あらすじ
自然と人間関係が自由自在になる「話し方」の極意
「こんなことを言うと、どう受け取られるだろう」
「これを質問したら、引かれるかな?」
「こんな話をして、嫌われたかもしれない」
「すぐに言葉が返せなかったけれど、ノリの悪い人だと思われているだろうな」
「へんなことを言っちゃった気がする――。どうしよう」
人間関係は、考えすぎると疲れますね。
すると会話も億劫になります。
しかし、多くの「こんなこと言って嫌われたかも……」は、思い過ごしであることも多いです。
さらにいえば、思い過ごしで会話が億劫にならないための「コツ」があるのです。
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Posted by ブクログ
コミュニケーションは技術であり、話せないと思っているのは思い込みである。具体的な例も交えて実践的な内容でした。会話を回せる人が会話上手。話題提供や相槌、質問などで相手が話しやすいように心がける。相手に関心を示すのが大事!否定は絶対しない!感情に着目する。タイトル通りの状況だったので日頃の雑談時に意識していきたい。
具体的なテクニック
・〇〇といえば方式
・同調+少しづつ話題をずらす
・ほめる
・リアクションを大きく
・相槌をうつときは相手が言ったことをリピート
・質問=相手が話したいことを聞く
・へぇと驚く→相手が面白い話をしてると思う
・話しながら質問を用意する
・挨拶+αの雑談
・アイコンタクト1秒
・うなずきは多めに→呼吸と同じくらい
・話すのが苦手は思い込み。性格とは関係ない。
→コミュニケーションは技術。
・自分が何を話すかではなくこの場をどうするか。
・なぜ疲れるのか?→相手からの見え方を意識しすぎている。鏡に映る自分に話している。図々しく
・否定は、文脈的に否定してるだけの時も多い
・話す時は、相手と話すではなく、共通の話題について話すイメージ→気楽になる。
・その場を上手く回せるのが会話上手。
・(×)面白いことを言う(○)関心があることを言う
・話を聞く時は「意味」「感情」の両方に注目。
→意味ばかりに向きがち。
・コミュニケーションの段階
1.挨拶→2.雑談→3.やや深めな話
・会話が上手い人は何を話すかよりその場にどう貢献するかを意識している。
・漠然とした話題よりもネタを提供(具体的)。
→話しながら、話題を2.3個用意しとく。
・5つの鉄板ネタ
1.目の前にあるもの、2.共通のもの、3.旬の話題
4.どうでもいいこと(何派とか)、5.うわさ話
・天気の話→相手のその日のご機嫌を伺う
・相手の話を否定しない。質問には自分が話したいことを話す。
例)
Q.休日は何をしてるの?
(×) A.特に、掃除とか?ですかね
(○)A.この間はできなかったんですけど、最近は〇〇にハマってます。
・他にも最近どう?とかも会話の糸口を探しているだけなので、話題提供をできるような答えを言う!
・なので、何もないですとかは相手を否定しているのもおなじ、答えれるためにも日記とかにその日のことを記録して答えれるようにしとく。5・7・5とか1文で軽くまとめとく。面白いではなく話題提供できるかが大事。
・知らない話→知らないではなく、名前は聞いたことあるんですけど、どんなですか?とか関心を示す。また、その場でスマホとかで調べるのもあり。
・教えてもらうことで自分の知見も広がる。
・自己紹介はプロフィール紹介ではなく、相手が共通の話題を見つけやすいように心がける。
・~といえば○○話法で、少しづつずらして話を膨らませる。
・10秒雑談→ちょっとしたことを言う。思ったことを率直な言葉で言う。専門用語とかはいらない。
・年下にもさんを使う。仲良くなればなんでもおk。
・話を切りあげる時は、大きく同調してスパッときりかえる。
・リアクションを大きく、関心を示すことで気持ちよく話させる。
「そうなんですか!」+「そういえば」の組み合わせ
・私も!や相手の言ったことを繰り返して相槌。
・質問=自分が聞きたいことではなく、相手が話したそうなことを聞く。
・質問力は対談本で磨く。「ゲーテとの対話」
・おすすめを聞かれた時はベスト3を答える。
→常に用意しておく。1つは意外なのを。
・好きなことについては短く15秒くらい。
・話すテンポは相手に合わせる。
・人間関係には多少の勇気、リアルで会おうと誘う勇気が必要。1歩踏み込む。
・次に繋がるコミュニケーションを意識する。
・誘うのではなく、提案を意識。
→具体的な例を出す。
・なにか一緒にやることで関係を深める。
・2回目にあった時は前回の会話から。
・パーティーとか大勢がいる場では1人この人と仲良くなるぞと決める。いっぱいと話すよりそれがいい。
・話しかけやすくなるには
→目線をあげる。表情を豊かに。
・人間関係広げるには乗っかっていく
→俺も行っていいですか~みたいな
・複数人の会話では、
「受ける」+「コメント」+「他の人に振る」
全員が会話に入れるように意識する。
Posted by ブクログ
初対面でのコミュニケーションのコツなど、人見知りの方がライトな人間関係を築くきっかけをつくるのを助けてくれる本。
関係を築くためには、人格で会話せず相手と自分の間に話題を置く、
知り合いから関係性を深められるかどうかは、勇気をだして一歩踏み込みているかどうか(遠慮せずにちょっと誘ってみる、等)
誘うのが苦手なら複数案の提案にする、
という点が特に印象に残った。
Posted by ブクログ
単純なコミュニケーションの本ではなく、大学生を相手とした実体験からくる、現代に通用しそうなリアリティのある内容だった。
社会人向けと考えると全てが当てはまるとは思わなかったが、相手のことを考えることを意識することがそれぞれのテクニックにつながるのかなと感じることができた。
まずは話題を媒介にして話をしている、という意識付けからやってみたいと個人的には思った
Posted by ブクログ
人に話したいことが思い浮かばなかったり、「私の話なんて誰も興味ないだろうから話さないでおこう」と思ったり、
周りからはそんなふうには見えないと言われたとしても、昔から人と関わることが怖くなる瞬間が多々あったので手に取った。
この本のおかげで、自分のできていることとできていないこと(やるとコミュ力を向上できること)が明確になった。
◯わりとできていること
・相手に共感する
・場を回す(質問、コメント、パス回し)
◯これからやっていくこと
・会話のネタ集め(人に話すことを事前に用意しておく、旬のニュースをさらっておく)
・話しかけてもOKなオープンオーラを出す(パーティーなどの場で目線を上げる!)
・話を切り出す、場にトークテーマを提供する(人と人の間にトークテーマを噛ませる→踏み込んだ会話をしなくてもよいので、心理的安全性が保たれる)
Posted by ブクログ
感想
まずは仮説的に言葉を発してみる。そこから相手がどう動くか、何を話すか。しっかり観察した上で次の一手を考える。会話もPDCAサイクルで。
Posted by ブクログ
自然と人間関係が自由自在になるような話し方の極意が書かれた本。
やはり自分が話したいという気持ちを抑えながらいかに相手の話を聞いて引き出せるか、この場を上手く回せるかが重要なのだと思った。
話す話題はこんなものがある、話す時聞く時はこれを意識したらよいと書かれていても、実践で使いこなせないと意味がないので何事もそうだが、これを結局実践できないと何も得られないのではと感じた。少しずつ取り入れてみよう。
Posted by ブクログ
聞き上手が大切であることはいろんな書籍でも学んでいたが改めて重要さを認識した。あいづちやおうむ返し、相手が言いたいことを察するなど、聴く側のスキルを磨必要がある。
Posted by ブクログ
過剰な仕込みもどうかとも思うけど、話題とリアクションの心積もりは常にしておきたい。会話が繋がり盛り上がった瞬間にサッカーの得点シーンのように全員で喜びを感じられるかどうか。でも、得点ばかり狙うのも違うな。何気なさを積み重ねたい。
Posted by ブクログ
自然と人間関係が自由自在になる「話し方」の極意
「こんなことを言うと、どう受け取られるだろう」
「これを質問したら、引かれるかな?」
「こんな話をして、嫌われたかもしれない」
人間関係は、考えすぎると疲れますね。すると会話も億劫になります。
しかし、多くの「こんなこと言って嫌われたかも……」は、思い過ごしであることも多いです。
さらにいえば、思い過ごしで会話が億劫にならないための「コツ」があるのです。(紹介文より)
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・話が上手下手は性格ではない
・話せる人とそうでない人の違いは「自分が何を話そうか」という意識から「この場をどうしようか」という意識に変えるだけ
第1章 「話すのが苦手」は思い込み
・会話が疲れるのは、相手に写っている自分を見ながら話しているから
・人と話すのが疲れるのは、人格でコミュニケーションをしようとしているから。間に「話題」をおき、話題と向き合う。相手と直接向き合わない。人格同士がぶつからないようにする。
・会話上手な人は「自分よりまわりに目を向けられる人」「自分のことよりも場を意識できる人」
・コミュニケーションで大事なこと
①「面白いことを言う」より「関心があることを示す」
②伝えることは「意味」と「感情」の両輪
③人間関係には段階がある、距離感も大事
・嫌な人、失礼な人は肯定的に解釈する「そんな人もいるという経験値」
・「否定された」は思い込みかも。気にしないことが重要。
第2章 初対面でも話が続く人、途切れる人
★「自分がどう話すか」よりも「その場をどう盛り上げるか」という当事者意識が大事
・ネタを2~3本持っておく、相手が返しやすい内容のものを。
・話が弾むネタ
①目の前にあるもの②共通すること③旬の話題④どうでもいい話⑤うわさ話
・近況報告のプロに。週の出来事を手帳に書き込む。
・知らない話題を振られたら、その場で調べながら話す、教えてもらう
・自己紹介は正しく話すより共通の話題を振るつもりで話す
★忙しくても人間関係が作れる10秒雑談
・感じよく切り上げあるためには、まず大きく同調
★自信がなくなったときは、相性のいい相手と話す
第3章 「また会いたい」と思ってもらえる人の聞く技術
★相手が気持ちよく話せたか?が大切
・リアクションの幅を広げる
★相手が話したがっていることを質問する
★質問がうまい人はキーワードをつかんでいる
・「すごいインタビュアー」を自分におろすと、質問がしやすくなる
第4章 相手との距離を縮める話し方
・中距離の人間関係が人生を豊かにする
・話すときは最大1分で面白い話を3つ
・人間関係を続けるには、一歩踏み出す勇気
第5章 広い人間関係を作る
・遠慮の神経回路をオフにする。のっかりが大切
・
Posted by ブクログ
話すときに相手を見ていながら、自分のことばっかりを考えていたかなと感じました。
初めから勝手に苦手意識を持ち、「変な話してないかな」「距離感は大丈夫かな」などと自分がどう思われているかばっかり考えてしまっていたなと。
相手と楽しく会話をしたり、仲良くなりたいという気持ちが根本にあったはずなのに、相手に気持ちが向いていなかったなと反省しました。
人間関係にもホップステップジャンプがあるとのこと。
少しずつ相手と関係を築いていくことを念頭に、相手に意識を向けて会話をしていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
・人格で向かい合わずに、話題を介する
・「知らない」は暴力
正直、目新しいことはない凡庸な中身かな。
目線は下げがちなので、
意識的に上げていこうとは思いました。
Posted by ブクログ
話しかける時に「嫌われたらどうしよう」「こんなこと聞いたらバカだと思われるかな」「無視されたらどうしよう」とあれこれ考え、結局変な言い方になってしまうことがよくある私にとってとてもためになる内容だった。
相手の些細な言動を敏感に感じ取り、自意識過剰にも「否定された」と短絡的に悲観してしまう。
結果会話が億劫になり、コミュニケーションの機会を避けるようになる。
それらを改善するコツがたくさん書かれていた。
この本を読んでいくうちに今まで負ってきた気苦労はなんだったんだろうと思うようになってきた。
些細な会話ですら嫌われたかもとかいちいち考えるのはそれこそ相手に失礼だし、そんな器狭くないよと突っ込まれそう。
Posted by ブクログ
雑談のテクニックが書かれている本。
正直タイトルの「考えすぎて言葉が出ない」という表現には違和感を覚えた。どちらかと言うと「話すことに苦手意識を持っている」が正しいと思う。このタイトルだと言語化のプロセスを描いた本だと思っちゃうから。
雑談のテクニックは連綿としたものはなく、アイデアが散逸してる感じ。
強いてそれぞれの項目の共通項を挙げるとすると、「自分から積極的にコミュニケーションを取ってみよう」か。