【感想・ネタバレ】図解 葉隠―勤め人としての心意気のレビュー

あらすじ

■大好評、齋藤先生の図解シリーズ第4弾!
これまで『葉隠』について語られるときは、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」という言葉が代表として取り上げられていました。しかし実際に読み込んでいくと、「自分に与えられた仕事をいかにまっとうするか」や「人づきあいの大切さ」などが非常に細やかに描かれています。現代社会とも通じる部分が多く、私たちの生活に引きつけやすい。同時に、『葉隠』に貫かれた精神文化には、学ぶべきところがたくさんあります。
今回も図を使い、一目でその本質がわかるようにしています。『葉隠』の意外な面白さがわかる1冊です。

<目次>
はじめに──武士道に、勤め人としての心意気を学ぶ
第一章 心地よく生きる術
第二章 大人としてのたしなみ
第三章 勝つための仕事術
第四章 リーダーの条件
第五章 人づきあいの極意
おわりに──五パーセントの武士道精神が、人を強くする

[著者プロフィール]
齋藤孝(さいとう・たかし)
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『まねる力』(朝日新書)、『語彙力こそが教養である』(角川新書)、『新しい学力』(岩波新書)等、著書多数。

※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 葉隠―勤め人としての心意気』(2017年1月31日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

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Posted by ブクログ

ー葉隠の入門書として最適ー
「武士道いふは、死ぬ事と見付けたり」との一節で有名な、鍋島藩士・山本常朝による『葉隠』の図解本。当時の"勤め人"である武士としての心構えを、齋藤孝氏の解説で分かりやすくまとめられた本。(タイトルに「図解」とあるが、図で構造的に整理されてる訳ではなく、挿絵に近い)。部下として、また上司・リーダーとして社会生活を営む上で参考となる言葉が散りばめられている。
◯面白かった言葉「世界は皆からくり人形なり」
◯勇気づけられる言葉「大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなり」
◯襟を正す言葉「一人の智慧は突っ立ちたる木の如し」
◯胸に響いた言葉「只今の一念より外はこれなく候。一念々々と重ねて一生なり」

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

直感を信じろー大きな決断はさっと決める

欲から離れて覚悟を決めて進めば物事は好転する。
神経を太くする。
とどまる⇄良い巡り合わせ
縁のない人と長々付き合うよりさっさと次へ

ちょっと考え方と違うというか否定された気分になった文言が気になった

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

精神文化を充分に理解し、身に染みこますことができれば心の悩みを克服することができる。

そんなことを念頭に置いて書かれた書籍。仕事における心構えが書かれている。

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2021年01月03日

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