
ゆっくりと味わうように読むことを、味読、何度も繰り返して暗唱することを、素読という
絶対的遅読肯定論、情調的遅読肯定論かとまず思いました。本という構造物を、論理的に理解するという、アプローチではないので、ご注意を。
一方、読みにくい本、分かりにくい本を読むときは、遅読ならざるを得ないこともあるかと思います。
5つあると書かれていても、4つしか明示されていない
複文、重文のオンパレードになっている
入り組んだ参照や、複雑な関係代名詞を使っている
主語と述語がとてつもなく離れている
解説なしに、業界用 -
Posted by ブクログ
読書離れへの警鐘と読書、読み方ガイド。
読みたい本がたくさん見つかり、ワクワクが止まらず寝るのを忘れて読み切った(AM2:23現在)
■TIP
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自分だったらどうするか、自分にとって●●はなにか
人にお勧めするとしたらどうお勧めするか
展開を予想して読む
・著者月刊をつくろう
・1つのテーマで5冊読んだらAクラス
・川端康成、太宰治、谷崎潤一郎
■読みたい本
★★★(すぐ読む)
・論語とそろばん
・方法序説 ルネデカルト
・この人を見よ ニーチェ
★★(次に読む)
・マクベス
・ドン・キホーテ
・弓と禅
・カラマーゾフの兄弟
・小泉武夫 発酵
★(読めたら読む -
Posted by ブクログ
ネタバレ単なるテクニックの箇条書きではなく、実際の優れたインタビューを引き合いに出して「この質問のこういうところが素晴らしい」という例を挙げながら説明してくれている点が非常に分かりやすかった。
現在の文脈に沿いつつ相手の世界に本質的に切り込める質問が理想的であること、転換点や1番苦労したポイント等を聞き出せば本質が見えてきやすく相手も気持ち良く喋ってくれるということ、過去の話題からキーワードを見つけ出し度々引き合いに出すことで会話が充実しやすくなるということ、有益なコミュニケーションのためには相手のことや相手の業界の最低限の予習が必要であること等が特に印象的だった。 -
Posted by ブクログ
教養を身につけることの本質的な価値について考えさせられた。
教養を知れば、自分が頭でっかちになることはない。
一見矛盾しているように思えるが、本当の教養とは知識を蓄積することではなく、自分の無知を自覚することなのだと理解した。少しだけ何かを知っているからこそ、相手から教えてもらえる余地が生まれる。この謙虚さこそが学びを深める鍵なのだろう。
また、「そうだったのか」という驚きや発見を「タウマゼイン」と表現する。知識が増えるほど、世界の見え方が変わり、予想外の展開に出会う機会が増える。この感動の連続が人生を充実させる。
毎日一つでも新しいことを学ぶこと。それを自分の仕事に関連付ければ、収 -
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Posted by ブクログ
①中古で買ったから、前の人が読んだ赤鉛筆の跡が残っていた。中間管理職に就く、少し大人の方に語られる内容も多い本書。強面のお父さん世代が、今の時代との付き合い方を模索してこの本を読んだのか。と思うと、どの世代になっても悩みは尽きないのだと親近感を感じた。
② 漱石の「自己本位」について触れられていた。
他人や時代に預けていた判断を、自分の内面に取り戻すこと。最近「近代的自我」について聞く機会もあり、まさに漱石もこのテーマについて悩んでいたのだと、興味深かった。
深みがある人の具体例を並べたのちに、「自己本位」、自分の考えを持つことが大事だと述べて締めくくられている。あまりにも纏め方が鮮やか。 -
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Posted by ブクログ
齋藤氏らしからぬ書名ではありますが、
それは内容もシンプルであるが故なのでしょう。
定義とはスバリ「〇〇とは〇〇である」と言い切って
いるものを指しています。
普通は数学であれば定義は一つであり、
不変ですが例えば「人間とは」と問われたとして
当然「〇〇である」と言い切れるものではないと
思います。
しかし過去の偉人はその答えを出しているのです。
有名なドストエフスキーの言葉に「幸福は幸福の
中にあるのではなく、それを手に入れる過程の中
だけにある」というように、「定義付け」されて
いるのです。
それらの著名な「定義付け」を集めた一冊です。 -