【感想・ネタバレ】最強の60歳指南書のレビュー

あらすじ

若さと知性を備えた60代になるために

還暦(60歳)を迎えるということは、言わば人生が一回りして
新しく生まれ変わることを意味している。
多くの人にとって、所属する組織を離れ、「人生の再設計」を
考える時期になるだろう。しかし、あわてて準備をすると、
充実した60代を過ごすのは難しくなる。
本書は、若さと知性を保った魅力ある60歳になるために、
取り組んでおきたい習慣を紹介する。
いずれもすぐに試せるものばかりで、難しいものはない。
一つひとつが「人生百年時代」の自分への最高の投資となる。
明治の実業家・渋沢栄一は、知恵と情愛と意思を均等に保って成長した人を
「完(まつた)き人」と言った。
本書で紹介する習慣を取り入れ、「完き60歳」を目指してほしい。

■もくじ
第1章 60歳までに身につけたい基本習慣
第2章 思考を磨く習慣
第3章 情報を味方につける習慣
第4章 精神の柱をつくる読書の習慣
第5章 心の余裕をつくる習慣
第6章 健康を保つ習慣

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読みやすい。2ページ1テーマで全99テーマ。60歳になる迄に、「こんな風にしたらどう?」のような。基本習慣・思考を磨く・情報を味方につける・精神の柱をつくる読書・心の余裕を作る・健康を保つ

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2024年06月10日

Posted by ブクログ

毎月のように出版される齋藤先生の本の中では、自分に生かせる内容もありました。年齢が近くなってきたのかも知れません

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2024年06月07日

Posted by ブクログ

哲学者アリストテレスは、「人は繰り返し行なうことの集大成である。優秀さとは行為ではなく習慣だ」と言っています。習慣として繰り返し"素振り"を続けることで、今まで寄ついていたことにさほど神経質にならなくなり、御前様のように人や出来事に驚場に構えることが自然とできるようになるはずです


リタイアした人がまず心がけることは、これまでの人生を清算し、しがみついているその通行手形を今すぐ捨て去ることです。そうでなければ一歩も前へは進めません。その節目こそが60歳ということです。


作家の江戸川乱歩は「生きるとは妥協することである」とも言っています。


「疲れない」は「飽きない」ということ。飽きなければ嫌いにならずに続けられる、ならば必ず上達します。上達すれば幸福感を味わえる。それは自分の人生に「合っている」ということに他なりません。
中高年世代は、極力そういったものを自分の仕事や趣味に選んでいっていいということだと思います。


ゴール地点を設定し、そこから逆算して残された時間を考え、そのうえで「自分は何を優先すべきなのか」を真剣に考え、実践していくということです。
ポイントは、最優先のものを見極め、常にそれをやること。いつ人生の終了が来ても悔いないように。


作家のグレース・ハンセンは、「人生が終わってしまうことを恐れてはならない。
人生がいつまでも始まらないことが怖いのだ」と言いました。また、古代ローマの言薬で「メメント・モリ」、すなわち「死を想え」という奥深い言葉があります。

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2024年11月12日

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