齋藤孝のレビュー一覧
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自己啓発本として、日々をより良くするための教えとして読んだ方が良さそう。(一日一文読むなど)
語弊を伴ってしまうが、他の自己啓発本は冗長に話を逸らしたりすることがあり、読みづらい。
だが本書はとても歯切れが良く何を伝えたいのかが明確に伝わってくる。
ただ、会話や、孔子の人物像や思想が列挙されているので、少し疲れる部分があった。
孔子が素晴らしい人物ということは読んでいて感じた。弟子などが尊敬している理由も分かる。
模範的な、正しい人間と呼べるほどに徳があるというか、言葉を聞いていく度に、私の中の強張っていた感情が溶け出すような感じだった。
また、齋藤孝の現代語訳がとても分かりやすくて助かっ -
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自意識って本当に諸刃
の剣。
私を支える使徒であり
ながら、
ここぞのときに裏切る
ユダです。
頭のなかは理路整然と
してるのに、
口を開いたらとたんに
グダグダで、
後で「あー」ってなる
その原因は、
ずばり自意識の裏切り。
いい人だと思われたい。
デキる人と思われたい。
・・・
それですよ、それそれ。
本書では一切触れない
けれど、
それが上手く話せない
真因だと思うのです。
ちなみにそんな自意識
の暴走を止めるものは
何か?
それはずばり自信との
こと。
つまり自信がない故に
自分を実際以上に良く
見せようとして、
背伸びしてよろけてる
私。
本書で紹介され -
Posted by ブクログ
読みやすかったし、これから読んでみたい本も沢山見つかった。
齋藤先生は私より年上なのに、X(旧ツイッター)にヨルシカの歌詞について言及してみたり、chat GPTを使って芥川龍之介の「羅生門」の続きを書かせてみたり。
紙の本と電子書籍も使い分けていらっしゃるみたいだし、見習いたいところ多数。
今、「罪と罰」を読まないという本を読んでいる最中だが、第3章にライフハック読書術⑤として「死ぬまでにドストエフスキーは読んでおきたい」あなたへという項目があった。分厚いし、難解だし、挫けそうになるけれど、読破するためにこんな方法もありますよ!と色々教えてもらった。とりあえず、マンガか解説本から攻略してみ -
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Posted by ブクログ
カーネギーの『人を動かす』の各章に沿って、筆者が自分の体験をもとに、人間関係のスキルを紹介してくれる本です。
この本のテーマは、人間関係の向上だと思います。カーネギーの『人を動かす』は、人間関係やコミュニケーションの技術について、具体的で実践的なアドバイスをくれる本ですが、1936年に出版されたもので、現代の事情にはそのまま当てはまらない部分もあります。そこで、筆者が、カーネギーの教えを現代風に解説してくれるのです。この本を活用すれば、自分の人間関係をより良くできるというのが、筆者の狙いだと思います。
私は、人間関係やコミュニケーションに自信がない方です。そんな私にとって、この本は、目から -
あの頃も今も自分を熱くする本
心が熱くなる言葉、今思うとより感慨深い言葉が沢山あります!
バスケットボールへの興奮と主人公の成長に心燃やされます!
漫画では桜木花道が初めてバスケットボールに触れ、成長していく様子に引き込まれます。
私自身も地元の山梨での学生時代はテニスをやっていましたが、SLAM DANKを読んでバスケも熱中させられました。
熱い試合や仲間たちとの絆を通じて、スポーツの魅力や友情の尊さを伝えてくれました。
人材に関する仕事をしてきましたが、チームスポーツをやってきた人が営業でも成績を上げやすいのは、共通するものがあると思っています。
登場人物たちは個性的で魅力的であり、それぞれが成長や挫折を通じて、 -
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活字の本がどうしても読み切れない。学生時代から読書への苦手意識があり自己嫌悪に陥っていた時に出会った本。
世の中の本やプロモーションは"本好き”向けのものであると断言した上で、そうでない人達が本を読みこなしていく方法をとにかく易しく解説しています。
◎読書への心持ち、覚悟について齋藤孝先生流の習慣化思考がわかる。
◎心の中でモヤモヤしていた気持ち、あるある現象をうまく言語化していて心地よい。
◎本を読みきるにはさまざまな工夫がある。色々な方法を使って「一冊読んだ」と思えるように導くことが大切なのだと学ぶ。
これからの読書の仕方が大きく変わりそうで、ワクワクしています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何となくタイトルに惹かれたので購入。
「深み」という言葉はかなりの抽象概念ですが、本書でも「深さ」を様々な解釈で評価し、その在り様から獲得のヒントが述べられます。
中には「それって”深さ”と呼べるの?」と感じる点もありますが、広く意味解釈していることは悪いことではないと思います。
それ以上にこの「深さ」という言葉をキーにして、古典の引用から著名人のエピソード、そしてこれらの著者なりの解釈が参考になります。
読めばわかると思いますが、本書の内容は結構浅いです。サクサク読めるという点では良いことですが、「構成や論展開が単純だなぁ」だったり、古典やエピソードの引用が多いので自身の文献知識を用いた