ジャレド・ダイアモンドのレビュー一覧
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大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインターエピローグで語られている通り、各々が分野でのトップクラスの人のインタビューを読めるのがお得。
こういう本でどういう主張をしている人達かを知って、興味を持てたら著書に手を伸ばすのが良い使い方なのかも。
他のレビュワーさん達も書いている通り、入門書として適している。
一方、中身の薄さもやや否めない。
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大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインター知の巨人達の話は面白かったが,一方で以外と普通のことを考えているんだなと感じた.未来は基本わからないので,かもしれないとしか言えない.だったら僅かでもいいから未来を創れる人間になりたいと感じさせられた.Posted by ブクログ
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下巻では、危機の対応、宗教、言語、健康について伝統社会から現代社会への教訓を述べている。下巻で特に違和感を感じたのは、彼にとって、現代社会=アメリカ社会を前提としていることであった。言語については多言語での教育を説いているが、大体数の日本人には不可能だし、健康についても、栄養過多を問題にしているが、...続きを読むPosted by ブクログ
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朝鮮日報に掲載された下記18人のリーダーへのインタビューをまとめたもの。
アダム・グラント
ロルフ・ドベリ
セス・ゴーディン
マイケル・ノートン
ジャレド・ダイアモンド
ダニエル・ピンク
フィル・リービン
カリム・ラシッド
ヤン・チップチェイス
ケビン・ファイギ
ジョン・ライス
ブルクハート・シュベ...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な分野のプロたちが綴る、問題解決をテーマにしたインタビュー本。面白いなと思ったのは、ヤン・チップチェイスの話で、あるルワンダの女性が電気が通ってからというもの自分の家にはアイロンがあるということを魅せつけるために、外出の頻度が高くなったというもの。表面的に見栄えのするものを消費者は買い、自分の社...続きを読むPosted by ブクログ
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ニューギニアなどの伝統的社会のあり方を類例に、現代社会の価値判断を問いかけていく。
「文明崩壊」「銃・病原菌・鉄」に比べると落ちるが、それなり以上に面白い。
上巻のラストは高齢者が大切にされない米国社会への愚痴で締め。ウザい。Posted by ブクログ -
「知恵」ではない「智恵」を実践している18人の知のスーパースターたちの発言集。知らない人もいて知の変革者たちの人名図鑑になっているかも。一人一人の発言がカッコよくて痺れたりしますが、ただカタログ的に網羅されているのでビジネスHOWTO本みたいな薄く広く、に感じてしまいます。『朝鮮日報』経済版のインタ...続きを読むPosted by ブクログ
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「銃・病原菌・鉄」で著名な生物学者が、研究のために定期的に訪れるニューギニアでの生活をもとに、伝統的社会と工業化社会との広範囲かつ詳細な比較を通して、現代社会が抱える課題と解決策を提示した大作。
著者は、我々が常識として受け容れている文化や生活様式が、実は人類の長い歴史からすれば「つい最近」作...続きを読むPosted by ブクログ -
「銃・病原菌・鉄」で著名な生物学者が、研究のために定期的に訪れるニューギニアでの生活をもとに、伝統的社会と工業化社会との広範囲かつ詳細な比較を通して、現代社会が抱える課題と解決策を提示した大作。
著者は、我々が常識として受け容れている文化や生活様式が、実は人類の長い歴史からすれば「つい最近」作...続きを読むPosted by ブクログ -
今の世界の前線のビジネスマン・経営者・学者に対しての
インタビュー集。
ジャレットダイアモンド氏を筆頭にマイケル・モーリッツ。
ジョン・ライス。フィル・リービン。ダニエル・ピンクなど
わりと錚々たるメンバ。
もうひとつの特徴は、この本が韓国の朝鮮日報の経済版
でのインタビューの日本語訳ということ。
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子どもと高齢者だけじっくり読み。今の生活に生かす気づきを得られたかっていうと微妙だけども、子育てについて、直感も大事にしよう、と感じた。情報に振り回されやすいけど、親子ともに、心穏やかに安らかに過ごしたいし、そのためには常識と思われることでも息苦しそうだったらとっぱらっていいんだな、と。本の感想なの...続きを読むPosted by ブクログ
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著者のフィールドであるニューギニアの暮らしはいわゆる「未開」の社会(伝統的社会)ではあるが、我々が暮らす現代社会は10万年近い人類史から見るとほんの一瞬に過ぎない。農耕が始まる1万1000年前までは狩猟採取の生活であったし、国家の成立もたかだか5400年前。必ずしも伝統的社会はよいことばかりではない...続きを読むPosted by ブクログ
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下巻。
「危機とそれに対する反応」として、伝統的社会における「建設的なパラノイア」という態度が説明される。他部族との遭遇や怪我、病気などによる命の危険が多い社会では用心深い態度が求められ、現代社会の観点からするとパラノイア的にも見えるが、確率の低い出来事も数多く繰り返されると危険であることを教示し...続きを読むPosted by ブクログ -
今回の著作は人類が誕生して文明を築くまでの世界が舞台。
600万年前から1.1万年前までの長い時間軸の中で人類の特徴をあぶりだします。
ジャレド・ダイアモンド博士の長編論文が1.1万年前からの文明発展のことであったのに対し、より根源的な問題に取り組んでいます。
ただし、研究内容が人類の根っこ部...続きを読むPosted by ブクログ -
現代社会の1つ前の世界として、独立した生活様式を維持していたニューギニア高地人との比較を通して、戦争・宗教・社会的つながりについて考察した本Posted by ブクログ
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上下巻まとめて。
主にニューギニアにみる、現代に残る「昨日までの世界」と、西欧的な現代の社会をどうすり合わせようか、ということか。
昨日までの世界にある危険と、現代の社会にある危険はさっぱり一致しない。だが昨日までの世界に見られる建設的なパラノイアは、人が人たるためのものであったのではないか、と強く...続きを読むPosted by ブクログ -
宗教の必要性(ほぼすべての社会に偏在している理由)は「物事に説明」(物語)を得るためというところが面白かったPosted by ブクログ
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これを「温故知新」と言う。
日本人にはなじみの概念だが、これだけの文章を尽くさないとアメリカ人にはわからないのか。
前2作に比べて衝撃は無く、ネタ尽き感がある。Posted by ブクログ