あらすじ
この“ミッション”は、かならずキミの自信になる!
教科書には載っていない、人生をささえてくれる31の行動。
将来、読者が「自分のミッション」をみずから見つけられるように、
10歳のうちからやっておきたいこと(=10歳のミッション)を
明治大学文学部教授・齋藤孝先生が31点紹介します。
●「友だち・家族」「生活」「まなび」「あそび」「心」の5ジャンルに分けて紹介。
●「なぜやったほうがいいのか」はもちろん、
「具体的にどうするのか」も掲載しているため、今日から実行できる!
●1つのミッションにつき、4ページ完結で読みやすい!
●各ミッションの最後に、要点を記したまとめを掲載。
〈ミッションの例〉 ・相手の話を全身で聞け!
・SNSとうまくつきあうべし!
・優先順位を書いて確かめよ!
・まちがえてもいいから自分の考えをのべよ!
・本を読んで、人生の味方を増やせ!
・好きなものを1週間にひとつずつ増やせ!
【著者:齋藤孝】
東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。
専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社)など多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子供向けに書かれた本だけど、大人が読んでもいい。
基本的に毎日を過ごす中で大事なことは子どもでも大人でも同じだということだ。
むしろ子供向けなだけにハードル低くわかりやすいのでおすすめ。
Posted by ブクログ
寝る前にAudibleで子どもに聴かせていました。
親から子どもに伝えておきたい大切なことが、わかりやすくコンパクトにまとめてあるのでとても好印象でした。
内容は当たり前だし、普段から私が伝えていることではあるけど、たぶんまだ子ども自身が意識できていないことばかり。
それを書籍として親以外の人の口から語られると違った響き方をするのではないかと、一緒に聴きながら「そうそう!その通りなのよ!」と内心興奮しました。
理解して変わってくれるかはその子次第ですが、本の内容自体はまともで親として納得できるものです。
Posted by ブクログ
小学高学年向けの本を探して。
10代は心と体を作る大切な年齢。10歳のみんなに向けて日々のことを「これはミッション(使命感)だ!」と楽しみながら取り組んでみましょうと呼びかける。
生活、人間関係、勉強…一つ一つをミッション(使命感)をもって取り組めば、自分を支える自信になります。
語りかける口調で、勉強や人間関係などちょっと面倒だなあということも「ミッションだ!」と楽しく自分のものにしていきましょう、と楽しく読みやすくなっています。
●友達・家族
・あいさつをしよう。その場にあった挨拶ができるようになろう。そして挨拶は笑顔で明るく元気よく!
・相手の話は全身で聞く。好きなものは否定しない。
・知っているもの、事柄を増やそう。多くの人と気を合わせやすいよ。
・家族と話をしよう。家族といられる時間は少ないよ。
・SNS、スマホとの上手な距離をもとう。
●生活
・忘れ物大作には指差し確認!
・準備は前もってしておこう。出発時間や到着時間は早めに設定し、準備は前の早めに済ませておくと余裕が出るよ。
・予定表を作ろう。「絶対やらなければならないこと、楽しみなこと」がわかるようにしよう。目的とやることがはっきりして、あれもこれも…と悩まないよ。
・日記を書くと、毎日の進捗がわかるよ。
・時には我慢も必要。自分の感情をコントロールする精神力ができるよ。我慢してイライラしたら深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。(やり方は本に書いてある)
・優先順位をつける。1位、2位、3位…。1位のことが終わったら優先順位の立て直しをしよう。
●まなび
・「やるぞ!」と決めて勉強する。勉強することは自分の可能性を広げること、すると人生の選択肢が増えるよ。
・予習・復習で自信をつける。予習というのは頭の中に地図を作ること。復習は間違いを見直して同じ間違いをしないようにすること。間違いは自分を成長するチャンスだよ。繰り返しトライしよう。
・世のため人のためにできることを考えよう。働いて税金を収めるkと織田って立派な「一夜ため」。まずはいろいろな勉強をして知識を身に着けよう。
・常に自分の意見を持ち、間違えてもいいから意見を述べましょう。気をつけることは、人を傷つけず、決めつけない。
・本を読むことは人生の見方をつけること。物語を通して豊かなイメージや考え方が生まれるよ。
・音読には脳を活性化させる働きがあるよ。文字をお埋めが早く進み、声を出す口もよく動き、頭の回転が良くなるよ。早く正確に、を身につけるとミスが少なくなる。
いい文章を見つけて声に出してスラスラ唱えるとなんだか気持ちが整う気持ちがするよ。
●あそび
・体を動かすとエネルギーが湧いてくるよ。エネルギーが出るとパワーアップするんです。
・音楽は「楽しむ」もの。体で感じよう。
・すごい、きれいも「美しい」。美しいものには人を動かす力がある。自分にとって美しいものを身の回りに起き、それをみてどう思ったかを記録しておこう。
・生き物と触れ合うと緊張がほぐれるよ。生き物が喜ぶこと、嫌がることを知ろう。生き物と触れ合うと息抜きできるよ。
・植物からもパワーをもらおう。大きな木、人間より長生きな木と触れ合うことはパワーが湧くよ。
・手と脳の関係は深いといわれている、手を使う遊びをすると脳の働きが活性化するよ。
●心
・おでこに手を当てて「知(判断力)」を問う、胸に手を当てて「仁(思いやり・慈しむ心)」を問う、おヘソに手を当てて「勇(勇気・行動力)」を問うてみよう。
・憧れの人物になりきって気持ちを前向きにしよう。
・ときどき「心のお祓い」をしよう。日々の嫌なことが溜まったら、まとめて放り出す!
・辛いことを乗り越えるには経験を積むこと。
・好きなものは心の栄養。好きなものをどんどん増やそう。
・人の縁を大切に。いいことも悪いことも「ご縁」。
Posted by ブクログ
「なんで勉強するんだろう?」と同様、紛れもなく良書。
齋藤先生の経験談、実話から勇気をもらえる。具体的にどうしたら良いか、今目の前のことから実践できることが書いてあるので、読んだら試してみたくなると思う。
私がアドバイスしたときよりも齋藤先生の本を読んでいるときの息子のほうが明らかに反応が良い!笑
(おぉ〜。なるほど〜。と言いながら読んでいる)
齋藤先生の本は、本全体からプラスのオーラが溢れ出ていて、子供が凄まじいスピードで成長していく活力(エネルギー量)にぴったり合う感じがする!
Posted by ブクログ
子供にプレゼントした本
私は自分の子供と性格が違い過ぎて、理解できないと思うことが多々あります
私が大人になっているからというのもあると思うけど、、、。
子供といえど、自分とは別の人格
認めてあげなければ、、と思う反面
やればできるのに、やらない事のもどかしさ
やれる力は持ってるのに!!って思う
あーイライラしちゃう
この本を読んで前向きな心になって欲しいな
恥ずかしがるより、全力で挑戦するって
楽しいって気づいて欲しいな
Posted by ブクログ
『ミッション パッション ハイテンション』
やる気のない時の魔法の言葉
大人は自分でミッション見つけることができる
そんなに大人になりたいな
なりたい自分のためのミッションを作り出せるようになりたい
大人にも響く
人生の目標
「綺麗なものを見て感じる」
大きな目標を立てなくてもいいんだよ
目標もないし生きてても仕方ないと命を粗末に扱ってしまう
目的って
『目で見えるものに感動する気持ち』
本でもいいし日常の景色。
相手からの気持ち。
感動できる気持ちのために生きる。
そんな話をしていたのが印象的
Posted by ブクログ
「10歳の」とあるが、迷える疲れた大人にもちょうどよい本。(10歳がこの本の内容に腹落ちしたり、まんま素直に行動できたりしたら、末恐ろしい…)
Posted by ブクログ
こういう本は押し付けても読まなそう‥と思い,まずは自分が読みました。
タイトルがあり、詳細が書いているので,タイトルを読んでいくだけでも、うんうん‥とうなづくところもあったりで楽しいし,タイトルを見て興味引かれるところは詳細を読むというスタイルで子供に勧めてみたいと思いました。
Posted by ブクログ
【きっかけ・目的】
齊藤孝先生の子供向けの本。自分の息子にだぶらせながら読もうと思って大分前に買ったのを今更読み始めた。
日常の生活態度や仲間との距離の図り方など子供向けの自己啓発みたいなものかと思っていたがなかなかどうして大人向けの本でもあった。
【感想】
簡単に言うと生きていくために必要な考え方や方向性付けを「こうすると、こうなるよ」「こうやれば、生きていくために役に立つよ」とわかりやすく端的に書いている。
友だち・家族のミッション
生活のミッション
まなびのミッション
あそびのミッション
心のミッション
それぞれに6つ、最後だけ7つで計31のミッションが書いてある。
31のミッションができていない大人なんてザラにいることを思えば核心をつくことが書いてあり納得度がとても高い。
子ども向けの本にドラッカーの名前が出るとは思わなかった。それだけ今の教育というのは教え方のからくりや学びというものが発展しているのだろう。
自分の頃とは違う。
【終わりに】
子ども、大人という区別をしないで人としてのミッションと考えれば分かりやすいかと思う。ただ、大人になってあいさつをするとか人としての生き方の基本のような部類を行うと恥ずかしいということだろうか。そういう意味では、読む時期が大切ということもわかってとてもいい本ということが逆説的にわかる。