ジャレド・ダイアモンドのレビュー一覧

  • 危機と人類(下)

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    ネタバレ

    下巻も面白かった。現代日本の課題は,ほんとそのとおりと思うねんけど解消されそうな雰囲気はないのは何でなんやろと思う点ばかり。その他の分析もすごく参考になった。
    こういった類の本は,たいてい文章が難しすぎて頭に入ってこないんだけど,この本は違った。訳が上手なのか,原文がそうなのか。
    うなずくことになる意見ばかりだったけど,原発と原爆投下についてはちょっと言いたくなった。けどそれはそれで読んで勉強するところなんだと思う。

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    2020年06月01日
  • 危機と人類(上)

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    ネタバレ

    ものすごくおもしろい。まず「囲いをつくる」というのがとても参考になる。心理学か何かの基礎だとか書かれてた記憶だけど,もっと人生の早いうちから知っておきたかった(けど,あまり人生経験がない中だと,その知識の重要さを認識できず素通りしていたかも)。
    本論の方もとても面白い。死ぬまでに世界史を勉強せなあかんなと改めて思う。

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    2020年06月01日
  • 危機と人類(上)

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    個人の人生には、自己分析を行い、自分の課題を認識して、それの改善に取り組むことが当然ある。

    それを国家に当てはめ、過去に国が直面した課題、それに対してどう対応し、どんな現場が生まれているのかを体系的に説明いた本。

    個人に当てはめると、自分の課題が、国家の危機に当たる。
    どこまでも現実路線を貫いた国の決断や、逆に国の失政についても学べる。
    上はフィンランド、日本、チリ、インドネシアについて書かれている。

    世界史を専攻していなかったので、全然知らない世界の歴史についても自然と学ぶことができた。

    ジャレドダイヤモンドさんの博学にはビビった。
    というか取材と下調べが深い。

    的確に自己を捉え、

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    2020年05月11日
  • 危機と人類(下)

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    ジャレドダイアモンド氏の他の著書に比べてインパクトが薄い気がした。ドイツ、オーストリア、日本、アメリカの危機とそれの対処法が書かれていた。強制収容所、ヒトラー、ウィルヘルム2世、日本の教育、国債、少子高齢化、移民の受け入れ、キューバ危機、気候変動、風土病。最近のコロナウイルスも想定に入っているところは凄いと感じた。

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    2020年05月05日
  • 危機と人類(上下合本版)

    SO

    購入済み

    危機と人類

    名著「銃、病原菌、鉄」ほどの衝撃はなかった。文章が他のダイヤモンド氏の著作に比べて叙述的だった。ただ、日本に関する記述が多く、身近に感じられる部分が多かった。アメリカと日本の危機についてわかりやすく書かれていた。

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    2020年05月02日
  • 危機と人類(上)

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    銃のやつの前にこちらを読んでしまった
    維新のくだりしっくりきた。日本の知人に教えてもらった旨の記述がありますが、その人が素晴らしいのだろうな

    サピエンス全史のような一本の筋は見えにくく、単に史実を羅列しただけに見えたので1点減点

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    2020年05月02日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ー たとえば、お金というものには客観的価値は何もありません。お金の価値は、多くの人がドルや円について同じストーリーを信じているという事実から出てくるのです。ほとんどの経済学者はそのことをわかっています。

    私は決して「これらは虚構だ。信じるのをやめようではないか」と言っているのではありません。もし信じることをやめれば、経済システム全体が崩壊します。そして他人同士はお互いに協力できなくなります。しかし、注意しなければならないのは、われわれは虚構の奴隷になるのではなく、虚構がわれわれのために機能するようにしなければならない、ということです。

    人間は長い時間の中で、目の前にあるものが現実なのか、そ

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    2020年04月22日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    AIと人類との関係はどうあるべきか。4名の著名知識人が持論を述べる。技術者としてではなく、経営者的な観点からAIというものに興味がある方は是非とも読んで欲しい本。

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    2020年04月11日
  • 危機と人類(下)

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    下巻は、ドイツとオーストラリアにおける過去の危機、そして、現在進行形の日本と米国の危機などが取り上げられ、最後には世界的な問題と、これらの実例から一般化された法則の有無が検討される。
    オーストラリアの歴史が中々面白かった。アジア・太平洋に位置しながら英国との一体性というアイデンティティを次第にアジアの国という位置付けに変えていった国民意識の変容がどのようなものであったか、当事者でないと分からない部分はあると思うが、様々な出来事や要素が挙げられていて興味深い。
    日本の現在の危機については、概ね理解できるが、資源に乏しい日本が海外の資源を濫費しているという指摘は、少々理解に苦しむ。そういうイメージ

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    2020年04月07日
  • 危機と人類(上)

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    国家の危機に際し、その国あるいは国民はどう対処したのかというテーマで事例を検討する。それは国家的危機の歴史であると同時に、ここで取り上げられた個々の国の重要な歴史を垣間見ることにもなる。
    上巻では、20世紀前半のフィンランド、明治維新前後の日本、ピノチェト時代のチリ、スカルノとスハルトが統治するインドネシアが取り上げられている。日本人として、明治維新の歴史が一番よく分かるのはもちろんだが、その他の事例も大変興味深い。それは、ピノチェトやスカルノといった身近な歴史であるからと同時に、やはり、国家的危機への対応というその国の歴史のある種のハイライトだからでもあろう。
    下巻も楽しみ。

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    2020年02月26日
  • 危機と人類(下)

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    2020年15冊目

    下巻では、ドイツ、オーストラリア、現代の日本、アメリカを扱う。

    上巻にも登場した戦前から戦後の日本に続いて、現代の日本について扱う。少子高齢化や資源の獲得について著書は人口が減ることで、日本は必要以上の資源獲得に走ることなく、改善していくと考える。但し、戦争への認識については改める必要があるとか。

    歴史は何が正しくて何が間違っているかはその時点ではわからないけれど、ひとつ言えることは強者が歴史を作ってきたことは事実の様な気がしました。

    オーストラリアはイギリスとの関係から、アジアやアメリカとの関係に重点を置く。

    ドイツは戦後は隣国との関係改善に力を注ぎ、ドイツ統一

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    2020年02月21日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    「人類史」レベルのマクロな視点で支持を集めるベストセラー作家らのインタビューを集めた一冊。各人の主張は著書に譲るとして、こと日本の未来に関わる著者らの考えを知ることができる。

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    2020年01月02日
  • 危機と人類(下)

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    下巻は7カ国の国家の近現代史を俯瞰して、世界共通の国家課題への対処方法を心理療法の手法を使って分析したうち、ドイツ、オーストラリアを扱い、最後は「進行中の危機」と称して日本とアメリカに焦点を当てつつ、世界全体を対象に危機の対処方法を提示した著作。

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    2020年01月02日
  • 危機と人類(下)

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    読み終わりましたー!

    ちょっとした達成感(笑)
    上巻レビューも割と詳しく書いたので、こちらは概要的なものは飛ばして、中身に入ります。

    上巻に引き続き、国家が危機を乗り越えた事例としてドイツとオーストラリアの紹介があります。

    ドイツについては、敗戦にまつわる自己憐憫的な振る舞いから一転し、政治的中枢を担う人物がきっちりナチスドイツの暴虐を謝罪し、教育にもその反省が生かされている点が評価されていました。
    その点で、曖昧な態度を取り続ける日本の今の問題点も、後の章で取り上げられます。

    オーストラリア編では、母なる国イギリスへの奉仕を中心に進んでいきます。
    これを読んだ時、オーストラリアではな

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    2020年04月12日
  • 昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来

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    今まで読んだダイアモンドの作品とは一線を画している様な気がする。

    この作者がずっと研究してきた伝統的社会との比較を通じて、現代社会への問題提起をしている。
    どれが正しいとか間違っているとかの判断を下そうというものではなく、哲学的な色が強いかな。
    恐らく晩年に達している作者は、自分の研究から得た考えを集大成的する意味合いで作ったと思う。それだけに作者の強い思いが伝わってくる。


    自分と他者とを区別する境界線から始まって、「平和と戦争」・「子育てと高齢者」についての考察が上巻の内容。
    作者のいうところの工業化社会に属している自分にとって、全く別の価値観(伝統的社会の価値観)を提示する

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    2019年07月24日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    <目次>
    プロローグ
    1ジャレド・ダイアモンド(銃・病原菌・鉄)
     資源を巡り、文明の崩壊が起きる
    2ユヴァル・ノア・ハリ(サピエンス全史)
     近い将来、役立たず階級が大量発生する
    3リンダ・グラットン(ライフシフト)
     人生100年時代、生き方は3つのステージからマルチステージへ
    4ニック・ボストロム(スーパーインテリジェンス、AI学者)
     AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する
    5ダニエル・コーエン(フランスの経済学者)
     テクノロジーは中流階級を豊かにしない
    6ウイリアム・J・ペリー(クリントン時代国防長官)
     北朝鮮は核開発をあきらめない
    7ジョーン・C

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    2019年06月15日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    国際ジャーナリストが、ジャレド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットン、ダニエル・コーエンほかの世界の知の巨人8人にインタビュー。
    AIと格差の未来の世界はどう見通せるのか。
    情報として参考になるが、鵜呑みにするのではなく、新たな情報をもって検証しながら自分で検証すべきものだと感じた。
    19-45

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    2019年04月26日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    最初の2人、ジャレド・ダイアモンド氏とユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビューが最も印象的だった。特にハラリ氏の論は、ほぼ同年代の自分にとって斬新な切り口ながらながら納得できる内容と感じられた。

    ・われわれはこの世にリアルに起きていることと、想像の中で作り出したストーリーを区別する能力を失いつつあります。
    ・われわれはパワーを獲得することには長けていますが、パワーを幸福に転換する方法はわかっていません。
    ・今は、三十年後の社会がまるっきりわからないのです。
    ・歴史から学べることは、油断してはならない、ということ。愚かさへの油断を防ぎつつ、叡智を信じる態度が戻られる。
    ・人生を生き抜く上では、絶

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    2019年03月16日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    著名な研究者や思想家のインタビュー。現在の時の人の、それぞれの考えが要約されている。
    読み応えはないが、インスタントでわかりやすく手っ取り早い。
    入門書として良い感じ。

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    2019年02月03日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    人工知能と格差を主題にインタビューしたもの。ダイアモンド、ハラリ、コーエンがよかった。

    民主主義は、人類が直面している難題を処理する能力を失いつつある。テクノロジーの進展によって経済や社会が変化するスピードが加速しているため、有権者も政治家も、世界で何が起きているのか、将来どうなるのかを理解することができなくなっているため(ハラリ)。

    テクノロジーが多くの格差をもたらし、多くの人が取り残された。テクノロジーの直接の恩恵を受けている人の生産性は向上したが、その範囲は限られている(ダニエル・コーエン)。

    ベーシックインカムは、何が不可欠でいくら必要なのかを決めるのが難しく、コンセンサスを得る

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    2019年01月16日