あらすじ
頭がいい人とは具体的にどのような人であり、日ごろ何をどのように捉えて実践しているのか。本書は、インプットとアウトプットが正しくできる「頭がいい人」の思考習慣を100個、具体的に開陳していきます。2021年5月に刊行した単行本『本当に頭がいい人の思考習慣100』を一部改訂した新書版です。
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Posted by ブクログ
齋藤氏の著作を色々と読んでいると分かると思い
ますが、主題となる項目が枝分かれしていて
他の本ではその枝分かれの内容を改めて読むこと
ができます。
ならばこの本は読むに値しないか、ということでは
なく改めて気付きを与えてくれます。
しかも他の本の焼き直しではなく、言葉を変えて
より最近のエピソードを交えて、我々に語りかけ
てくれます。
そもそも「頭のいい人」とはどのような人か。
それは知識のキャッチボールができるか否かから
始まり、インプットだけではなく知的なアウトプッ
トができてこそ「頭がいい」と著者は主張します。
そんな知的な目標へと導いてくれる一冊です。
Posted by ブクログ
毎日でも実践して見たい思考習慣がたくさんあります。
本書では100個の思考習慣がありますが、驚くというよりもそうだよなと思うものばかりです。
これまでの習慣となった思考方法をいきなり変えることは難しいですが、一つでも変化できれば良いのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
今の時代に求められている頭の良さだなと考えさせられた。アウトプットを意識しながらインプットすると記憶によく残るし、人にも話しやすいらしい。読書も、感想を書くことを念頭にして読むと、集中力がグッと上がる感じがする。興味をもったら、とりあえずやってみるといいというところには、勇気づけられた。
Posted by ブクログ
本書は、2021年5月に出版された『本当に頭がいい人の思考習慣100』を改題して新書化されたものである。頭がいい人は、得た知識を頭の中で整理し、再構築し、体系化できる。情報の整理力があるから、正しいアウトプットができる。頭がいい人は結果として求められる成果を出すことができると思う。いくつか参考になる点があったので、取り入れていきたいと思う。
・難しい問題は小分けにして考える→小さく分解して段取りを組む
・リフレクションタイム(振り返り)を挟んでインプット→繰り返す
・問題を「より大きな問題の一部」として捉える→木を見て森を見ずにならない
・「具体的かつ本質的」な回答を目指す→求められるテーマを選び出す(本質)
・話は要約して聞き、その上で広げる
・全体像を示し、問題がどこにあるのか伝える
・流行りものに触れて新たな発見を得る→時代の空気の中で物事を感じられる
・できていることを評価して精神状態を良好に保つ→頭がいい人は自分の武器がわかっている。自分の武器を3つ把握できれば、スタイルが決まる
・マイ古典をつくって行動の指針にする→渋沢栄一は『論語』を自分の支えにした
【目次】
1. 情報を整理するための思考習慣
2. 会話を知的にするための思考習慣
3. 頭をよくする本を読むときの思考習慣
4. 生涯、頭をよくし続けるための思考習慣
5. 天才たちの真似したい思考習慣