ジャレド・ダイアモンドのレビュー一覧

  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    別にれいわ新選組の支持者でも無いのだが、山本太郎が言っていた発言で共感したのは「生産性で人間をはからせない」というセリフだ。子供達がスマホに夢中になる事をネガティブに捉え、スポーツや勉学に励む事を善とする価値観がある。学校で教わるような道徳的価値観であり、これは生産的な人間か否かが物差しとなる。現実問題、資本主義でその指標を用いない事は不可能に近いが、いずれ、こうした尺度で人間は測られず、人間に求められる生活スタイルがどうなるかも不確かな時代が訪れる。

    AIが台頭してくる事で我々は「役立たず階級」になるとユヴァル。経済成長には、人間とテクノロジーの融合が必要であり、人間性を明確化する必要性を

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    2022年06月06日
  • 第三のチンパンジー 完全版(下) 人類進化の栄光と翳り

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    非常に面白かった。
    上巻は正行為に関わる論点が多く筆者の嗜好性が出てたり、古さを感じさせたり、冗長な印象だったが、下巻は面白い。
    人類史みたいな部分が筆者の強みだと思う。

    ヨーロッパの起源がステップ地域の遊牧民族にある話、ポリネシア人、ネイティブアメリカンのジェノサイドの話など。
    非常に面白いし古さを感じない。

    また巻末にある、人間の自然破壊に対する一般的な意見への反論が示唆深い。
    人間による環境破壊は、長期目線で見たときに、隕石衝突などと比べて大したことはなく、地球温暖化も過去に何回もあったため、大したことない、と言う論に対する反論として、自然消滅のスピードが過去と比べて明らかに早いこと

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    2022年05月27日
  • 危機と人類(上)

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    フィンランドのマリン首相の訪日、5/12NATO加盟の意向表明、本書を改めて読み直しました。
    =ソ連が安全でないと感じている限り、フィンランドの安全はありえない。
    =マリン首相の発言にある、ウクライナ侵攻で、ロシアとフィンランドの関係は根本的に変わった。
    今後、このままでは何が起こってしまうのか。日本の(これからの予防的外交)の内容を1市民として考えさせられる週末です。

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    2022年05月14日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    8人の知の巨人が、怒涛の変化を続ける21世紀について未来を推測する
    前段は、高齢化、AI 後段は、技術、格差、そして現在のUSA
    気になったのは、次です。
    ①ジャレット・ダイアモンド
    ・日本は最高齢社会なのに、定年退職制がのこっているのはおかしい
    ・経済性多様性、人間の多様性ともに少ない日本にはイノベーションが起きにくい
    ②ユヴァル・ノア・ハラリ
    ・社会の急激な変化のため、21世紀にあった政治システムは現れていない
    ・AIが生み出す「役立たず階級」が多量に発生する
    ③リンダ・グラットン
    ・人生100年時代は、労働問題の解決(定年の廃止)と、生涯学習が必要
    ⑦ジョーン・C・ウィリアムズ
    ・米白人

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    2021年12月16日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    第2弾の方が面白かったから、遡ってこの第1弾も。識者による未来予測だから、概ね似た内容になるのはむべなるかなで、『とんでもないな』って思うことは無い反面、そこまでインパクトの大きい論説には出合えなかったり。ただ、そんな中でも探検家・角幡さんの投稿はかなり移植で、だからこそ際立って面白く感じられた。コロナ突入のちょうどその時期、極地単独踏破を敢行していたなんて、まさにリアル浦島太郎。そんな状況に身を置かれていたとは。色んな意味で得難い体験。面白かったス。

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    2021年12月09日
  • 危機と人類(上)

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    観光でしか訪れたことのないフィンランド、チリ。ナショナルアイデンティティという視点から国の在り方や国民性が分析されるとは。銃・病原菌・鉄にも劣らず日本の明治の動きも記されており、興味深く読み進められた。

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    2021年11月29日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    知の巨匠たちによる、将来の予測のきっかけになる本。コロナ前に書かれたものだが、コロナ禍でも通じる考え方(感情ではなくデータを重視する、人々の分断)もあり非常に参考になる。
    また、ネル・アーヴィン・ペインターの、アメリカの分極化の話は面白かった。白人の中流階級の人たちが差別をされていると感じているとは思っていなかったので、目から鱗だった。

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    2021年08月28日
  • コロナ後の世界

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    ネタバレ

    コロナに対する見方が本書で変わった。過度に恐れる必要はなく、むしろ今後ウィズコロナをどう過ごしていくか考えることが大事なのだと思った。

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    2021年06月26日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の未来のお話が1年経った今も現在進行形の状況でもフィットする内容でした。専門分野の方達がそれぞれの違った視点で社会とパンデミックの関わり合いがとても参考になりました。今後さらに深掘りしたいですね。

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    2021年06月15日
  • コロナ後の世界

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    コロナの情報としては古い(2021年5月現在。2020年7月の新書なのでやむを得ない)けど、それ以外はとても興味深く読めた。

    違う見解もありつつ、海外の知識人たちが日本に対してほぼ同じように感じているんだなーと思ったのが、結婚後の女性の負担が多いところと定年退職が不要では?という話。

    海外から見ても異様なんだね、日本の結婚後の夫婦間の家事育児分担(笑)
    たしかに、双方が仕事を持つのになぜ育児も家事も女性がするんだろう。私も思う。
    定年退職については詳しくないからわからないんだけど、働きたくても辞めざるを得ないのはたしかにおかしい。気力体力的に辛いならリタイアは全然ありだけど60代はたしかに

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    2021年05月02日
  • コロナ後の世界

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    海外のコロナ対策にあまり目を向けれていなかったので、各国の対策について国内の人間はどう感じているのかやモデルとなるような対策など様々なことが知れてよかった。
    コロナ後のことにも目を向けるきっかけになり、特に日本の少子高齢化それにともなう労働力の枯渇については多様な意見がありこのような考え方もあるのかと目から鱗だった。

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    2021年03月09日
  • 昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来

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    ネタバレ

    下巻読み終わりました。
    個人的には、下巻の方が上巻より面白かった。

    危険な事への対応と宗教や健康について、小規模社会と現代の西洋社会の違いについて説明しています。

    面白かったのは危険に対する建設的パラノイアと健康について。

    建設的パラノイアとは、ニューギニア人が、さほど危険では無い事について、被害妄想なくらいに心配するという行動から付けた作者の造語です。
    作者がニューギニア人と森に出かけ、野宿をするとき、大木の下で寝ようかと持ちかけたところ、木が倒れて死ぬかもしれないので、絶対に嫌だ、と断られたという。ニューギニア人は一年に100日、40年で4000日くらい野営をする。たとえ、1000回

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    2021年02月23日
  • 危機と人類(下)

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    危機をどうキャッチして伝えるか?戦時や破綻以外に。その視点が足りない気がする。あるべき姿、国や企業をこうしたい、することがワクワクする未来が来る。その想いが無いから危機を感じないのかな、と。日本の記述は示唆に富んでる。

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    2021年02月23日
  • コロナ後の世界

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    思ったのとは違って小手先の世界観ではなくもう一個上のレイヤーの話だった。けど面白かった。世界から見て日本がどう見えるか。井の中の蛙をしみじみ感じた本。

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    2021年02月23日
  • 危機と人類(下)

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    何事においても、何かを変化させるときには最低限自分が行動することが必要だと言う事を皆が理解していれば、人のせいばかりにする事も随分少なくなるだろうに。

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    2021年02月01日
  • 危機と人類(上)

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    第2章
    なぜフィンランドが豊かで、世界トップクラスの科学・教育リテラシーがあり、社会民主主義国家なのか
    そこには大国ソ連と長い国境を接する地政学的理由があり、類稀な愛国心があり、人口600万という小国ならではの綱渡り外交があった
    真田三代みたい!

    第3章
    鎖国日本に対する西洋からもたらされた危機に江戸明治の日本がどう対応したのか
    海外の知の巨人が書く明治維新は新鮮だが、概ね「まあそうだよね」って感じ
    明治維新と、太平洋戦争時の日本の指導者の対比は興味深く読んだ。正確な自己評価の違い。

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    2021年01月23日
  • コロナ後の世界

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    <目次>
    はじめに
    第1章独裁国家はパンデミックに強いのか
    第2章AIで人類はレジリエントになれる
    第3章ロックダウンで生まれた新しい働き方
    第4章認知バイアスが感染症対策を遅らせた
    第5章新型コロナで強力になったGAFA
    第6章景気回はスウオシュ型になる
    あとがき

    P147FBとグーグルのアルゴリズムはつながりを検知
    する~よい記事と判断~多くの人の目にふれるように
    ~ランキング上昇
    反論の多い記事は上昇する⇒フェイクへ

    P192ロックダウンを早期にしても経済を止めることに
    変わりはないので、失業率は同じ


    知の巨人へのインタビュー本

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    2021年01月17日
  • 危機と人類(下)

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    読み終わってから知ったけど、「銃・病原菌・鉄」の著者なんだ!!
    この本はいくつかの国の危機(日本も開国と敗戦の時で取り上げられている)について、12の視点で分析したもの。
    歴史、心理、政治、経済、気候などなどを複合的に学べる一冊。
    そして、国や組織、個人が危機に陥った時に頭を落ち着かせて、状況を把握し、危機の原因を分析し、対応法を考えられるようになる助けにもなるかもしれない。

    そして、日本への厳しい指摘はできるだけ多くの日本人に読んでほしいし、受け止めなきゃと思う。

    因みに、分析軸は下記。
    1.危機に陥っていることを認める
    2.責任を受け入れる。被害者意識や自己憐憫、他者を責めることを避け

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    2021年01月04日
  • 危機と人類(下)

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    注)感想は上巻と同じです

    ジャレドさん、銃病原菌鉄に続いて2冊目。
    この本では、いつくかの国に訪れた危機と、その危機にどのようにして対応したのかが描かれている。

    まず、はじめに思ったのは、知らないってことは恐ろしいな、と。この本に書いてあることが、真実なのかどうか、私には確認する術がないけど、それでも、歴史について知ることは自分の考え方に幅をもたらしてくれるような気がする。

    例えば、フィンランドの話し。ソ連との関係性について、その内情を知らない人から見たら、なんでそこまでソ連の機嫌を伺うような振る舞いをするのか、理解ができないことだろう。でも、それまでのソ連との関係からフィンランドの人々

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    2021年01月04日
  • 危機と人類(上)

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    ネタバレ

    ジャレドさん、銃病原菌鉄に続いて2冊目。
    この本では、いつくかの国に訪れた危機と、その危機にどのようにして対応したのかが描かれている。

    まず、はじめに思ったのは、知らないってことは恐ろしいな、と。この本に書いてあることが、真実なのかどうか、私には確認する術がないけど、それでも、歴史について知ることは自分の考え方に幅をもたらしてくれるような気がする。

    例えば、フィンランドの話し。ソ連との関係性について、その内情を知らない人から見たら、なんでそこまでソ連の機嫌を伺うような振る舞いをするのか、理解ができないことだろう。でも、それまでのソ連との関係からフィンランドの人々がどのように考えるに至ったの

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    2021年01月04日