ジャレド・ダイアモンドのレビュー一覧

  • 文藝春秋2月号

    文芸春秋3月号

    年間購読にしているのですがどうしたら読めますか
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線
    コロナ禍の数年前、未来がわからない時に書かれた文章を一応社会が再び動き出した時に読む。そこには色々な気づきがあると思いました。
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか
    ジャレッド・ダイヤモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラッドストンなど2010年代20年代のスーパー著作家達を取り揃えたインタビュー記事。
    特に気になった箇所のみ

    ダイヤモンド氏
    国家間格差‥貧しい国から裕福な国に人が動く。野心に満ちた移民でイノベーションが生まれる場合もあれば、テロや感染症...続きを読む
  • 未来を語る人(インターナショナル新書)
    未来の資本主義についての識者の見解を集めた書籍。資本主義の問題点、特に格差にについてはいろいろと指摘をされているが、これだけの人たちを集めてもその解決に決定打がないということは、現況を受け入れるしかないのか。
  • 危機と人類(上)
     つぎの一〇年において、これらの問題は日本にどのような結果をもたらすだろうか? 現実的にみて、日本が現在直面している問題は、一八五三年の唐突な鎖国政策の廃止や、一九四五年八月の敗戦による打撃に比べれば大したものではない。これらのトラウマから日本がみごとに回復したことを思えば、今日、もう一度日本が時代...続きを読む
  • 未来を語る人(インターナショナル新書)
    資本主義に対して各識者が色々な主張をしているが、中には反対するような論説もありそれぞれが論理だっているので難しい問題なのだと再認識。脱物質化で環境問題にも対応できると言っているアンドリューマカフィー氏の章だけハテナがたくさんあった。人類が利用している資源量は近年になって減ってきているという主張だが、...続きを読む
  • コロナ後の世界
    「コロナ後の世界」というタイトルですが、あとがきによれば、本書はもともと2019年から進められていたインタビュー企画に、今回のコロナ禍を組み合わせて内容を深めたようです。まず中身以前に、この6人をよく選んだなという意味で強いユニークさを感じました。たとえていうなら、服のセレクションショップで、「思い...続きを読む
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線
    現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
    この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そ...続きを読む
  • コロナ後の世界
    コロナ後の世界について、様々な海外の有識者が書いた一冊。

    オムニバス形式なので内容はバラバラだが、どれも分かりやすく説得力があった。
  • 昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来
    下巻では、伝統的社会における危険の考え方、生活する上で避けては通れない、思想における宗教や言語、病気などの健康が語られる。
    危険については確かに社会が違えば危険も違う。我々は交通事故を軽視しているのだろうか。あるいはマスコミの煽る非日常の危険ばかりを気にしているのだろうか。
    宗教や言語は少数派は淘汰...続きを読む
  • 昨日までの世界(上)―文明の源流と人類の未来
    ダイアモンド氏 3編目。
    伝統的社会と現代社会を比較しながら、様々な考察を行う。相変わらず膨大な知識に基く検証は凄いの一言。
    上巻では語られるのは商売などに代表される取引の実情、戦争、子育て、高齢者など。
    取引と言っても現代では通貨があるが、伝統的社会では主に物々交換。地域や民族によって生産される物...続きを読む
  • 第三のチンパンジー 完全版(上) 人類進化の栄光と翳り
    ヒトと動物の違いは何か、について人類学的な様々な角度から考察。実はホモサピエンスは類人猿類で最後に分岐されたわけではないこと、高度な技能を音声機能の進化により伝達できたことがはじまりであること、口伝だった時代に大事だった年寄り、高度な技術の蓄積が子どもの長い未熟期間につながり、オスもメスと協力して長...続きを読む
  • 第三のチンパンジー 完全版(上) 人類進化の栄光と翳り
    芸術の起源と、様々な動物の雄雌がどうやって配偶者を見つけるか(特にアズマヤドリ)の話が興味深かった。
    序盤の、人間の雄雌の性器の大きさについての言論も面白かった。
  • 第三のチンパンジー 完全版(上) 人類進化の栄光と翳り
    第三のチンパンジー、というタイトル、??でしたが、進化の系統樹では、ボノボとチンパンジーの方が新しくて、人を系統樹で見た場合、何も知らずに地球にやってきた宇宙人から見ると(客観的に見ると)第三のチンパンジーに分類できるということに、まず、驚きました。
    第三のチンパンジー、そういう視点から見ると、いろ...続きを読む
  • 第三のチンパンジー 完全版(上) 人類進化の栄光と翳り
    人生での出逢いについて、6歳頃の出逢いについて。長女の6歳頃の環境について。など、あまり振り返ったりしなかった時期について、真面目に思い出そうとしました。そうか、あの人か?なんて。
  • コロナ後の世界
    それぞれの立場で言っていることがある。ワクチン肯定だったり、AI礼賛だったり。しかし、得てしてヨーロッパの言論はこのコロナを肯定的に捉えようとしているのがわかる。
    コロナの感染者数が高めのままだが重症化、死亡するのが高齢者のみに限られることがわかり、経済をとにかく回せとなって解禁してきている2022...続きを読む
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか
    別にれいわ新選組の支持者でも無いのだが、山本太郎が言っていた発言で共感したのは「生産性で人間をはからせない」というセリフだ。子供達がスマホに夢中になる事をネガティブに捉え、スポーツや勉学に励む事を善とする価値観がある。学校で教わるような道徳的価値観であり、これは生産的な人間か否かが物差しとなる。現実...続きを読む
  • 第三のチンパンジー 完全版(下) 人類進化の栄光と翳り
    非常に面白かった。
    上巻は正行為に関わる論点が多く筆者の嗜好性が出てたり、古さを感じさせたり、冗長な印象だったが、下巻は面白い。
    人類史みたいな部分が筆者の強みだと思う。

    ヨーロッパの起源がステップ地域の遊牧民族にある話、ポリネシア人、ネイティブアメリカンのジェノサイドの話など。
    非常に面白いし古...続きを読む
  • 危機と人類(上)
    フィンランドのマリン首相の訪日、5/12NATO加盟の意向表明、本書を改めて読み直しました。
    =ソ連が安全でないと感じている限り、フィンランドの安全はありえない。
    =マリン首相の発言にある、ウクライナ侵攻で、ロシアとフィンランドの関係は根本的に変わった。
    今後、このままでは何が起こってしまうのか。日...続きを読む
  • 危機と人類(下)
    上巻に比べると、読み易さは変わらないと言えども、現在進行形という事もあり、非常に呻吟しつつ読んだ感じ。
    二度目に取り上げる米、豪州、独逸が俎上に。

    自国だけってアメリカへの切り口は鋭く、内容もつぶさ。方策論も多岐にわたる。
    豪の現代史、特に英国コンプレックスを切り抜け、日本の侵略までが知らない事ば...続きを読む