齋藤孝のレビュー一覧

  • 頭が良くなる議論の技術
    日本人に馴染みやすい議論のやり方を記載している。空気を読みつつ使っていかなくてはいけない、割と高等テクニックなので、実践は難しそうだけど。
  • 友だちってなんだろう?:ひとりになる勇気、人とつながる力
    教育者でもある齋藤氏は、小・中学生向け
    にも知識を積み重ねる楽しさを教えるべく
    本を出しています。

    特に最近は中学生くらいに対して、どうし
    て本を読むべきなのか、どんな本を読んだ
    らいいのか、など人生論に近い内容に重き
    を置いています。

    この本もそうです。

    友だちって何?という問いに答えられる...続きを読む
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」
    この人の書く本好きなんですよね。
    で、一万円札になった渋沢先生のことを知らない私にはちょうど良い入門書でした。

    ちなみに、渋沢先生を知ったのは、一万円と桃鉄のおかげです。
    一万円と桃鉄と、渋沢先生と、齋藤先生に感謝。

    話が面白かったので、論語の入門書も買ってしまいました。
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」
    2024年からの新1万円札の顔となる渋沢栄一。
    私も大河ドラマに合わせていくつか本を読んでみているところだが、実にドラマチックで、大胆で、有能で、大変な強運を持っているとびっくりするばかり。庶民⇒幕臣⇒政府官僚⇒民間人へと渡り歩き日本経済の基盤を作り、明治維新の元勲たちや新選組や徳川慶喜と親交があり...続きを読む
  • 本当の「頭のよさ」ってなんだろう?:勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方
    どうして勉強をするの?
    どうして学校に行くの?
    と大人でも答えにくい質問に丁寧に答えている。
    中高生が自分の将来を考える上でとても役に立つし、親が読んでも役に立つと思った。私が中学生の時に出会っていたら、勉強・学校への考え方が変わっていたと思う。

    以下気になったワード
    ・どうして勉強をするのか→自...続きを読む
  • 齋藤孝式“学ぶ”ための教科書~必要な「思考力」「判断力」「表現力」が身につく!~
    すでに何冊も同様な本を出していますが、
    常に言い続けることこそが齋藤氏の使命
    であると考えているのでしょう。

    そのくらい学ぼうとしない人、学びたい
    けれど、どうしたら良いのか分からない
    人が増えているのでしょうか。

    「どうしで人は学ばないといけないのか」
    という素朴な疑問に答える「なぜ勉強す
    ...続きを読む
  • 友だちってなんだろう?:ひとりになる勇気、人とつながる力
    児童向けですが、コミュ症なので手に取りました。
    こういう本に子どもの頃に出会いたかった。

    以下参考にしたいこと
    ・大事なのは「合わない人ともうまく付き合う力」
    ・自分に自信をつけたかったら「好き」を深める
    ・ひとりになる勇気を持ち、ひとりで過ごす時間を充実させる
    ・グループ分けのときに「自分がぬけ...続きを読む
  • すぐ使える!四字熟語
    知らない四字熟語ばかりでしたが、どのように出来上がった言葉なのか、どういう時に使えば良いのか、わかりやすく説明されていました。日本人としての教養が少し身についた気がします!
  • 何のために本を読むのか
    コロナ禍の真っ只中に書かれたであろう一冊
    です。

    たとえこんな先の見えない状態であっても教
    養を深めなさい、と齋藤氏は言います。

    先人たちも同様に時代の波にもがき苦しんで
    いたのです。その中から人間らしく生きる道
    を探ってきたのです。

    自分一人で闘うのはツライです。しかし偉大
    な先人もみんな闘...続きを読む
  • 数学的思考ができる人に世界はこう見えている――ガチ文系のための「読む数学」
    文系、数学どちらも嫌いじゃない。
    文章を読むのは好きだし、学びがある。

    数学は説明が苦手な学生時代だったな。

    生活の中に数学を用いる事は多少あった。仕事、料理。

    投資は株とかした事ないけど、波のあるレートを観ると、それをどう活用したら、投資が上手くなるのかは理解してなかった。

    上がり調子の時...続きを読む
  • 大人の読解力を鍛える
    私は他人の気持ちや言葉の背景を汲み取れずに、勝手に怒ったりすることがあります。
    それがいわゆる「読解力」がないということなのでしょう。
    そんな他人とのコミュニケーションをもっと良くしたいという期待を込めて読みました。

    この本は、書籍の読解もそうですが、上記でのべた他人の言葉の意図を汲み取るための「...続きを読む
  • 未来の自分に出会える古書店
    齋藤孝氏にとって初の?小説です。

    古書店主人であるサイトウさん(!!)が、近所
    の高校生と中学生の兄弟に本を薦めます。

    時には進路について、時には社会の貧困につ
    いて、そして時には「生きることはどういう
    ことか」についてを、本を通して二人の兄弟
    を導きます。

    大人だって迷ってしまい、答えに窮す...続きを読む
  • アウトプットする力―――「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法
    王道としてアウトプットを意識しながら
    インプットする、というのがあります。

    この本ではもう少し細かい内容に踏み込
    んでいます。

    特に後半では、具体的にSNSなどでは
    どのように発信するべきなのであるか、
    など実践論が語られています。

    あえてテーマを絞って発信するなどです。
    例えばラーメンのブロ...続きを読む
  • 未来の自分に出会える古書店
    兄弟がそれぞれ、近所の古書店の店主に身近なことを相談していくうちに、たくさんのヒントをもらい、物事の受け止め方、対応のしかたについて学んでいくストーリー。
    ヒントとなる本を紹介し、今向き合っている課題についてどのように動きだすか考えてもらう。店主は毎回、「本を読んでどう感じたか、聞かせて欲しい」と対...続きを読む
  • 座右の世阿弥~不安の時代を生き切る29の教え~
    齋藤氏の「座右」シリーズ第四弾は、世阿弥
    です。

    室町時代に能を日本の演芸の一つに昇華させ
    た功績を持つ、今なら一流プロデューサー兼
    役者と言ったところです。

    当時は様々な演芸が将軍家から援助を受けよ
    うと芸を競い合っていました。

    それゆえ次の世代に対して「秘伝」を残した
    とされるのが「風姿花...続きを読む
  • 鈍感になる練習

    良かった!

    頭がスッキリする感覚になれた。
  • 友だちってなんだろう?:ひとりになる勇気、人とつながる力
    『友だちって なんだろう?』
    お勧め本として紹介されていたので、考え直してみたいテーマだと思い、手に取りました。
    まだ、読み始めたばかりです…。

    中高生向けのアドバイス本ですが、大人だって人間関係に悩みます。人生を通して課題となるテーマです。
    わたし自身、「合わない人ともうまくつきあう」力が欠けて...続きを読む
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」
    2024年の新一万円札の肖像となる渋沢栄一氏。
    先日そのデザインが発表されましたね。

    「日本の資本主義の父」と称されるほど、現在
    まで続く多くの企業を設立し、日本の近代化を
    支えました。

    その精神は「論語と算盤」という著書からも分
    かるように論語を基礎としています。

    特に比較して面白いのは、当...続きを読む
  • 齋藤孝のざっくり!西洋哲学――ソクラテスからマルクス、ニーチェまでひとつかみ
    私は世の中何か一つの真理があると思っていた。それをずっと探究(そんなたいそうなものではないが…)するかよようにあれこれと経験したり、本を読んでいたつもりだった。
    それはプラトンの言う「イデア」物事の本質を常に探そうとする西洋思想が、いつのまにか自分に刷り込まれていたものだったと、この本を読んで気付い...続きを読む
  • 極上の死生観 60歳からの「生きるヒント」
    本来「死」は日本人にとっては身近な概念
    でした。

    祖父や祖母を家族で看取り、お盆には先祖
    の霊が家に帰ってくると教えられました。

    なのに、いつからこんなに「死」から目を
    背けてしまったのか。

    「ウンコの処理が分からない社会は危険」
    と言われます。同様に人にとって最も恐れ
    るべき「死」を遠ざけて...続きを読む