ジャレド・ダイアモンドのレビュー一覧
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各著名人の得意分野からコロナ後の世界を考察している本。
個人的に印象に残っているのは、データが新しい石油だと表現されることが多いですが、現在大量のデータが必要なのは、現在作っているAIのレベルが、まだまだ低いからという箇所。GAFAのように膨大なデータを集められるところが、どんどん権力を持っていって...続きを読むPosted by ブクログ -
かなり著名な方々に依頼してお話をまとめています。
個人的には思っていたよりもマクロ的な視点で語られており、そこから分析してコロナ後の世界が推察されているので、結局のところ私たち個人で今できることは?と自問自答せねばいけない内容です。
同時に、世界的に各専門分野で功績を残す知の巨匠たちはここまでの...続きを読むPosted by ブクログ -
著名な学者に語らせたコロナ後の世界予想。コロナと関係ない時事評も含まれ、最後は退屈。アジア圏での関係緩和を説いたダイアモンドが興味深い。Posted by ブクログ
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あくまでも途中経過、もしくは現在進行形の新型コロナの世を語っている。見通しが立たない中で共通するのは、コロナ後の世は前と決してイコールにはならないこと。世界はこれを繰り返してきたということ、だろうか。スピード感を持ってひとまずまとめられた評論を読めたのはよかったと思う。Posted by ブクログ
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それぞれの識者の考察。すべて読んだわけではないが、それぞれが置かれている環境や仕事に絡めてあって興味深かった。ブレイディ、斉藤の記事が印象に残る。前者は子供を通じての差別や思い込みの話、後者は人と接することはそれだけで暴力だったのだということ。人と対面してやりとりすることが繊細な人には暴力にも感じら...続きを読むPosted by ブクログ
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かなり興味深い内容。いつものようにそれぞれの持論を述べていて、コンパクトに一冊の新書にまとまっています
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ダイアモンド、クルーグマン、ピンカーはおれでも知っている知識人。その他3名も含め、コロナ後の世界について語る。
早い段階のロックダウンが望ましかったというのは多くの人が述べている。他にも日本にとって人口減少はアドバンテージになる、AIがワクチン開発に大きく貢献しうる、働き方の変化、感染症は戦争に直結...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻しか買っていない本
ジャレドダイアモンド 「昨日までの世界」
伝統的社会(狩猟や牧畜を生業とする社会)を西洋社会(国家が支配する工業化社会)と対比して研究した本。上巻のテーマは戦争、子供、高齢者
高齢者の有用性と社会の処遇についての論述は 人類史というより社会
学に近いが、かなり切り込んで...続きを読むPosted by ブクログ -
いつものような、知識だらだら・キャッチ明快本、というのはさておき、確かに、日本という国の不可思議なパワー、という視点は面白い。Posted by ブクログ
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世界的に著名な社会学者の人達へのインタビューまとめであるが、彼らが必ずしも日本の専門家ではないため、日本社会に対する提言としては薄っぺらい内容。これならデービッド・アトキンソンの本の方が本質をついていて納得できる。Posted by ブクログ
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戦後、過去の過ちにきちんと向き合うことで近隣諸国と関係回復したドイツ。戦いで得た独立ではなく与えられた自治のためイギリスを慕い続けたオーストラリア。日本の問題は、合わなくなった伝統的価値観や自国認識、中韓関係。アメリカの問題は民主主義の衰退。
人類と危機を語る事例として、日本が大きくとりあげられて...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻を読むのは時間がかかりました。
何もかもが定量的に捉まえる必要はないが、傾向はあって、人も国もその経験を知り、行かせることができるのは確かだなあと思いました。Posted by ブクログ -
この本は、ジャレッド・ダイアモンド氏の知ってる国々のお話し。
フィンランド、日本、チリ、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、アメリカ。
学校で習わなかった知識を得る事が出来る点で勉強になったし、視野を広げてもらえた。
アメリカについての記述ではあるけど、
「憲法や法律において民主制を掲げながら...続きを読むPosted by ブクログ -
新しい生活様式も適用され、世界は変わってしまった。
今年の初めには考えられなかったことである。
しかし、日々更新される膨大な情報に惑わされることなく、本質をとらえ何が正しいのか判断していくことを求められているような気がする。
これは、コロナに限らずすべてに言えることである。
今後の世界は誰にもわ...続きを読むPosted by ブクログ -
大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインターダイアモンド、ハラリ、グラットンの三氏あたりは、それぞれ著書が有名だ。話題になっている本が、どんな感じなんだろうというガイドにもなるんじゃないかな。他の方々は知らない人も多かったけど、AIから北朝鮮、アメリカの政治状況など、新聞をにぎわす話題について、視点が得られたと思う。Posted by ブクログ
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下巻はドイツ、戦後の日本、アメリカなどについて取り上げ、
最後に世界全来に害を及ぼす問題にどんなものがあり、今後の危機に世界はどのように立ち向かっていかなければならないかを述べています。
著書はもともと地理学を専門としているだけあり、切り口や原因に地形や風土、位置に関連性を持たせているところが特徴的...続きを読むPosted by ブクログ -
大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインタージャレド・ダイアモンド 銃・病原菌・鉄
ユヴァル・ノア・ハラリ サピエンス全史
リンダ・グラットン LIFE SHIFT
ダニエル・コーエン 経済成長という呪い
ニック・ポストロム AI万能時代
などの本を読んでいない人で彼らに興味があれば、まずこの本スタートも良い。既に読んでいれば、読...続きを読むPosted by ブクログ -
今この時点で読むと、もっと即物的に答えがほしいよ〜と思ってしまうが。部分的には、フムフムなるほどと思うけれど、自分の体験に引き寄せ過ぎではと思うとところも。要因12はやっぱり多いよ。散漫になる。Posted by ブクログ
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著者のニューギニアでの体験を通じて伝統的社会のあり方を振り返るとともに、現代社会との対比を説明した書籍。切り口は、戦争、子供、高齢者。(生活への余裕が生まれ)文明の成熟とともに司法が発達し、当事者間に委ねない仲裁手段が発達した。高齢者は経験、知識、技術が若年者より優れていたため重宝されていた。子供・...続きを読むPosted by ブクログ
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大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインター各叡智との対談形式の本。対談なので、各識者の主張根っことなる部分体系的に知ることはできない。なので、各識者の主張を別途よく理解したうえで読むのが良い本である。
ジャレッドダイアモンド
格差が現代の大問題。人同士の結び付きが異様に強いニューギニアなどの伝統社会に、教育や高齢者の取扱などについて学ぶこ...続きを読むPosted by ブクログ