齋藤孝のレビュー一覧
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本書のタイトルは、『子どもの自己肯定感が高まるほめ方・叱り方の新常識100』であるが、自己肯定感だけでなく子育て全般に対して、特に未就学児から小学生頃まで対して為になる内容であったと思う。子どもが自信をもって生きていけるようよい伴走をしていきたい。
はじめに
・子どもは、親からほめてもらうと、「認めてもらえた」と捉え、「自分は大丈夫だ」「親が大切な存在として見てくれている」と考える
・この自己肯定感こそが、子どもが生きていく一番の推進力であり、新たなチャレンジを発動するエンジンである
1. 子どもが前向きに育つ魔法の言葉
・親の最も大切な役割は自分を愛せる子どもに育てること
・孔子の「知・ -
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⭐️読むためには【目的と締切を決める】
⭐️読破は不要、重要な部分をピックアップし吸収する
⭐️タイトルや帯、袖からキーワードを見つける
⭐️渾身の地図である目次をキーワードを元に20分捌く
⭐️装丁→目次→初めにと終わりに→大事な章→1章
本には学習か快楽かの2種類ある
【テクニック】
全部読まなくて良い、重要な所だけピックアップする。学ぶために読んでるのに読破したという快楽に切り替わっちゃってて学びになってない。
重要な所を探す時間を設ける→買ってきた日に渾身の地図である目次を20分捌く
•キーワードピックアップ
タイトル、帯、袖から5-6個見つけて、目次のキーワードに線を引くと -
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知性の磨き方
著:齋藤 孝
SB新書 374
おもしろかった
イメージ豊かに知性ある人生を愉しむためのアドバイスを与えるのが本書である
知とは目に見えないものなので、知をイメージするためには、さまざまなたとえ(比喩)をつかえば、より分かりやすくなる。
知というか、肚のくくり方というかが、語られてもいます。
気になったのは、以下です。
・人は、正しく理解するからこそ正しく判断し、正しい行動ができるのであって、正しい理解に基づかない判断・行動をすると、誤った方向にしか進めない。理解に基づかない決めつけを、先入観という。
・芭蕉「不易を知らざれば基たちがたく、流行を知らざれば風新たなら -
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ネタバレ5人に1人の割合でいると言われている、人一倍繊細で敏感で空気を読みすぎる、HSP。
優しくて完璧主義な人に多く、良い面もたくさんあるように感じていたけれど、本書の指摘にそのイメージを覆された。
空気を読みすぎるというのは、空気を読むとのとは違う。
空気を読みすぎると、被害妄想や余計なことばかり考えてしまい、結局何も言えず場を気まずくさせる。
完璧主義も同じようなことが言える。
全ての場面で完璧主義な人はほとんどいない。
プライベートの些細なことにはこだわるけれど、意外と仕事では大雑把な部分があったりする。
社会的に利益がある、貢献できる場面でいかにこの繊細さを生かしていけるのかにもっとフォーカ -
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自分が今どんなに「あの人は頭が良くて羨ましい。それに比べて自分は…」とうじうじしたところで何も変わらない。
あの人の頭と自分の頭が入れ替わるとか、そんな都合のいいことは起こらない。
だったら他人と比べてないで、自分の頭をもっと磨いた方がいい。
学生時代は勉強が全てだし、勉強ができる人=頭がいいとされがちだけど、大人になったら求められる能力が変わる。
勉強ができてもコミュニケーション能力や発想力、適応力がなかったら全く頼りにされない。
子供の頃からいろんな人と接して、人間関係の築き方を学んでおくことが重要。
だからといって「勉強なんてしなくてもいいんだ」というわけではもちろんない。
先見の明が大