ジャレド・ダイアモンドのレビュー一覧
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もう少しでいいので、それぞれの人の話をテーマを絞って深掘りして欲しいなと思った。
最後の柚木さんの話がやはり一番印象に残った。苦労されてる分、意識が高いのだなと、彼女の昨今の著書の傾向に納得。Posted by ブクログ -
この本が出版されてから1年半程度が過ぎていて、今読むとやや古い感じもするが、さすが論客が揃う中、それぞれの考えのエッセンスが出ていて、コロナ禍にどう対応していくのか、という点で示唆を得られる。コロナ、ウクライナ、デジタル。そんな経験をしているここ2年のように思う。Posted by ブクログ
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コロナ後というよりも、コロナも含む今、そして未来を見据えジャレドダイアモンドやスティーブンビンカーなどの大御所著名人が語る。コロナを冷静に分析できない認知バイアスの問題、高齢化社会においていかに税収を確保するか、GAFAの存在はどう変わっていくか。
どれも興味深い話題。個々の内容が若干浅いのが物足...続きを読むPosted by ブクログ -
2020年夏に刊行された本。コロナ後の社会の変化について。 人間、生命、歴史、国家、くらしと文化をテーマに21人の知性が語る。
インタビューと寄稿された文で構成されている。コロナが蔓延し拡大していた頃の見解なので、現在の視点で読むとやや違和感がある意見もあるけれど、総じてコロナをきっかけに、今後社会...続きを読むPosted by ブクログ -
大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインターダイアモンド、ハラリ、グラットン、コーエン等の研究者へのインタビュー集。
今、世界が抱えている問題について、それぞれの立場から語られる。編者の大野は、特に共通する要素としてAIと格差を挙げているが、必ずしもその二つが最重要というわけではない。Posted by ブクログ -
世界の知性がコロナだけでなく日本の状況にも言及している点が興味深い。
コロナについては、災厄ではあるものの、国際協調の重要性や正統で客観的で科学的なメディアの重要性に世界が気付いたという点で良い影響も考えられるという視点と、中国のような独裁国家は局地的にうまく機能することはあっても、政権の誤りがその...続きを読むPosted by ブクログ -
世界的なパンデミックとなってしまった現状から今後どうなるのか、様々な観点から知識人の意見がコンパクトにまとめられて良かった。
コロナ以外にも、AIやGAFA、経済動向などの話も織り交ざっており、勉強になった。Posted by ブクログ -
2021.20
・共産主義のほうが動きが早い
・デジタルスキルの向上
・生産性資産(人間関係)、活力資産(健康)、変身資産を持つことが必要
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ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。
養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をや...続きを読むPosted by ブクログ -
銃・病原菌・鉄の大陸間の緯度経度で、民族の発展が大きく異なるって考察がとても参考になったので。
上巻はフィンランド、日本、チリ、インドネシアの国家的危機について。
国家的危機を個人的危機に当てはめて考察する本書のテーマは新しいと思う。
上の書籍もそうだけど、この人は個別の問題を一つのフレームワー...続きを読むPosted by ブクログ -
期待した内容ではなかった、、、
タイトル負け な感じかな。。。
各コラムが書かれてから1年経ってしまったので、答え合わせ(経済も壊れてないし、コロナも欧米に比べて日本では大したことなかった)ができてしまうからかな。。Posted by ブクログ -
コロナ後の世界についてオムニバス形式で多面的に議論されている。コロナというタイトルだが、正直コロナにあまり関連しない話もある。
印象的な言葉
人類はテクノロジーの発達と共にそれに対する安全策も発達させてきた。
例えば火の発明からの、消火防火テクノロジーまたは規則などの発達。
しかし、最近のテクノロ...続きを読むPosted by ブクログ -
もう1年近く前に出たもの。毎日一番の話題として付き合うのが当たり前になったコロナだけに、さすがに古さが目立つ印象。Posted by ブクログ
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上巻と違い、現代日本をこき下ろしている。
まあ、客観的にはそうみられているのだろうなと言う感じ。
日本は国益にそうか、ということよりも国民感情みたいなところのプライオリティが高い施策が多く、それが客観的には、ちょっと政策がクソだなと思われていると。
まあ、アメリカも大概だが、日本ももっと国益を考...続きを読むPosted by ブクログ -
日本について多く言及されているので、興味深い。
特に前半上巻での、明治時代の日本の「選択的変化」についての言及は納得感が高い。
つまり、ペリー来航を機に変えるもの(封建制度)と買えないもの(マインドセットや天皇制)をうまく選び取った稀有な例であると。
あとはフィンランドの対ロシアの弱腰外交を評価し...続きを読むPosted by ブクログ -
【内容】第1章 独裁国家はパンデミックに強いのか ジャレド・ダイアモンド/第2章 AIで人類はレジリエントになれる マックス・テグマーク/第3章 ロックダウンで生まれた新しい働き方 リンダ・グラットン/第4章 認知バイアスが感染症対策を遅らせた スティーブン・ピンカー/第5章 新型...続きを読むPosted by ブクログ
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新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり、多くの生命と日常を奪った。この危機にどう向き合えばよいのか。各界で活躍する精鋭たちの知見を提示し、アフターコロナの新たな世界を問う。『朝日新聞デジタル』連載を書籍化。
もう少し突っ込んだ話を読みたい。Posted by ブクログ -
トランプ元大統領が引き起こしたアメリカ分断の危機。この本を読めばわかるかも。
国内分断が、国家的な危機を招く。
個人的危機から国家の危機を簡単づけてわかりやすい。
統計的な判断ではないが、著者の関係の深い国フィンランド、日本、チリ、インドネシア、ドイツ、オーストラリアの事例と危機後の国民の向き合い...続きを読むPosted by ブクログ